ゆきにゃんのぴちぴちピッチ・アニメ感想情報です。
なんだかピッチレビューとCGの更新ばかりですが、今回は第9話「盗まれた曲」です。
前回のるちあの成功を見た波音、最近学校を休んでいるクラゲタローに弁当を作ろう作戦に出ます。
そんなわけで、クラゲタローの家に向かう3人。
そのことクラゲタローは音楽の発表会のために新作を作っている最中。
要は仮病で学校休んでいたということでしょうか。
この曲を聴いた今回の敵のユーリ、マーメイドの好きな旋律が入っていることに気付きます。
そして、クラゲタローに催眠術をかけ、楽譜を盗んで帰るのでした。
そのとき、波音たちが到着。
返事がなくて様子がおかしいので、波音は勝手に家にあがりますが、そこで見たのは倒れているクラゲタロー。
「太郎ちゃん!?」
波音、思わず弁当を放り投げてクラゲタローに駆け寄ります。
そして、太郎を起こそうと声をかける波音。
そのころ、放り投げられた弁当は見事に床に直撃し、中身がばらばらになって床に飛び散ってしまうのでした。
掃除が大変そうだ。
何もわざわざ豪快に放り投げること無いのにとか、今回も弁当話と思ったら弁当はこれで終わりなのかとか、さすがのシナリオ展開。
ともかく。声をかける波音に「まかせろ」といって交代したリナ、力技で太郎の意識を戻します。
気を取り戻した太郎、楽譜が盗まれてることに気付きます。
そして、どんな曲だったかワンフレーズも思い出せないとわめきだす太郎。
その後、波音に介抱してもらい、例の曲について語り出します。
なんでも、インド洋で見たマーメイドにささげる曲だったと話す太郎。
これは、4人目のマーメイドへの伏線なんでしょうか。
ともかく。とうとう思い出せなかった太郎の家から帰る3人ですが、波音は…
はのん「わたしの太郎ちゃんの曲を盗むなんて許せない!わたし、太郎ちゃんの曲を取り戻す!」
るちあ「でも…誰が盗んだのかわからないのよ? どうやって探すの?」
はのん「でも…太郎ちゃんがあんなに苦しんでるのに、わたしが何もしないでいるなんて耐えられない!」
リナ 「けど…行き当たりばったりに探したって…」
はのん「わかってる! でも、わたしは太郎ちゃんのために何かしてあげたいの!
リナ 「待てよ…」
はのん「2人とも来なくていい!太郎ちゃんのために、わたしひとりで探すから!!」
開いた口がふさがらないデムパ展開キタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─ !!!
何の手がかりもないのに勝手に探すとわめきだす波音は、頭がわいていると思います。
本当に頭がわいてるのは、こんな脚本作った人間だけどな。
その頃、ユーリは海に浮かぶ孤島にピアノを置いて、例の曲を演奏。
それを聞いたはのん…
「このピアノ…綺麗な曲。もしかするとこれが太郎ちゃんの曲じゃ…」
いや、その前に孤島で1人でピアノ弾いてることに疑問を感じろと。
ちなみに、全然綺麗な曲じゃない上にワンフレーズだけです。
ワンフレーズも思い出せないというより、ワンフレーズしかなかったんですね。
さすがピチピチピッチ、もういい加減にしろと。
ともかく、曲に引かれて孤島に向かう波音でした。
そのころ、リナはこの件を水妖の仕業じゃないかと言い出します。
なんというか、たくましすぎる想像力というか、ちょっとおかしいことが起こったら全部水妖の仕業と決めつけているような。
まぁ、実際に当たってるんですけど。
場面は戻って、波音。
常人にはアレな曲でも、マーメイドには素敵な曲らしく、はにゃーん状態におちいりながら孤島へと向かいます。
だから、ちょっとくらいは疑問に感じようよ。
結局、見事にユーリにつかまえられる波音。
楽譜を見て太郎のものと気付いて怒るも、曲を聴くと力が抜けて何も出来ません。
これって、マーメイドが好きな曲というより、むしろ脳細胞をマヒさせているような。
波音を助けようと孤島に向かうるちあとリナですが、ミイラとりがミイラ。
二人そろって力が抜けて捕まる始末。
そして、ユーリはマーメイドプリンセスを捕まえたらこれはもういらないと言って、太郎から盗んだ楽譜を破り捨てようとします。
先が見えました。
やめてと叫ぶ波音を挑発するユーリ。
そして、波音とこの先の展開が読めてしまった視聴者の願いむなしく、楽譜はユーリによって破られてしまいます。
もうね、なんでこいつらはこうアホなのかと。
この3匹以外にも使えるんだから残しとけばいいですし、そーいうことをすると大体怒り狂って異常なパワーを発揮するに決まってるのです。
案の定。波音のからだから光が放たれ、縛られていた状態から脱出して3人そろって変身です、とほほ。
「太郎ちゃんの大切な曲を盗むなんて許せない!!ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
そんなわけで、笑顔で拷問開始です。
今回は新曲で波音のソロ曲で、るちあとリナはマヌケなバックダンサー役。
耳をおさえて「やめて、歌わないで!!」と泣き叫ぶ波音を前にして、表情ひとつ変えずに踊る不気味なバックダンサーたちと嬉しそうに歌う波音。
海に浮かぶ孤島で歌を歌ってるアイドル風少女と、マヌケな踊りを踊ってる2人のアイドル風少女と、耳をふさいで苦しんでるゴスロリ少女。そしてそばには場違いなでかいピアノが。
このアニメは、やっぱりシュールさを表現したいのでしょうか?
そして、1パート聞いて限界を感じたユーリは逃げ帰るのでした。
そして、その場に残ったのは、ビリビリに破れた楽譜でした。
「大好きな太郎ちゃんの役に立ちたかったのに…」
涙を流す波音。
でも、ユーリが破いたときは最初の数枚が真中で破られただけだったはずですけど。
あの状態なら、綺麗なままのページもたくさんありましたし、十分復元可能だったハズ。
ひょっとして、こいつらが踊ってるとき踏んづけたせいで破れたんでしょうか。
となると、ビリビリに破いたのはお前らやん。
とはいえ、破れた紙をかきあつめたら、十分なんとかなりそうなわけですが…
ともかくその夜。
思い出せなくて苦しんでいる太郎に、いつもの「なないろーのー♪」の曲が。
太郎が外をのぞくと、歌っているマーメイド(波音)の姿が。
太郎の方をみて拷問ソングを歌いつづける波音。
あっけにとられている太郎。
「なんて美しい歌声なんだ…」
耳腐ってますか?
そして、歌を聴きつづけた太郎。
「思い出したっ!!」
なんでやねん。
全然関係ない歌でなぜか思い出す太郎と、それを見て安心する波音でした。
どうでもいいけど、曲は全然よくなかったんで、いっそあのまま忘れてた方がよかったんじゃないかと。
そんなこんなで今回は終了、相変わらずのデムパ脚本でした。
ちなみにこの話、公式ページでは以下のように説明されていました。
>苦しむ海月先生の力になりたいと思う波音は、曲を探しに行くが、逆に水妖ユーリの罠にかかってしまい、大ピンチに…!!
>しかし、波音の愛のパワーによって水妖ユーリを撃退するのであった。
愛のパワーはもうやめれ(; ´Д⊂ヽ