ゆきにゃんのぴちぴちピッチ・アニメ感想情報です。
実はビデオで2回見るのがかなりつらい、ピッチレビュー第7話「人魚の嫉妬」です。
最近、るちあに妙に冷たい海斗。
海斗が綺麗な年上の女性と歩いてるところを見たという報告が多く、お風呂でしょぼんとするるちあ。
そのころ、海底では敵さん2号のエリルが、るちあたちを倒す方法を思いついたらしく、やる気満々。
人魚の瞳という宝石が船に展示されるので、マーメイドたちが来るはずというガイトの話を聞いて、エリルは船に向かうのでした。
さて、間違った探偵のイメージを具現化した、あからさまに怪しい格好で海斗を尾行するるちあ。
無駄にヒッポとお揃いで怪しさ倍増…というか、ペンギン連れて歩いてる時点で目立ちすぎ。
その後、すったもんだがあったものの、サーフィンショップで大人の女性と一緒にいる海斗とばったり出会ってしまうるちあ。
その女性、いかにもアホそうというか、DQNのにおいをぷんぷんさせつつ、海斗にべったりくっついて、海斗と2人でどこかに向かうのでした。
二人の向かった先は浜辺。
年増のおねーさんは、「海斗くん、彼女いるの? 海斗くんには年上の女性が似合いそう」と露骨にアタック。
ともかく、海斗にサーフィンを教えてもらう年増ねーさん。
るちあが尾行しているのを見つけて、露骨に海斗に迫り、るちあを挑発。
完全に、2人が恋人同士だと誤解したるちあは、ショックで帰るのでした。
そして、年増ねーさんは海斗に「さっきの子(るちあ)と見にいって」といって、人魚の瞳のチケットを2枚渡すのでした。
次の日、きっちりるちあを誘う海斗と大喜びのるちあ。
こうして、るちあはエリルやガイトの思惑とは全く違った理由で誘いこまれたのでした。
あと1年間、こんないい加減な展開に付き合うのはつらいです(; ´Д⊂ヽ
そして入場したるちあと海斗ですが、待ちうけていたのは例の年増ねーさん。
「遅かったじゃない、海斗くん!ディナーの予約もしてあるからね」
そういって、海斗にくっつく年増ねーさん。
そして、るちあの耳元で「わたしたちデートの約束をしてたのよ、邪魔しないで」とささやきます。
なんというか、年上の女性と一緒にいる場面どうこうで、実は姉さんだったオチとか、るちあを誘いこんだことからエリルの手先オチとか、そーいう可能性もあったのですが、本当にただの中坊好きのDQN年増でした。
ある意味、すがすがしいまでのストレートな展開ですけど。
海斗がイヤガラセをしたと思ってマジギレのるちあと、それを追いかけようとする海斗を引き止めていっしょにレストランに行こうというDQNねーさんなのでした。
さて、リナだけはガイトやエリルの予想通りに人魚の瞳を見にきていました。
まともなのはこいつだけということでしょうか。
ともかく。会場にまぎれこんでいたエリル。
結局マーメイドプリンセスを見つける方法を考えていなかったというおばかっぷりですが、
いっそのこと人魚の瞳を奪って逃げれば追いかけてくるかもということで、作戦遂行。
それを追いかけるリナと、たまたまリナのとおりみちに居合わせたるちあは、エリルの逃げた海中へダイブ。
そして、例によってぴちぴちボイスでライブスタートです。
しかし、エリルは用意周到でした。
巨大スピーカーで呪いの歌声をかきけす大音量の音楽を流します。
非常に単純というか誰でも思いつきそうな方法といえばそうですけど、学習能力がクリフト並の敵さんたちの中、1人まともに対策を練っているのは立派。
というか、こいつ以外はさっさと戦力外通告出すべきです。
そして、あっさりリナとるちあを捕まえるエリルですが、後ろから沸いて出てきた波音がリモコンを奪い破壊すると、スピーカーも消滅。
やかましい音楽をかけていたせいで、後ろから波音が近づくのに気がつかなかったのです。
こうなるともうおしまい。
そして、「カンベンして!!」と悲鳴をあげるエリルを相手に、相変わらず全然動きがないバンクシーンと笑顔で拷問を続ける3人。
「あーーーん、わたしがわるかったわぁーーー!!」
「アンコールはいかが?」
「カンベンしてェーーーー!!」
なんというかもう、この番組自体カンベンして欲しいです。
結局逃げ返ったエリル。
なぜか人魚の瞳も落としてしまいますが、リナは「人魚の瞳よ、深海でわたしたちを見守ってくれ」とかいって、そのまま人魚の瞳は海底に消えていくのでした。
さて、エリルの起こした騒動で停電になっていた船内。
海斗に抱き着いていたDQNねーさんですが、海斗は冷たくあしらい、るちあを探します。
しかし、DQNねーさんは海斗に抱きつき…
「あの子のことはもういいでしょう? やっと2人きりになれたんだから」
いい加減、鬱陶しくなったらしい海斗。
「やっぱり最初からそのつもりだったのか!!それでチケットを2枚オレに!!」
「いいじゃない、あの子は別に彼女じゃないんでしょ?」
「…オレには好きな人がいるんだ…」
「えーーー?」(すごいイヤそうに)
「あの人魚の瞳の宝石のように綺麗な瞳をした人がね」
これを聞いたDQNねーさん、こともあろうか逆ギレ。
「ちょっとぉ!!好きな人がいるなんて聞いてないわよ!!」
そりゃ言ってないもんな、聞いてるはずがない。
「そんなこと言う必要ないだろう?」
全くです。
まぁこの場合、鬱陶しく迫ってくるねーさんを振り払うために言う必要があったかもしれませんけど。
「サーフショップのオーナーに、サーフィンを教えてやってくれと頼まれただけなんだから」
ぶっきらぼうに言いつづける海斗。
ねーさん、逆ギレゲージMAXに突入です。
「何よ!!年下のくせに!!あたしに恥かかせてくれちゃってッ!!」
いや、お前が勝手に誘って勝手に振られただけだろうと。
挙句の果てには、海斗に平手打ちをくらわし「ふんっ」といって去っていくのでした。
中坊を本気で誘惑して振られて逆切れする年増、カコワルイ。
というか、エリルやユーリは虐めなくていいから、こいつをるちあの歌で苦しめて欲しいんですけど。
ともかく次の日、るちあに謝る海斗、仲直りして一件落着で終了です。
結局、今回はサーフショップのオーナーということで、サーフィンを教えてあげた海斗が大受難の回だったような。
ひょっとしたら、こんな自分勝手な大人にならないようにという警鐘かもしれませんが、年増ねーさんのあまりの逆ギレっぷりが非常に不愉快でした。
あと、一番貧乏クジ引いたのは人魚の瞳の持ち主。
高いお金出して買ったろうに、かわいそうに…(;´д` )
次回は第8話「凍った気持」です。
見ているほうの気持ちが凍えてきそうですが、頑張って見続けたいと思います。