ゆきにゃんのぴちぴちピッチ・アニメ感想情報です。
今回は第17話「儚いキス」です。
幽霊が出るという噂の洋館で肝試ししようという話になりますが、海斗にくっついて「わたしとペア組もう」という女の子に対し、海斗が「わかったからくっつくなよ」と言ったせいで、るちあはやきもちをやいて帰ってしまいます。
にしても、海斗は1度るちあを襲ったくせに、鈍感を通り越してます。
しかしまぁ、なんだかんだと色々会って、結局先に洋館に向かうことに。
わけもわからず呼び出された犠牲者リナも含めて。
「よく考えたら、明るいうちから肝試しする人はいないよね」
「まったく、呼び出されてきてみればこの仕打ちかよ。計画性のカケラもないやつらだな」
「まぁまぁ、ここで待ってればそのうち来るよ!」
「おいおいっ!まさか、夜になるまで待つつもりなのかァッ!?」
さすが、先週漫才コンビのツッコミが弱いと言ってただけあって、ナイスツッコミ。
よく考えると、るちあといいはのんといい、リナの友人は大ボケしかいないんで、ツッコミにはこだわりがあるのかも。
ともかく、一足早く洋館に入った3人。
入ってみると、開かずの間の鍵があっさり開いたりで。
中には悲しい恋の物語の手紙がありました。
そんなとき、うしろから人影があらわれ、3人ともびっくり。
しかし、それは屋敷の管理人さんでした。
管理人さんの話によると、あの屋敷にいたお嬢様が許されない恋をして引き裂かれてしまったそうで。
そして恋人に手紙を書いていたお嬢さんは、恋人らしき人影を見て入り江に走っていくも、足を踏み外して海に投げ出されて亡くなったとのこと。
それ以来、幽霊が出てくると言う話でした。
その夜。肝試しする海斗たち。
まずは、海斗とさっきの女・よしののペア。
どうでもいいですけど、この女、異様にバカっぽい喋り方でうっとうしいです。
このアニメ、サブキャラのDQN率が異様に高いような。
開かずの間に入った海斗たちですが、突然ピアノの音が聞こえ出し、本棚から本が勝手に出てくると言うポルターガイスト現象が。
おまけに、ゴーストらしきものも現れてしまい、あまりの出来事によしのは気絶。
ちなみに海斗は、水妖に襲われたりでこーいうのは慣れてしまってるのか、意外と平気。
そのころ、肝試しがはじまったことをしって屋敷に入っていたるちあたちは、ピアノの音で誰かの存在を感じます。
というか、いつもユーリが弾いてる曲だし。
で、やっぱりユーリの仕業だったわけですが、ユーリはというと…
「肝試しといえば真夏の恋のイベント。マーメイドプリンセスたちが来ないわけないですわ!
…でも、こうやってアベックを脅かして今日でもう1週間…ユーリ、もうつかれちゃった。」
1週間も待ってたんだ…
なんだかこいつら、いつも都合良くマーメイドに会ってると思ってましたけど、実は見えないところで努力していたみたいです。
ひょっとしたら、今こうしてる間も他の3人はどこかで外れクジを引いてるのかも。
そう考えると、実は遭遇率がかなり低くて、遭遇するのに疲れて、そのころには疲れて戦う気力が残ってないという可能性も。
ともかく。いまいちピアノの調子が悪くて、中古はいけないと文句をつけつつ。
直接、その場に行って女の子を捕まえようとするユーリですが、そこにマーメイド3人登場。
「やっと現れましたわね、マーメイドプリンセス!今日こそあなたたちを捕まえちゃうんだから♪
ユーリのピアノを聞いて…ん?」
ピアノを弾こうとしたユーリですが、お前さっきピアノから離れたとこやんけ。
「ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
「ユーリがピアノから離れてる隙に歌うなんてぇぇ!!」
敵は主人公が変身するのを待っているのに、主人公は敵が隙を見せたら問答無用で攻撃。
どっちが正義の味方なんだかわかんないです。
とはいえ、ユーリもるちあたちが変身してる間にピアノまで戻れよと。
今回は、呪いの歌声でポルターガイスト現象を操り、ユーリがゴーストに取り囲まれて泣き叫ぶ図でした。
とりあえず、ユーリたんがいればもう何でもいいやというカンジで。
いっそ、ユーリたんをヒロインにして作ってくれないでしょうか?
さて、例の肝試し組はというと、悲鳴を聞いた肝試し仲間が心配し、海斗たちのいる部屋に。
海斗は、気絶したよしのを仲間たちにまかせて…
「おもしろくなってきた。もう少しここを調べてみる」
さすが、超常現象慣れしているのか、やけにノリノリです。
そりゃイルカに拉致られて人魚の城までつれていかれたりしたら、大抵の事では驚かなくなるか。
しばらくたって。るちあも海斗の部屋に行き、今朝のことを謝り、昼間に聞いた話を海斗に話します。
そんなとき、とうとうホンモノの幽霊が手紙を持って出現。
どうにかして手紙をわたしたかったんじゃないかというるちあ、2人で入り江に向かいます。
すると、海上に相手の男性の幽霊もあらわれます。
なんとか手紙を渡したいというるちあの言葉に心を動かされた海斗、手紙をもって海に飛びこみ、ボートまで泳いでいきます。
手紙、びしょぬれで読めなさそう。
ともかく、手紙を受け取った男の幽霊のもとに女性の幽霊がワープ。
それだったら最初からワープできたんじゃないかと思いますが、きっとあの手紙はイベントアイテムだったんで必要だったんでしょう。
かいとは あいのおもいで をつかった!
ふたりの あいのおもいでが あたりをあたたかく つつみこむ!
「ありがとう。」
「あなたたちの おかげで ぼくたちは ふたたびであうことができました!」
「あなたがたには ほんとうに かんしゃしています。
ですが、あともうひとつだけ おねがいが あるのです。
もういちどだけ であいたいと…」
(でろでろでろでろ でろでろでろでろ でんででん♪)(冒険の書が消えた音楽で)
かいとは のろわれてしまった!
るちあは のろわれてしまった!
そんなわけで、いきなり幽霊に体内に入られた二人。
そして、幽霊は厚かましくも2人の体を操ってキス。
お前ら、人の体をなんだと思ってるんですか。
ともかく、満足した幽霊は無事に成仏することが出来たのでした。
これで船が引きかえされることも無くなったでしょう。
その後。さすがになんとなく気恥ずかしい2人。
海斗は先に戻り、るちあは海に残ったのでした。
そして、夜空に向かって例の「なないーろーの♪」の歌を歌うるちあ。
自分の恋も許されない恋なのかと思いふけるのでした。
エフェクトが上手くかかってるせいか、信じられないことに歌声がきれいな中、今回は終了です。
とりあえず今回は、ユーリたんがひたすらかわいかったというのが率直な感想。
というか、あのまま手紙で成仏してたら、儚い話で終われたかもしれないのに。
わざわざ幽霊を厚かましくして、きっちりとボケることないのに。
ともかく、次回は「幼い訪問者」
次回予告のナレーションがユーリたんで「アンコールはいかがかしら?」と言われてしまうと、思わずアンコールをしたくなるゆきでした。