ゆきにゃんの究極のタッグ編・予選情報です。
二週連続で「今週の2世」ができました、やったネ!
というわけで、例によって今週の2世でーす。
バリはんとイリューの生皮を剥いだイクスパンションズに凍りつく場内。
そりゃ、顔の皮を剥がれる凄惨なフィニッシュなんて、初代ではありませんでしたし、凍り付いて当然。
よく考えると、ウルフマンバラバラ事件もえぐいですが、あのときは、なぜか血の一滴も出なかったからなぁ…
今のゆでが、デビルトムボーイを描いたら、とんでもないことになりそうだ(; ´Д⊂ヽ
ともかく。イリューの顔の皮をマントにコレクションするネプ。
バリはんの皮をよこせとセイウチンに言いますが、そこはすでに下等生物になりさがったセイウチン。
バリはんの皮から垂れる血を美味そうに飲んだ挙句、生皮を食いだそうとする始末。
なんというか、本気で最悪。
いくらなんでもこれは「ネプに洗脳されてました」で済ませません。
シリーズ終了後、セイウチンの始末はどうつけるんでしょうね…
おがぁとドロシーが泣きそうだ。
今のセイウチンの姿を考えると、ガゼルマンは未来でお留守番で良かったのかもしれません。
さて、万太郎たちの方はというと。
先週、イリューの顔から落ちた箱に気づきます。
箱の中に入っていたのは、ボイスレコーダーで飛爺隊の散り際が録音されていました。
それに気づいた、スカージェイドキッドロビン凛子ジャクリーンといった面々が、万太郎たちのもとに集まります。
…って、今までぼけーっとしてたくせに、こんなときだけは早いんだな、こいつら(;´Д`)
ともかく、再生されるボイスレコーダー。
「爺さんよ、本当に覚悟はいいんだな?」
「バカにするでない、とっくに覚悟はできとる!」
死を賭してまで、万太郎を救出する覚悟を決めた二人。
「ファイナルTOKKO・ATTACKじゃーっ!」
そして、オートパイロットモードから、マニュアルモードに変更。
って、マニュアルモードにしないと出来なかったのか、この技。
ここに来て、ようやくバリはんが乗り込んでた理由が発覚。
「のうイリューヒンよ、ワシらは垣間見たよのう。あのグレートⅢという男の
超人としての大いなる可能性をーーっ」
「ああ…見たぜ、やつならきっと成し遂げてくれるはずだ。万太郎と協力して
超人界の歴史を正常なものに戻してくれるはず…」
「そのためならワシらのこの生命、くれてやってもおしくはない!」
「ああ、オレも同じだ」
自分たちには時間超人を倒すことは出来ないが、今自分たちが万太郎を助ければ、きっとグレートⅢが成長して、時間超人たちを倒してくれる。
グレートⅢにはそれだけの無限の可能性を感じた。
自分たち2人の命で、時間の流れが正常に戻り、みんなが救われるのなら、この命おしくない!
もうカッコよすぎです、飛爺隊!
自ら捨石となり、死を覚悟した2人は、最後となるであろう会話を交わします。
「なァバリアのじいさん、今だから言うけどよ、あんたどことなく死んだオレの親父に似ているんだよな…」
工エエェェ(´д`)ェェエエ工
イリューに親父なんていたのか!
しかし、イリューがバリはんと組んだのは、父の面影を感じたからなのでしょうね。
「ハハ人を年寄り扱いするもんじゃないぞ、ワシャ現役バリバリじゃ。
20世紀の日本のオナゴをヒィヒィ言わせられなかったことだけが心残りじゃがな」
「フッ、相変わらずだな」
死を目前とした2人の会話、しかしそこに恐怖や絶望は全くありませんでした。
「…で、その親父が聞かせてくれた禅問答のような話があるんだけど聞いてくれるか? 」
「今では誰もが口にするのも恥ずかしくなるようなひとつの言葉がある。
安直に口にするといきなり古臭~い言葉だ。
でもそれは世の中で一番、何よりも大切な言葉なんだ
その言葉が胸にあると…暖炉(ペチカ)よりもあったか~い気分になれるんだよ。
息子よ、一体それがどんなものかわかるかい?」
亡き父の言葉を語るイリューヒン。
「ホヘホヘ、わかったような気がするわい。聞かせてくれい、親父さんはなんと言ったんじゃ」
「親父はそのあとこう言ったんだ」
そう言うと、バリはんの握っていた操縦機が、元のイリューの手の形に戻り。
イリューは、ガッチリとバリはんの腕を握り、答えたのでした。
「息子よそれはな
“友情(ドゥルーシバ)”という言葉さ 」
ウワァアァアアアン!カッコよすぎるよう、飛爺隊!(; ´Д⊂ヽ
最後の言葉を交わした2人。
そして、バリはんは、操縦機を前に押し込むでした。
最後には、大激突の轟音がなりひびき、そこでレコーダーは終了。
2人の最期に、涙する新世代超人たち、言葉も出ないロビンでした。
感動をありがとう!飛爺隊!(; ´Д⊂ヽ
2人の最後のシーンは、本当に感動しました。
自分の身を犠牲にしてまで万太郎を救った2人。
予選落ちこそしましたが、ただぼけーっと見てるスカーたちなんかより、はるかにかっこよく、すばらしい正義超人魂を見せてくれました。
これで、特攻アタックが時間超人に全く効かなかったという描写さえなければ、と思わなくも無いですが…
ともかく、展開が遅くてだるいだるいと思ってましたが、今週は文句なし、最高でし
最後の、2人が腕を握り合い「友情という言葉さ」というシーンは、書きながら泣きそうになりました。
2世屈指の名シーンだと思います。
さすが、イリューもバリはんも、ゆでのお気に入りだけあって、本当にすばらしい散り際でした。
きっと、今回の話でファンも急増ですね。
しかし、ゆで展開をつっこむのは楽なんですけど、こういう感動的な場面を言葉で伝えるのは難しくて、困ってしまったりして。
アニメレビューも、普通に面白かった回とか困りましたからね…
とりあえず、今週のツッコミどころ。
☆イリューにオヤジがいたこと
こいつら、どうやって生殖してるんだろう。
ちなみに、イリューのオヤジは、口ヒゲが生えてました。
ヒゲが生えるということは、やっぱり生身と機械がまじっているんでしょうか?
そうなると、ヲーズさんと同じ、ロボ超人?
でも、ロボ超人だと、歳をとらないらしいから、白いヒゲが生えるのも…
いや、あれは白とみせかけて、金色なので、歳はとってないとか。
でも、なんかしわがあったような気が…
無理!ワケワカラン!
そもそも、ヲーズさんは「ロボ超人だから歳をとらない」といってたけど、子供のときは小さかったのに、大人になったら大きくなってたしなぁ…
1200万パワーの件もあるし、ヲーズさんの計算はあてになりませんし。
実は、ネプと同じように鍛えまくってたせいで、歳をとったのに気づいてないとか。
もしくは、生身とロボの割合で、ヲーズは生身が少ないからほとんど歳をとらなかったけど、イリューのオヤジさんは生身が多かったとか…
ちなみに、オヤジさんがバリはんと似てるかどうかといわれるとビミョーでした。
でもまぁ、似てるといったって、顔が似てるとは限らないわけですし、雰囲気が似てたんでしょうね。
☆イリューはオヤジに、そんな友情を教えてもらいながら、なぜグレてたんだろう
一応正義超人でしたが、残虐非道でしたし、前シリーズでは悪の心がないと入れないところに入ってましたよね。
まぁ、いろいろな経験を積んで「ああ、オヤジはこのことを言ってたんだろうな」と理解したのかもしれません。
☆そーいや、スカーも泣いてたのですが…
裏切りフラグはなんだったんでしょう?
結局、スカーはどうするつもりなのか…
ひょっとしたら、ゆで自身、扱いにものすごく困っているのでは…
とまぁ、今回はこんなところでー。