ゆきにゃんのキン肉マン2世・究極の超人タッグ編情報です。
月曜の二世ですー
タイトルが「悪魔のテリーマン」のわりに、なんか急に普通の戦いっぷりに。
最初に頭の傷を執拗に攻めたのは、ヘルヘル対決の異常なクリーンファイトだったウォーズマンからしたら、あきらかに正義超人としてNGなんですけど、それ以降は普通。
カオスが関節技を使うも、実践不足で微妙なツボをわかっていないだのなんだので、手玉に取られて、テキサスクローバーホールドに固められて悶絶したり。
カオスはカオスで、マシンガンズに失望したせいで暴走気味で、クローバーホールドをはずした後も深追いして、Wキン肉バスター(どう見てもバスターバリエーションPART5)をくらってダウンしたり。
そこでラーメンマンの亡霊?が話しかけてきたところで次回。
ちなみに、ネプおじさんはこの様子を見てかなりのご不満。
付け焼刃のクロスボンバー程度でペースを崩されて、さっぱりダメなヌーヴォーを見てると、未来から来たものとしては、新世代の強さはこんなもんじゃなかっただろうというかんじで。
ネプおじさん、善人化フラグでしょうか…
そもそも、覚醒直後、異常な強さだったカオスはなんだったんだ…
なんか久々にまともに戦ってるのを見れました、びっくりしました(笑
マシンガンズは、やたらと経験の差を語ってるかんじなんですけど、そもそもキン肉マンって、ろくな経験もないままロビンに勝ってチャンピオンになりましたよね。
怪獣とプロレスしてただけで、ダメ超人だったし…
それにひきかえ、マンタは試合数だけならスグル以上の経験をつんでるわけだし、カオスも経験不足といったって、2000万パワーズに勝ったわけだし…
経験の差がどーのとか、相手が正義超人なのにヒール状態とか、2000万パワーズ戦とやってることが同じなのが気になるというか…
砂時計の展開がひどすぎたので、それに比べれば十分なんですけども…
まぁ、二世自体がパラレルワールドで、キン肉マン二世の世界のマシンガンズは、キン肉マンの世界のマシンガンズとは微妙に違うということなんでしょうけども…
今回は久しぶりに普通に見れました。私が、キン肉マンで見たいのは感動する試合なので、初代の頃見たいに感動する試合を見てみたいです。
今回テリーマンは的確に技を決めていただけなのに、まるで悪人のような扱いはちょっとおかしいと言うか、カオスの怒りの矛先がずれてしまっている気がしますね。
もう、すっかり悪人のふりをして後輩超人を鍛え上げるモードに入ってしまったマシンガンズですが(王位編のカメハメのように)まず感じる違和感が「旧作主人公・マシンガンズを超える、新主人公・カオス」になってしまっていて万太郎の存在が台無し。次に、この構図はキン肉マン二世という漫画の冒頭で年老いた伝説超人に勝って新世代超人がヘラクレス・ファクトリーを卒業していくという場面ですでに終えている話題なのです。全く同じ事をもう一度やっているのは蛇足ではないか、というのが二つめの違和感。
20世紀では存在自体があり得ない強敵・再生アシュラマンを倒した未来の強豪万太郎と、20世紀最大の強敵・悪魔将軍を倒したキン肉マン、という対比を押し出して、戦歴も同等の勝負なのだという形にした方が良かったはずです。ゆきにゃんさんも言われるとおり、対悪行超人での経験は万太郎の方が上でしょうに。
キン肉マンから見て、万太郎に欠けている経験不足という面を突いていくとしたら、それは万太郎が対悪行超人に特化した促成栽培の強さでしかないという面を強調すべきでした。万太郎の戦いは初回から対悪行超人のプロレス勝負で、ラーメンマンという師匠を得ていての出発です。キン肉マンで言えばカメハメと出会った後の経験だけで人生を送っていますし、キン肉マンが20歳くらいでカメハメと出会ったのに対して万太郎は14歳からそんな生活を送っています。
つまりキン肉マンだけが持っていて万太郎には欠けている経験というのは、今ではほとんど忘れられているはずの、しかし旧作の読者にとっては本当に大事な部分であった、キン骨マン、イワオ、ミート、テリーマン、シシカバ・ブーたちと出会い、ロビンマスク、ラーメンマンに幸運と根性だけで立ち向かったダメ超人時代に培った強さなのです。旧作でフェニックスに語った「宇宙船に紛れ込んでいたブタと間違えられて地球に捨てられてしまい、キン肉星の王子からたちまち地球の孤児としてのみじめな生活が始まった」とのくだりは、もしもキン肉マンに超人オリンピック以降の経験しかなかったとしたら、絶対に出てこない台詞でしょう。万太郎にはその経験がないのです。
万太郎が持っている自覚は「悪行超人に負けない正義超人」であって「人類を守る超人」ではありません。そのためにヒカルドを悪と決めつけて排撃したり、人間と混ざって王様ゲームに興じていたり。キン肉マンなら絶対にそんなことはしていなかったでしょう。「どんなにドジで間抜けでも、僕はキン肉マンに地球を守って欲しいんだ」と言ってくれる少年ファンは、万太郎の側には存在しません。
再生アシュラマンに勝った万太郎と、マッスル・スパークも52の関節技もないキン肉マンでは、実のところ技量では万太郎の方が上でしょう。対超人に限れば経験も万太郎の方が豊富なはずです。キン肉マンには王位編でのソルジャーとの出会いやカメハメやフェニックスとの戦いの経験がないのですから。その二人の経験の差を見せて、キン肉マンの方が経験が深いという面を強調するのなら、やはり「ダメ超人」「ブタ超人」とののしられながら人類のために怪人・怪獣と戦っていたころに身につけた「まやかしではない本当のハングリー・パワー」で行くべきだったと思います。
正直言って、万太郎というキャラに対して一番好きになれない部分はそのあたりですから……。農村マンやヒカルドを相手に好き勝手言っていた時に、王位編のキン肉マンに叩きのめして欲しかったですよ。結果としてケビンマスクが叩きのめしてくれたので、あの時は本当に拍手喝采でした。
いやに長くなってしまって済みません(汗)
うーん何だかネプチューンマンの様子を見てると完全にヌーボーびいきですね。多分ネプチューンマンも結局マシンガンズと同じように戦いの場においては勝利の為にどんな非常な戦術も使う。ということを言いたかったんじゃないでしょうか。でも今更そう解釈されてもこの盛り下がった状況は変えられないと思いますけどね。これからまた盛り上がりを取り戻す為にはやっぱりケビンマスクの復活が絶対ではないでしょうか。そこでネプチューンマン1人に泣いてもらって決勝はヌーボー&ケビンマスクVS時間&マンモスマンの3対3のタッグ軍団マッチにしてほしいです。
確かに、今回まともな展開で面白かったですね。
ゆで御大はどちらかを悪役にしないといけない…
と考えすぎなんですよね。
実際、
悪かったのはマスクいきなり獲ろうとしたところくらいで、
他は意外と正々堂々勝負しているんで全然OKですが。
それにしてもアドリアンさんの御意見が
とても面白かったです。
納得できる部分がたくさんありました。
自分がマリポーサ戦で感動したのはその部分が
あったからなのでしょう。
一言だけ。
>そもそも、覚醒直後、異常な強さだったカオスはなんだったんだ…
きっと、中身は乾電池なのでしょう。
今頃は多分1.3V位かと。
(乾電池の寿命は1.1Vになった時なので)