ゆきにゃんのぴちぴちピッチ・アニメ感想情報です。
さて、新感覚ミュージカルホラー「呪いの歌声」第3話です。
場面はいきなり歌いながら庭を掃除しているるちあからはじまります。
もうやめて(; ´Д⊂ヽ
そんなときに、はのんが登場。
なんと、はのんもせっかくだから一緒にすむことになったのです。
本当にデスクリムゾン並の理由ですね。
ちなみに、はのんのペットのクラゲのクラちゃんも登場。
今日の出番はこれっきりですけど。
さて、学校にいく2人。
そんなとき、前回出てきてはのんが一目惚れしたお兄さんが登場です。
「またお会いしましたね」
「あなたは…あのときの……」
あのときのお兄さんは、実は音楽担当の教師で海月(みつき)太郎という名前でした。
海斗といいこいつといい、実は同じ学校だったという、素晴らしいまでのご都合主義ですが、まぁこーいうのは全て引力とか運命で片付けてしまえばいいですね。
引力、即ち
そして、はのんが勝手に太郎ちゃん呼ばわりした後、黒髪で男もの制服を着た大人っぽい女の子がとおりがかります。
「今の…女の子だよね?」
「あんな生徒、うちの学校にいたっけ?」
お前は自分の学校の生徒全員を把握してるのかと小一時間(略
その女の子は実は転入生で、洞院リナという名前でした。
そして都合良くるちあたちのクラスへと転入、これもきっと引力でしょう。
リナ・インバースはどうも海斗に目をつけている模様。
るちあとはのんが仲良くしようとしているのですが、無視して海斗をストーキング。
そんなリナに、はのんは怒りを覚えるものの、るちあはというと…
「よし決めた!あたしリナとお友達になる!!」
と1人で勝手に決めているのでした。
さて、場面はかわってるちあたちの家。
お約束のお風呂シーン、今回ははのんです。
でも、人魚の格好なのでサービス度は低め。
その後、るちあは友達として指輪を作ってはのんに渡し、リナにも渡すんだというのでした。
次の日、リナを探して屋上へいくるちあ。
そこで見つけたのは、屋上で海斗と2人きりのリナでした。
顔を近づけている2人は、遠くから見るとキスしているように見えてしまい、るちあはショックで逃げ帰ります。
しかし、実は2人はキスどころかガンつけあってただけ、紛らわしい。
「何いってんのか全然わかんないんだけど、そんなにガンつけられてもなぁ」
「上手く人間界にもぐりこんだつもりらしいが、わたしはそうはさせない。
あくまでもシラをきるつもりか? いずれ化けの皮をはがしてやる」
…これって、やっぱミュウミュウと同じオチなんでしょうか。
いい加減にしろヽ(`Д´)ノウワァァァン!!
というか、第3話にしてそこまでばらしていいんでしょうか…
さて。るちあは、はのんに言われて、キスしてたのかどうか気になるなら直接聞けばいいといわれるのですが、上手く聞けません。
しょんぼりしながら帰ってくるるちあですが、そのとき家に碧の真珠を持ったお客の女性を発見。
ともかく鬱モードのるちあ、部屋で今の自分の気持ちと同じ歌がながれてくるので、いっしょに歌い始めます。
それを聞いた碧真珠をもったお客の女性、るちあの部屋に殴りこみ。
「悪いけど、その歌やめてくれる?」
うわ、このアニメの本質をつくセリフだ。
その歌嫌いだといってきかないお客と、歌いたいんだとわめくるちあ。
よっぽど公害なんだろうなぁ。
ちなみに、実はこの客は有名人でこの歌を歌ってる歌手のジェニファーさんでした。
で、るちあと同じく好きな人が他の女と仲良くしてるっぽい状況を見たらしく、それでイヤがってる模様。
それを聞いたるちあ。
「その女の人と仲良くしてるとこをみたんですか?」
「遠くからみただけ…」
「だったらわかんないじゃない!カン違いってこともあるでしょ!!」
自分のことをたなにあげて、いきなりタメ口。
さらに…
「いこっ!わたしがいっしょにいてあげるから!!もたもたしないの!!」
強引にジェニファーさんを連れだし、タクシーで直行。
初対面でそれはあまりにDQNすぎるとか、場所なわかっているのかとか、なんでそんなに偉そうなのかとか、タクシー代はどーするんだとか、そもそもなんで都合良くタクシーがとおりがかったのかとか、もうつっこみどころだらけ。
正直、あまりのデムパっぷりに見ていられません。
ちなみに、なんだか知らないけどはのんも成り行きでついてきちゃってます。
ともかく、いきなりデムパっぷりを発揮したるちあ。
「遠くからみただけじゃわかんないでしょ!わたしがついていてあげるから、直接その人に聞いてみようよ!」
いや、お前いらないから。
「そんなこと…できないわよ……」
「だめ!!聞いてみなきゃわかんないでしょ!!」
だめって言われてもなぁ。
ちなみにこの場面、るちあのヘタレボイスの効果もあってか、その場で蹴り殺したくなってきます。
そして、到着したのはどこかのビル。
「運転手さん、ここでいいですよ」
なんで場所がわかるのか不明ですけど、これも全部引力ということで。
そして、都合よくジェニファーさんの恋人のリチャードを発見。
もちろん都合良くまわりに誰もいないですし、都合良くこっちには気付いてないです。
「やっぱりだめ…聞けない…!」
「ちゃんと見届けるまで、わたし帰らない!」
いいから帰れよ、人事だと思いやがって。
ジェニファーさん、諦めて意を決してリチャードのもとに向かいます。
そんなとき、海の中から敵のエリルとイズール登場です。
そして、海の中にひきずりこまれるジェニファーとリチャード。
敵のお目当てはジェニファーの持つ真珠でしたが、これはマーメイドの真珠ではありませんでした。
その間に、るちあとはのんは2人を救出。
そしてバトル開始です。
「ぴちぴちボイスでライブスタート!」
2人の呪いの歌声がこだまし、敵の操る水竜は消滅。
ジャイアンリサイタル、おそるべし。
そして、例によって悶え苦しむ敵さんたち。
なんかほんとにつらそうで、見ていて痛々しいです、まったく。
あまりの歌声にもがき苦しむのを超えて、もう何も出来なくなる始末。
いいからお前等、さっさと逃げた方がいいって。
そのまま聞いてると命にかかわるから。
「アンコールはいかが?」
「遠慮しとくわよ!!」
視聴者の気持ちを代弁してくれました。
結局、1コーラス終わったところで限界で帰っていくのでした。
その後気をとりもどしたジェニファー、誤解だったということで解決。
ほんとに投げやりです。
そして、たまたまそれを見ていたリナは、意味深な顔でるちあたちを見るのでした。
なんでお前こんなとこにいるのかというカンジですが、これも全て運命、引力の仕業なんでしょうね。
引力によって惹かれあう人魚たち、運命の歯車は今回り出す…といったところで今回は終了。
なんというか、マジメに見たらダメだけど、斜めから見たら楽しいアニメの典型でしょうか。
デムパなシナリオ、ヘタクソな声優、お世辞にも上手いと言えないような歌…もう最悪です。
さらに絵も、ライブシーンの動画はいかにも適当というカンジでしたし。
「悪いけど、その歌やめてくれる?」「遠慮しとくわよ!!」など、ここまで来ると、わざとやってるとしか思えないです、ほんと。
あと、ジェニファーさんの歌がヘタクソだったというのも印象的でした。
ところで、ジェニファーさんは何の用事があってるちあのところに来たんでしょう?
るちあのお付きの人魚たちが真珠を気にしていたのはわかるんですけど、ジェニファーさんが来た理由が全くもって不明です。
まぁ、作者もわからないだろうからもういいや。
そんなこんなで、次回は第4話「孤独なプリンセス」です。
次回も、ジャイアンボイスでライブスタート♪