ゆきにゃんのぴちぴちピッチ・アニメ感想情報です。
なんだかCGばかり更新してて、テキストの方はさっぱりでごめんなさい。
そんなこんなで、突然ですが、ピッチのアニメレビュー、10話さかのぼって21話です。
というのも、21話から25話まではレビューしていなかったにもかかわらず、この21話は後の話に大きく関わってくる、とても重要な話ですので。
どれくらい重要かというと、実はかれん様初登場だけど、そんなことはどーでもいいくらいです(意味不明
ともかく、そんな21話「小さな初恋」です。
さて、海で泳いでマーメイドに変身する場面を、いきなり子供に見られてしまうるちあからはじまります。
それはともかく。
海の家の真木さんは、マーメイドコンテストをひらくので、みんなに参加して欲しいとのこと。
るちあたちに出ろというタキさん、リナは乗り気ではありませんが…
「ああ、いい忘れてたけど、優勝の商品は最新型の壁掛けテレビだよ」
これを聴いたリナ、これをキッカケにこれまでの話とは完全にキャラが変わってしまいます。
(ふっ…優勝はいただきだな…)
やる気マンマン。
そのころ、偵察に来ていたエリル。
「なにあれ…? マーメイドコンテスト?
つまりマーメイドのコンテストかぁ…マーメイドのコンテストなら、マーメイドが出るはずよね!!」
いっぺん死んでこい。
とはいえ、実際にマメプリが出るんだから、このアニメは本当にどうかしています。
自身満々で仲間に伝えるエリルですが、マリア、ユーリ、イズールは呆れ顔。
しかし、エリルはコンテストに出場して、その上マーメイドを捕まえてくると話し、どーせコンテストに出ても予選落ちのあなたたちには関係ないよね、と挑発すると…、
他の3人、どうやらエリルのバカがうつったらしく、全員でコンテストに出て誰が一番か決めてやろうという、本末転倒の展開に。
どうも、今にして思えば、このあたりから急に、今までまともだったリナを含む全キャラの思考がこんな風になってしまった気がします。
ともかく、マーメイドコンテスト当日。
4バカはやる気マンマンで水着を着て登場。
そいつらを見て、はのんとリナは…
「みてみて、やる気十分の団体さん!」
「すでに水着を着てくるなんて、気合十分ってカンジだな」
お前ら、あいつら見て他に言うこと無いのかよ。
さて、るちあの正体を見た男の子、人魚について書いている本に、「人魚は人間に化けていても、水をかけると人魚になる」と書いてあるのを見て、水鉄砲持参。
そして、ひたすら参加者に水をかけまくりますが、るちあを見てはっとします。
ともかく、るちあに怒られて逃げていく男の子…海斗のいとこの誠。
結局色々あって誠は、海斗に怒られたり、るちあ=人魚と気づいたり、妄想したり、るちあが海斗を好きなんだとわかったりで。
って、1回遠くから見ただけの誠がさっさと正体に気づいてるのに、何回も会って話してる海斗は何で正体に気付かないんだ、ふざけるなと。
…まぁ、ピッチだし仕方ないか(;´д`)
さて、マーメイドコンテストでは水着で隠し芸をするわけですが。
はのんは、合気道の演舞とかいいつつ、柔道をしたり。
るちあは、ヒッポを使って腹話術とかいったり。
そして、リナは…
「洞陰リナ、お笑いやります。こんなマーメイドは嫌だ」
スケッチブックをとりだして、鉄拳ネタをはじめるリナ。
「マーメイドなのにカナヅチで泳げない」
「マーメイドのくせに100メートルを9秒で走る」
「マーメイドと思ったら、魚に食べられそうになっているお姉さんだった」
なにやってんだ、この人は。
「マーメイドだけど、無茶苦茶歌が上手い」←さすがにこれはやってませんw
さて、優勝を目指してやる気満々の4バカ。
イズールは得意の水芸、エリルはくるくる回って顔を変えて。マリアは得意の氷芸。
で、ユーリは…
「マーメイドコンテストなので、マーメイドのモノマネやりまーす」
「アンコールはいかが?」
当然、無反応。
(おかしいですわね…みなさん、ご存知ないのかしら…)
そりゃ知らんわ。
「ぴちぴちボイスでライブスタート!ラブシャワーピッチ!!アンコールはいかが?」
必死でやってるユーリと静まり返る客席。
しかし、これを見たるちあたち。
「ねぇ、あの子、なんであれ知ってるのかな!?」
「ひょっとして…水妖!?」
どーいうバレ方やねん。
というか、エリルのくるくるの時点で気付けよお前らというか、そもそも一目見てわかるやろというか、ピッチだから仕方ないか(;´д`)
る「どーして水妖が参加してるのかな?」
リ「まさか!?」
る「へっ!?」
リ「最新型壁掛けテレビを狙ってッ!?」
る「狙ってない、狙ってない…」
リナ姐さん、ナイスボケ。
ともかく、予選を勝ち抜いたのは、るちあたち3人と、にこらと、4バカと、もう1人の出場者の9人でした。
って、あの反応でなんでユーリは予選を勝ちぬけたんだろう。
…かくし芸の意味ってないのでは(;´д`)
はのんが水妖たちが何をたくらんでるのか心配してたりしますが、リナは「やつらに壁掛けテレビはわたさん…」と壁掛けテレビの心配。
そんなとき、再び誠があらわれ、参加者にホースで水をかけます。
しかし、4バカ以外の5人は上手くかわし。
って、鈍すぎるぞ4バカ。
水をかけられた4バカ、怒りだして誠を追いかけます。
って、イズールも人魚なのに、なんで水にならなかったんだろう。
ともかく、水中で4バカに襲われる誠ですが、るちあに助けてもらいます。
地上でるちあに起こされる誠。
そんなとき、はのんが水中からあらわれ…
「るちあ、急いで!!リナ1人で水妖相手にがんばってるよ!!」
そして、海にもぐっていくるちあとはのん。
しかし、その言葉にはっとする誠。
「るちあ…!?」
思いっきり聞かれてもうたやん。
「るちあが…人魚さんだったんだ…見つけた…ぼくの人魚さん!!」
ばれました、泡確定。
というか、ばらすなよ、はのん。
ともかく、誠のもとに心配した海斗がかけつけますが、誠は人魚について書いてある本を読み…
「人間に化けている人魚は、その正体にばれてしまうと、泡になって消えてしまいます…えーーっ!?」
るちあ、泡確定。
というか、どこでそんな詳しく書いてる本を見つけたんだ。
さて、設定では泡になってないとおかしいるちあですが、平気で4バカと対峙。
例によって変身して歌って、ハイ終了。
もうちょいひねれよ(つд`;)
ともかく、ぴちぴちボイスに苦しんだ4人、逃げ帰っていきますが、ユーリは…
「ぴちぴちボイスでライブスタート!!ラブシャワーピーッチ!!
これで完璧に覚えましたわ!こーですわね。アンコールはいかが?」
ユーリは るちあのモノマネを おぼえた!
ちなみにこの能力は、年末に生かされることになりますが、それはまた別の話。
「…あのねぇ…」
「ということで、次に会うときは、こうはいきませんわよ!では、また!!」
てか、ユーリ元気そうなんだけど、そのへんはどうなんだろう。
ちなみにこれを見たリナの反応は…
「むう…あのモノマネが、ひょっとしてやつらの間で流行ってるとか…」
「…ないない…」
最後までボケ通し、これまでの話のクールなリナは完全に崩れ去りました。
今後リナは、お笑い好きでプラズマテレビLOVEなキャラとして活躍していくことになります。
ともかく。戻ってきたるちあたち。誠はるちあに
「るちあお姉ちゃんは海斗のことが好きなんだよね?
ぼく、小さい頃海斗兄ちゃんに話してもらって、人魚のことが好きになったんだ。
人魚さんは人間を好きになっても告白できないんだよね…正体がばれたら、泡になっちゃうんだよね。」
と、遠まわしにるちあの正体も事情はわかってるということを話し、自分がスケッチした人魚の絵をるちあに渡すの絵した。
というか、正体ばれてるけど、泡になってないやん。
やっぱ、こいつらって泡にならないのでは…いやまぁ、ピッチだから仕方ないか(つд`;)
さて。アクシデントがありましたが、マーメイドコンテストの優勝者発表。
「優勝は、エントリーナンバー21番、かれんさんです!おめでとうございます!」
これがかれん様の初登場になります。
今後話にかかわる重要キャラを、こーいう形で登場させるなんて、さすがピッチ!
俺たちには出来ないことを平然とやってのける、そこにしびれる、あこがれるゥ!
なんだか、どうもこのへんからスタッフが完全にひらきなおったような気が。
ともかく、かれん初登場とともに、プラズマテレビを奪い去っていくという、リナとの確執のはじまりとなったわけです。
最後は、帰っていくいとこの誠を海斗とるちあで見送って終了。
人魚が泡になる基準がますますわからなくなったりしましたが、
・4バカが完全にギャグキャラ化」
・これまでキャラが薄かったリナが、プラズマテレビとお笑いで変なキャラ化個性発揮」
・脚本の開き直り」
という、今後のピッチの方向性を決定付ける回でした。
特に、この話以降、リナの恋人は壁掛け液晶プラズマテレビになるという、アレな意味で非常に重要なお話でした。