ゆきにゃんのぴちぴちピッチ・アニメ感想情報です。
お待たせしました、ぴちぴちピッチ第13話をぴちぴちっとレビューします。
とっくに賞味期限は過ぎてそうですけど。
前回のあらすじ。
海斗に誕生日パーティーを企画してもらったるちあですが、その日はマーメイドの成人式のために海に帰らなければならなくなりました。
なんとか式をのばせないかと言っても、人間としての生活は完全に無視、まわりの人の都合も完全無視のひどい対応。
そんな中、海斗が会場に用意してた海の家が全焼。
この惨事を見てリナは「大事にならなくてよかったな」という問題発言を残しつつ、3人はるちあの故郷である北大西洋のマーメイドのお城に向かうのでした。
そのころ、敵将のガイトは、北大西洋の城の場所を謎の人物から教えられ、役立たず4人組をつれて攻め込む準備をはじめるます。
ちなみにこの役立たず4人組、ダークラバーズというご大層な名前がありますが、「4バカ」で十分だと思います。
ともかく、帰還したるちあですが、やたらおとなしく様子がおかしいです。
もちろん、前回の海斗の発言「るちあがいなきゃ静かでいいかも」を気にしてのことです。
当の海斗は、るちあがもう帰ってこないんじゃないかと心配しつつサーフィン。
そんなときに、ピンクイルカのモモちゃんがあらわれます。
だから、ピンクイルカがなんでこんなところにいるのかと。
ともかくモモちゃん、海斗を乗せて突然沖に直行しちゃいます。
「おい!?どこにつれていくつもりなんだ!?」
というか、さっさとモモちゃんから降りなさいって。
そして辿り着いた先は、なんとマーメイドのお城でした。
むかしーむかしー、かいとーはー♪
助けたイルカにさらわれてー♪ にんぎょの城にきてみればー♪
誰にも書けない超脚本ー♪
「ここはどこだ!?一体オレをどこにつれてきたんだよ?」
なんかえらく冷静な反応の海斗。
そもそも、浦島もそうなんですけど、息も出来ないし水圧もすごい海底をどうやって突き進んできたんでしょうか。
あと、海底にお城があることに対して少しは疑問に感じろと。
というか、バカ正直に乗ったままこんなとこまで来るなと。
そして、るちあがこの場に来たのを確認したモモちゃんはその場を去っていきます。
「ああっ!?おいっ!!オレを置いてくなよっ!?」
かわいそうに、こんなわけのわからないところに連れてこられて、もう帰れそうにないです。
さらに、突然服が光出してなぜか王子コスプレさせられる海斗。
こんな異常な状況ですが、当の海斗はというと…
「な、なんだ、この格好は!?」
この一言で済ませてます。
いやまー、アニメだし、こうでもしないと話が続きませんけどね…
でも、王子コスプレさせなくても話は続くと思うんですけど。
ともかく、正装した人魚のるちあと海斗とご対面。
海斗は一瞬るちあを思い浮かべます。
そのころガイトは北大西洋の城に到着。
ガイトが珍妙な指揮をし、ユーリが自動作曲プログラムで作ったような曲を奏で、残り3人はキタキタオヤジみたいなダンスを踊りはじめます。
音楽を聴き、耳を抑えて苦しみ出すマーメイドと、リアルでその苦しみを体感する視聴者。
「きゃははははー!こんなにステキな曲なのに、マーメイドたちには不協和音だなんて!」
このアニメは、どうも音感が狂ったもの同士の醜い争いを見せたいようです。
もうゆるして…
ともかく、いつも笑顔で拷問をしていたしっぺ返しをくらい、耳をふさいで苦しみ悶える人魚たち。
4バカ、苦しむるちあを発見です。
自分の手柄にすべく争うエリル、イズール、ユーリですが、今まで一番バカで役立たずだったマリアが「ガイト様のためにも協力するのよ」という、珍しくとてもまともな発言をしたことにより、4人協力体制に。
4人でぐるぐる回ってすさまじい水流を起こし、るちあたちに攻撃。
かなり強力な技で、こんな技あるなら最初から使えよとお約束のツッコミを入れたくなります。
水流に飲みこまれたるちあと、そんなるちあを見て「るちあー!!」と思わず叫ぶ海斗。
そして、この攻撃で吹き飛ばされて気絶してたものの、気がついたるちあ。
海斗が自分の名前を叫んだことに対して、自分のことを気付いたのかと思いをふけるるちあですが、それは置いといてまずは海斗を探します。
にしても、4バカの攻撃、結局はるちあが吹き飛ばされただけだったような。
今までこの技を使わなかった理由がなんとなくわかりました。
ともかく、海斗を見つけたと思ったるちあですが、そこに現れたのは海斗ではなくガイト。
ガイトに手をつかまれ、身動きできなくなってしまうるちあ。
この場面だけみたらエロアニメです、作画もやたらいいし。
ガイトに恐怖し、涙を流するちあ。
すると、涙が真珠に反応して光をはなちます。
光の中から現れたのはアクアレジーナ。
アクアレジーナは、水妖を封じるために自分を完全に復活させる必要があり、そのためには7人のマーメイドプリンセスとその真珠が必要だと話します。
つまりは、るちあみたいなのがあと4人もいて、最終的には全員で歌って拷問するということですか。
そっちの方が水妖よりよっぽど恐ろしいです。
ちなみに、この話の序盤で「元気が無いとアクアレジーナ様と心を通わせられない」という発言があったんですけど、
元気がないどころか、涙に反応してます。
本当に行き当たりばったりな展開ですね(; ´Д⊂ヽ
ともかく、都合良く4バカとリナ&はのんもかけつけ、全員集合して戦闘開始。
変身したるちあの前に再びアクアレジーナがあらわれ、新しい力…すなわち新しい曲を与えると話します。
そしてもらったのは…なんとEカラのカートリッジ。
何事も無く、カートリッジをマイクにさしこむるちあ。
なんかもう、夢も希望もあったもんじゃないです。
いやまぁ、一番わかりやすいっちゃわかりやすいんですけど…
それにしても、もうちょっとマシな渡し方は無いんですか、女神様?
ともかく、新曲を歌う3人と、相変わらず何の対策もしてなかった5バカ。
こいつら5人もいながら、全員唖然としてるだけ。
たぶん、自分たちの攻撃が先に決まって相手を倒すから、相手の攻撃に対する対策はゼロでも大丈夫と思ってたんでしょうね。
もういい加減にして、この展開。
「こ…これがアクアレジーナの力!?」
いや、新曲じゃなくてもお前ら同じように苦しむだけやん。
むしろ、今までの曲の方が耳をふさいで苦しそうだったんですけど。
なんか、ストーリー的に、新曲である必然性がありません。
番組としては、CD売らなきゃいけないという必然性があるわけですが。
「今日のところはひくぞっ!」
「アンコールはいかが?」
「ふんっ!まだまだだな!次に会うまでにもっとレッスンを重ねとくがいい!」
正しいお言葉です、何の対策もしてなかったガイト様。
でも、レッスンで被害をこうむるのはあなたの部下なんですけどね。
そのころ海斗は、ぼろぼろになった状態でモモちゃんに起こされます。
そして、るちあの歌声がひびく場内。
にこら「この歌声は…るちあ!?」
ヒッポ「まるでアクアレジーナ様の歌声みたいです!」
アクアレジーナの歌もるちあ並なのか(;´д` )
ともかく、るちあと再度対面した海斗。
そして、るちあの歌で浜辺にワープ、服も戻って呆然とする海斗でした。
なんかよくわかりませんが、勢いで話がすすんで勢いでこうなったんでしょう。
もうマジメに考証するだけ無意味。
数日後、学校に登校する海斗はるちあを見つけます。
海斗が自分がマーメイドだと気付いたと思ったるちあですが、その話はしてもらえずしょんぼり。
そんなるちあに、海斗は誕生日プレゼントとしてサーフボード型のキーホルダーを渡すのでした。
ちなみに、なんでるちあが戻ってきたかの説明は一切無し。
次回も、その次も、そのまた次でも一切無し。
たぶん、何も考えてなかったんでしょうね。
ともかく、感激するるちあで終了です。
今回は、とっても楽しい脚本とキレイな作画で、非常に楽しめました。
おまけに、ガイト様も何の対策もしないバカだったということが判明、4バカが5バカに増えちゃいました。
少しくらいは対策しようよ(; ´Д⊂ヽ
しかし、王子コスプレには何の意味があったんでしょうかねぇ…