ゆきにゃんのキン肉マン・超人紹介情報です。
超人紹介第16回。
今日はバッファローマンです。
マンモスマン戦は、結局、バッファローマンが立方体リングを支えたり、マンモスマンがやられたフリをしていたこともあって、決着つかずでした。
バッファローマンも、へんてこな設定があります。
なんかメインキャラ全員にこれ言ってる気がするけど。
実は、大昔隆盛を誇っていたバッファロー一族の生き残りらしいです。
「なんだって、バッファローマンが大昔隆盛をほこっていたバッファロー一族の生き残りだってー!?」
なんだってー!!
その設定、思いつきで今作っただろ!
スグルの驚き方がしらじらしくてもう(;´Д`)
キン肉マンにはいろいろと後付け設定がありますけど、このときほど呆れたことはありません(;´Д`)
…いや、アイアンスエットの方があきれたか。
それにしてもバッファローマン1人になるまで戦い続けるバッファロー一族って一体。
そのアイアンスエットもわけわかりませんよね。
悪魔超人から正義超人になったのに、友情にひびが入ると、正義超人の呪いがかかるという。
本当にろくでもない。
ご先祖様も、こんな変な呪いかけないでください(;´Д`)
アシュラマンとか、悪魔超人に戻るときは、しばらく鉄まみれの体だったのかなぁ…
この設定ほど、この後に生かしにくい設定もなかったと思います。
いくら思いつきで話を作ってたとはいえ、あれはあんまりだ…
急に出てきた設定といえば、すっかり定着した超人強度も急に出てきた設定でした。
「なぜ技が通用しないんだ!?」
「それは、お前とわたしの超人強度の差がひらいているからだ」
という展開。
こっちは、強さを数値で表すという、当時他になかった表現でインパクトを与えました。
他にバッファローマンのつっこみどころといえば、外せないのが悪魔将軍戦でのハゲ頭。
実はヅラという衝撃の事実。
いきなりカツラをとって、スキンヘッドになるバッファローマンは、今までのかっこよさが台無しになるかっこ悪さでした(;´Д`)
よりによってヅラはないだろう(´Д⊂ヽ
なんか、決意表明のために丸めたという話もあるんですけど、あれ見た後では、バッファローマン=ヅラになってしまっても仕方ないかと。
他にバッファローマンで思いつくおかしな点は、1000万パワーの秘密。
1人倒したら1万パワー。1000人倒して1000万パワー。
ゆでが反射的にそう考えたんでしょうけど、それだったらバッファローマンは元々0パワーなのかと。
お前、さっき自分はもともと100万パワーだったって言ってたやないかと。
本当は1100万パワーとちゃうんかと。
まぁたしかに「900の傷」とか言われても、いまいちピンと来ないですけどね…
サタンと契約して、0からのやり直しになったんでしょうかねぇ。
しかし、一人倒すと1万パワー増えるってすごい特殊能力ですよね。
邪悪の神は、火事場のクソ力の成長を警戒してましたけど、バッファローマンも警戒すべきだったと思います。
それとも、いくらなんでも1万人倒すことはないと思ってたのか、限界が1000万とわかっていたのか…
あと、不思議な点といえば、体中の傷が集まってロングホーンを形成すること。
設定的に面白いんですけど、傷ってへっこんでるわけですし、そんなもんが集まっても、逆にロングホーンなくなるだけの気が。
まぁコレは、2Dの嘘であり、漫画表現の面白みといえばそうなんですけどねぇ。
それから、これはテリーマンの話になりますけど。
悪魔超人編の最後でバッファローマンが改心したときのテリーのセリフ。
「きみは立派な正義の超人さ!」
今まで散々悪行働いてたのに、ちょっと改心しただけでそれは無いだろう。
いや、そりゃそこでバッファローマン責めても仕方ないですけども。
あまりに極端すぎて笑ってしまいます。
結局、自分で悪魔の制裁を受けて、都合よく残ってた300万パワーで3人を生き返らせるんですけど、これも適当な設定だなぁ(;´Д`)
と、ざっと通しただけでも、これだけつっこみどころがあるんですよね。
さすがメインキャラ。
掘れば掘るほどでてきます。
そんなバッファローマンですが、この人も友情でだめになった典型ですよね。
アタルにきっちり指摘されましたけど、悪魔超人時代は、自分の力で切り抜けるために頭を使い戦っていました。
おかげで、キン肉バスターを破るという偉業をなしとげました。
パワーファイト中心とはいえ、ただのバカではなく、自分の持ち味を最大限発揮することを考えて戦っていたんですよね。
話はそれますが、本格的なパワーファイターって、キン肉マンの中ではバッファローマンが初登場かもしれません。
とにかく力押しのキャラって、それまで出てきてなかったんですよね。
まぁ、その後も出てきてない気がしますが。
話を戻して。
正義超人に入ってからは、タッグマッチ中心だったこともあり、どうしても仲間に頼るくせがついてしまって、依存癖が出来ちゃったんですよね。
これは、悪魔超人のときは7人の中でリーダーだったのに、正義超人になって正義超人軍の1人になっちゃったことから来るんだと思います。
昔は、リーダーだったこともあり、タッグでも自分中心に戦いをすすめる必要がありましたから、馴れ合いや依存といったものはありませんでした。
パートナーのスプリングマンも、依存心みたいなものはなく、2人とも自立したファイターでした。
ですが、正義超人になってしまい、モンゴルマンと組んでからは、お互い助け合うみたいな関係になってしまい、それが依存心を養ってしまったんですよね。
その結果、1人で問題を解決する能力を失ってしまい、埋もれ気味になったというか、悪魔超人時代の圧倒的な存在感はなくなってしまいました。
これを考えると、ネプチューンマンが下等超人と罵っていましたが、実はあながち間違いでもなかったという見方も出来ます。
結局、馴れ合いにつかりきってしまい、仲間の力がないと問題を解決できないようになってしまってるわけですからね。
ある意味、これが正義超人の最大の弱点であり、仲間になった途端に弱くなる原因ですよね。
自分は正義超人を倒す悪役のリーダーだと野望に燃えているときと、正義超人軍で仲間といっしょに戦う意識のとき。
個人の力では、やっぱり前者の方が強くなっちゃうんだろうなぁと。
だから、バッファローマンが、仲間になってからは圧倒的な存在感がじょじょに失われていってしまったのは、必然だったのでしょう。
最後に、アタルの力で自立心を取り戻すことが出来たおかげで、マンモスマンとも対等に戦うことが出来ました。
結局、マンモスマン戦は、きっちりとした決着がつけることが出来なかったのが残念ですね。
関係ないですが、アタルのいってた真・友情パワーですけど、結局スグルは履き違えて行動してましたよねぇ。
「ここでジェロニモを見捨てたネプチューンマンを助けるのは、真・友情パワーに反する!」とか。
アタル兄さんはそんなわけのわからん理論語ってねぇ!
そーいえば、バッファローマンは、若い頃はストレートヘアーで、歳をとってからはパンチパーマにしてました。
いや、カツラを変えていたというべきか。
で、二世の時代ではストレートヘアー。
二世の時代にジェネラルストーンで悪魔化したときは、なぜかパンチパーマに逆戻り。
なんで、悪魔化したらパンチパーマになるねん、とか思いましたねぇ。
やっぱ、絵的にわかりやすいからなんだろうなぁ(;´Д`)
やっぱりスグル戦。
ド迫力パワーと、悪魔超人ながら姑息な手段は使わずに真っ向から戦った様は印象的。
この試合で人気が出た結果、正義超人の仲間入りを果たしたんですよね。
まぁ、試合前は散々卑怯なことしてましたけど。
そもそも、ミートばらばら事件自体、卑怯きわまりない(;´Д`)
6を9にするキン肉バスターやぶりも秀逸。
なんか数字をうまく利用してて面白いですよね。
最後はパワーを吸収し切れなかったというオチは、今から見るとイマイチですけど。
しかし、スグルもいい試合にすることこだわってないで、ミート助けること最優先するべきだったかと(;´Д`)
バッファローマンは結局ロングホーンがなんなのか気になります。
とりあえず、「2本折れたら致命的だけど1本くらいならなんてことないもの」ってとこでしょうか。
ヲーズに1本折られても平気でしたし、タッグ編の乱入コンビ戦でも、自分で折ってたり、
その後「特注のロングホーンだ!」とかいって新しいのつけてたり・・・。
ゆでには一話で忘れられたようですが、ハリケーンヒートはかなりいい技だったと思うんだけどなぁ・・・。
その後一切出てこなかったのがちょっと悲しかったです。