ゆきにゃんの中村紀洋情報です。
どーにも、サイトの更新がワンパターンでつまらないので、たまには時事系の話題を扱ってみます。
お題は、オリックスでごねてごねて、ごねまくった結果、しまいにはクビになって行き場を失ったノリこと中村紀洋選手でございます。
なんというか、あまりに突っ込みどころが多すぎて、放っておけません。
というわけで、数回に分けて、ひたすら中村ノリにツッコミを入れてみます。
今回は、今シーズン終わりまでのノリさんの軌跡です。
ノリさんといえば、近鉄の誇る大砲でした。
2002年にはFA権を取得して、FA宣言。
「天秤にかけてFAを楽しみたい」とかいって、待つほうの気も知らないで、散々待たせた挙句、最終的には近鉄に残留。
そのときに、年俸5億で複数年契約という、ものすごいインフレっぷりで、結果的に近鉄球団を消滅させてしまいました。
今からは到底考えられませんが、当時はノリさんが欲しくてどこの球団も誠心誠意を尽くしていたのです。
そのときに「中村ノリというブランドが云々」といっていましたが、まさか未だに言ってるとは。
ちなみに、メッツ入りがほぼ決まっていたはずなのですが、先にメッツがHPで発表したのにブチギレ。
メッツ入りを破棄するという、トラブルメーカーっぷり。
「僕の心はメジャー挑戦で決まっていた。それがメッツ側の不手際というか…。
自分は礼儀とか筋道を大切にする人間。ルール違反する球団とは契約できないし、許せない」
ひたすら待たせといて、天秤にかけて楽しみたいとかいってるのに、礼儀ですか(;´Д`)
しかしまぁ、このころのノリさんは、一応実力がともなっていたので、許されていました。
この年は、ちょーどチームメイトの大塚が「ポスティングでメジャーに行きたい」とごねていた時期でありまして。
そのときのノリさんの対応。
「もう観念しなさい。ゴタゴタするなら戦力としてどっちでもいいわ。代わりはなんぼでもおるでしょう」
自分があれだけゴタゴタしておいて、コレですか(;´Д`)
今のノリさんに聞かせてあげたいセリフですね、コレ。
ともかく。
その後2年は、手首のケガがあって、年俸5億の扇風機として君臨。
しかし、ノリさんの年俸に悲鳴をあげた近鉄は、なんと球団ごと消滅。
近鉄球団があった当時は、なんで超優良助っ人のローズを放出してしまうんだと憤慨していましたが、皮肉にも球団消滅で納得する結果に。
近鉄をつぶしてしまったノリさん。
合併球団はイヤだと言って、2005年にはメジャーに挑戦しました。
あっさりマイナー落ちして、試合を罰ゲームと呼ぶ独特のセンスを発揮したりして、1年で帰ってきました。
そのときの捨て台詞(?)
「イチローもマイナー契約ならメジャーには上がれなかった」
斉藤隆は、マイナー契約からメジャーの抑えにまで行きましたが(;´Д`)
帰ってきたノリさんは、年俸2億円で合併球団のオリックスに入団。
これはどうも、オリックスとメッツが業務提携やら何やらで、日本球界復帰の際はオリックスに入団するしかなかった模様で。
日本球界復帰後の2006年のノリさん語録。
02/02 「こんなに長い距離を走ったのは中学以来」と4キロ走も完走した。
どれだけ走ってなかったんだ。
なんかもう、普通のその辺のおっさんと同レベル。
02/25 1時間の特守。実戦を想定して、グラウンドが荒れたままの状態でノックを受け、肉離れを起こす
03/02 「肉離れになる感じで追い込んでいったので、想定通り。自分なりに体を作れたと思います」
肉離れになって、本当に体を作れてるのだろうか。
03/02 「まだまだ負ける要素はない。そういうのが出てきたらバットを置くし、早く出てきてほしい。
衰えるのでなく抜かれてやめる方がチームとして強くなる」
結果的に、抜かれて、ごねて、やめましたよね。
04/16 「正直、肉離れはまだ完治していません。でもそれを言い訳にしたくない!
怪我しているから調子悪いんだよね、なんて言われたく無いです。」
また完治してなかったんかい!
ケガをしてたから調子悪かったんだし公傷認めろとかごねてたのは、どこの誰でしょう(;´Д`)
結局、シーズンでは手首のケガもあって、85試合出場で打率.231、12本塁打と大不振。
2割3分といえば聞こえはいい…ことはないんですけど、ほとんどはチームが5位定着してからの帳尻あわせヒットでして。
いや、帳尻合わせにすらなっていませんけど。
7月くらいまでは、2割を切らずにいるのがやっとという、素晴らしいまでの低打率でした。
ケガをおして、ファンのために無理して出てたそうですけど、どう考えてもでてこないでゆっくり治した方がマシです。
2億円プレイヤーとしては話にならない成績で、大幅減俸も当然という雰囲気でした。
しかし、ここからが中村ノリブランドの本領発揮になるのでした。
というわけで、次回はシーズンオフ後の中村選手を追いかけていきたいと思います。
なお、今回の記事にあたり、Club-NORIrarさまを参考にさせていただきました。