ゆきにゃんのキン肉マン・超人紹介情報です。
超人紹介第6回。
今回はブロッケンJrです~
まともに勝ったのは、実はウォッチマン戦だけ。
ブロッケンといえば、印象的なのは、やたら熱くて、弱いことでしょうか。
なんというか、とにかく正義超人軍の中で一番弱いイメージ。
で、もう無茶苦茶必死に戦って、それをなんとかカバーしようとするも、やっぱりカバーできないみたいな。
がんばってるけどダメな子。
でも、人一倍熱い生き様が魅力というカンジですね。
ミスターカーメン戦での、自分の右肩を捨てて、ミスターカーメンの牙地獄から逃れた様や、ザ・ニンジャ戦での「正義超人軍にブロッケンありと知らしめるんだ!」と、とにかく必死に戦っている様。
そして、乱入コンビにやられた後の名台詞「けじめさ!バッファローマン!」。
弱さを補う、とにかく熱い生き様。
それがブロッケンの魅力でしょう。
そんなブロッケンも、王位編でアタルに見出され、戦いの中で一人前に成長。
ようやっと一人前になって、さぁこれからというところで、長かった戦いが終わってしまいます。
そして、目標を見失った彼は、浮浪者の道へ。
そこで、ジェイドと出会い、彼に自分の全てを叩き込んだわけです。
こう考えると、ブロッケンは「これから」というところで、話が打ち切られてしまった、悲運の超人といえます。
あのまま連載が続いていたら、その秘められた実力がどんどん開花していったでしょうに。
しかし、その後、完全に浮浪者になっていたのが謎です。
というのも、ブロッケンの家はかなりの豪邸で、多くの部下がいたはずです。
それなのに、なぜか全てを失ってしまっています。
あげく、パン屋でただでパンをもらおうとして怒られる始末(;´Д`)
ゆでがブロッケンは金持ちということを忘れたのか、それとも、収入が無くなった上に浪費癖がついていたせいで、結局浮浪者に落ちぶれたのか…
そんなブロッケンですが、例によって彼もわけのわからない設定だらけです。
まず一番に思いつくのが、実はブロッケン一族は元人間という衝撃の真実。
苦しい修行に耐えたら、親から髑髏の徽章を与えられ、それによって超人に昇格できるわけですけど。
ジェロニモが超人になるときに「人間が超人になるのは、超人の神の力がないと無理」という設定があったはずです。
となると、ブロッケンマンは超人の神だったのかと。
そこまでは言わなくても、超人の神は、ブロッケン一族の先祖なのかもしれません。
それでもワケがわからないのは、髑髏の徽章は、体につけるわけでなく、帽子につけてるだけなんですよね。
なんで持ち物に髑髏つけたら超人になるんだと。
体につけて超人になるならわかりますけど、ブロッケンの帽子につけただけで、ブロッケンの身体的特徴が左右されるとか、意味不明すぎ(;´Д`)
しかも、髑髏をつけなおしたら、また超人に戻れるという、便利なのか不便なのかわからない特殊能力。
もう、どうなってるんだか(;´Д`)
その帽子も、ブロッケン本人のところにしか戻ってこないという、謎の能力をもったリモコンハットだったりして。
他人に髑髏の徽章をとられたらまずいんで、本人のところに戻ってくるように作られてるのかなぁ…
設定に無理がありすぎです_| ̄|○
また、彼の必殺技のベルリンの赤い雨も、いまいちよくわかりません。
最初に出てきたときは、手から刃物が出てきて切り刻む技でした。
しかし、気がついたら、バツグンの切れ味を誇る手刀になってました。
そして、最終的には、プリズマンにただのチョップ攻撃呼ばわりされるヘタレ技に。
とか思っていたら、二世で出てきたときは、手から火が出るトンデモ技にパワーアップ。
ころころ変わりすぎです(;´Д`)
そもそも、ベルリンの赤い雨って、もともとたいした技じゃなかったんですよね。
ミスターカーメンにクリーンヒットしたときは、胸を切り刻んで、かなりの威力を見せましたけど、まともに効いたのってコレ1回でして。
ザ・ニンジャ戦では、見えない糸を切るだけで、そんなもんベル赤じゃなくても切れたハズですし、プリズマン戦では、ただのチョップ攻撃になってましたし…
それが、二世では急に強力な技になっていて、カッコいいのはいいけど、設定変わりすぎです(;´Д`)
他に思いつくのは、ラーメンマンとの師弟関係。
ラーメンマンの回想シーンに、ブロッケンの特訓をラーメンマンが見守ってるシーンがありましたけど、ラーメンマンはブロッケンを見守る前に再起不能になってたんですよね。
一体、いつ師弟関係が出来てたのやら(;´Д`)
まぁ、モンゴルマン時代にブロッケンの尻拭いをしたりしてたんで、そのときにひそかに見守っていたのかもしれませんが…
あと、ブロッケンといえば、マッスルタッグマッチの謎の毒ガス攻撃も語り草です。
バンダイのわけのわからんチョイスで、ゲームでは、親父ブロッケンマンの毒ガス攻撃を使うハメに。
そして、ハメキャラとして恐れられるように(;´Д`)
上級者にいわせると、動きが遅いので初心者向けの弱キャラらしいですけどね…
ちなみに、毒ガス攻撃は、20年のときを経て、二世で使用していました。
一応、使えたんですね(;´Д`)
まぁ、ウォッチマン戦をのぞいて、これしか完全に自力で戦って相手をKOした試合がないというか。 逆に言うと、ブロッケンがザコ以外を相手に、はじめて自力で相手をKOした試合です。
髑髏の徽章をとったら人間になるだとか、やめとけばいいのにという設定が出てきたのもこの試合。
そして、ベルリンの赤い雨がただのチョップ呼ばわりされたのもこの試合。
よく考えると、ベル赤がまともに決まったのって、ミスターカーメン戦だけなんですよね(;´Д`)
そんな中でも、うまく知恵を絞り、最後の意地でプリズマンをKOするという成長ぶりを見せてくれました。
もしこの後も連載が続いていれば、強豪超人の仲間入りが出来たでしょうに…
ベルリンの赤い雨 : ただのチョップ
ネーミングセンスが抜群なだけに、残念な技ですね。
弱さもまた彼の魅力だと思いますよ。弱いけど誰よりも熱く涙もろい。
他のアイドル超人より歳が下ですし、父が死ぬまでは表舞台に出ていなかったことからも未熟さは仕方のないことだと思います。