ゆきにゃんのキン肉マン・超人紹介情報です。
新企画・「キン肉マン超人紹介」をはじめてみます~
2日に1回ペースで、1人ずつ超人を紹介していこうという企画。
これだけで、長期間、安定して更新が続けられることになります(笑
第1回は、もちろん主人公のキン肉マンから。
この辺のデータはWikipediaより拝借。
基本的に、身長体重とかは、このマンガではナンセンスというか、設定自体適当すぎですからね…
必殺技は、ミートくんに敬意を評して、バックドロップも入れておきました。
多分、公式戦はこれだけ。
他に、シシカバ・ブーにあっさり負けた試合もありましたが、公式戦でなくて決闘だったカンジなので、含まず。
というか、シシカバ・ブー強すぎ。
さすが主人公、ものすごい戦績です。
キン肉マンといえば、矛盾の申し子のような超人。
生まれてすぐの赤ん坊のときに、豚と間違われて捨てられて、そのまま自分がキン肉星の王子ということを知らずに地球で暮らしていました。
しかし、なぜかキン肉星の幼稚園にバカ王子として通うことになり、フェニックスに嫉妬されるという憂き目に。
そして、幼稚園の入園式のお祝いのときに、再び豚と間違われて捨てられることに。
その後は、ダメ超人とののしられつつ、地球の平和を願い生きていくのでした。
本当にワケワカラン。
一応、可能性としては、生まれてすぐのときは、捨ててしまったものの回収に成功。
しかし、幼稚園の入園式のときは、回収に失敗したのでしょう。
そして、捨てられた際に記憶喪失になって、自分が王子であることを忘れた可能性が高いです。
もしくは、パパとママの記憶違いか。
どっちかといえば、後者の可能性が高い気がする…
なお、スグルがキン肉星に呼び戻された理由は、スグルと間違えられた豚が、キン肉大王を倒して、王位を継承してしまったからです。
そんなんで王位継承できるのなら、王位争奪戦はなんだったんだと思いますが、もうその辺は気にしちゃダメなのでしょう。
それよりも問題なのは、スグルを見つけたから呼び戻されたのでなく、緊急事態だったから呼び戻されたということです。
いってみれば、パパやママはスグルが地球にいるのをわかっていて、放ったらかしだったわけで。
王子が記憶を失って別の星でダメ超人と言われているのをわかっていて、放置していたことになります。
大丈夫か、この王家。
普通だと、自分が捨てられて、それを親がわかっているのに放ったらかしで、親の都合で呼び戻されたりしたら、怒りで親を刺してしまいそうなものです。
しかし、顔見世程度のつもりとはいえ、キン肉星に帰還したのですから、相当に寛大な心を持っているようです。
まぁ、父親の顔見たいとか、自分は王子なら、戻ったらいいことあるはずだ、とか色々ありそうですけど。
どっちにしろ、自分がダメ超人として罵られ続けたにも関わらず、地球の平和を願って戦っていましたし、あまり人を恨まず、寛大に受け入れることが出来る性格の模様。
この寛大な性格のおかげで、仲間をたくさん殺した超人でも、平気で仲間として迎え入れるという、普通ならあり得ない対応で、敵の超人を取り込み、正義超人軍団のリーダーになっていったのです。
そりゃ、今まで散々悪行を繰り返したのに、改心したらあっさりと仲間として迎え入れてくれたら、スグルについていこうって気にもなりますよね。
金がないからといって子供を蹴り飛ばしたテリーマン、ウォーズマンを利用して散々悪行を働いたロビンマスク、残虐超人として名をはせたラーメンマン、数々の超人を惨殺したウォーズマン、元悪魔超人のバッファローマン…
考えてみると、正義超人軍って、程度の差はあれ、もともと悪行超人に近いヤツらばっかで、ろくなヤツいません。
テリーはともかく、ロビンやウォーズは散々悪行を働いてきたので、仲間を殺した悪魔超人をあっさり仲間に引き入れたからといって、スグルを悪くいうことは出来ないわけです。
改心さえすれば、あっさり受け入れてくれる寛大な心を持つスグルを、多くの超人が慕うのは、当然のことだったのかもしれません。
しかし、一方、彼は基本的に疑心暗鬼です。
どうにも、異常なまでに身内意識が高いらしく。
悪魔超人編で突然あらわれたモンゴルマンに対し、なかなか疑いをときませんでした。
王位編で突然沸いてきたザ・サムライも、疑いっぱなしでした。
そして、究極のタッグ編では、万太郎のことをいつまでたっても信用しようとしません。
この辺から考えると、スグルは突然出てきた相手を受け入れる度量がないと見ていいです。
どうにも頭が固いというか。
かわりに、どんな悪行を働いた超人でも、戦いの中で分かり合う傾向があるのか、一度戦った相手は、多くの場合、簡単に許しています。
例外として、サムライに化けていたネプチューンマンがいますが、サムライのときに疑っていたのですから、ネプになっても疑い続けて当然かもしれません。
なんで、最初からネプチューンマンとして出てこないんだ、という気分だったのでしょう。
もう1つの例外は、アタルのことはあっさり受け入れたということ。
こればっかりは謎。
兄弟の絆といえばそうかもしれませんが、万太郎との親子の絆が皆無ということを考えると、それも考えにくいですし…
まぁ、なんとなく息子かと感じても、根が疑い深いので、いきなり息子が現れるという異常な状況を受け入れられないのかもしれません。
上記のことを考えると、究極のタッグ編での疑い深い性格は、実はいつもどおりなのかもしれません。
自分と戦った相手なら、どんな悪行を働いていても全く気にせず受け入れる。
そのかわり、突然でてきた相手には必要以上に疑い深い。
友情パワーの源は、異常な寛大さと、強烈な身内意識から来るものなのでしょう。
戦闘スタイルは基本的に受け。
相手の攻撃を受け切って、それでも火事場の力で立ち上がって相手をひるませて、最後に必殺技でKOというスタイル。
結果として、どんな相手でも、ある程度苦戦してしまう模様。
レオパルドン相手でも接戦になること間違いなし。
なお、初期の頃でも、自信さえ持てば結構な実力を発揮していたことから、戦闘能力そのものは最初から高かった模様。
怪獣相手にテリーマンとタッグを組んだときは、キン肉マンがいないとテリーマンはぼこぼこでしたし。
自分はダメ超人だと思い込まされていたせいで、自分から負けていくような罠にはまってしまっていたのかもしれません。
思い込みの激しい性格っぽいので、その辺が戦闘能力を大きく左右する模様。
最終的には勝ち癖をつけたおかげで、脅威の勝率をマークしたのでした。
勝ち癖って大切ですね…
ゆきが選ぶベストバウトとかでもよかったんですけど、全員紹介するとかぶりまくるので。
そういうわけで、遭えてジェシーメイビア戦です。
この試合は、今までのキン肉マンの試合とは質が違うものでした。
今までは、超人オリンピックなどに代表されるように、あくまで潜在能力と強運だけで勝っていた試合でした。
ですが、この試合は、カメハメに修行をつけてもらい、確固たる実力を身につけた上で、相手を挑戦者として迎えるという、スグルにとって大きな転機ともいえる試合でした。
試合内容も、相手のペースにはまっても、うまい作戦で逆転し見事に必殺技でKOするという、一流超人と呼べるような内容でした。
この試合で、ハワイチャンプを完全に実力で倒し、スグルの強さが本物になっていったと考えると、一番の転機といえる試合でしょう。
必殺技の風林火山も絵になる技でした。
アニメで、やたらと決め技に使われてたのもうなずけます。
あと、今連載中の試合と違って、間延びせずにシンプルにまとまっていてよかったなぁと。
最近は間延びしすぎです(;´Д`)
そんなこんなで。次回は、テリーマンの予定です。
戦歴を見てみると,スグルって3回負けてるんですね。
カメハメハは師匠になる相手だから必要な負けで,
ヘル・ミッショネルズは2勝1負だから結果的に勝ちですが,
ミキサー大帝は,ミスターVTRの手助けと火事場のクソ力を奪われたとはいえ,完璧な負けでしたね。
ミキサー大帝って,ミートくんにバックドロップでばらばらにされたイメージしかありませんけど,キン肉マンの歴史で言えば,大金星を上げた事になりますね。
もっとも,スグルがキン肉ドライバーが効かないと判断して,他の技にスイッチしていれば,普通に勝てたような気もしますが。