ゆきにゃんの東京ミュウミュウ・アニメ感想情報です。
さて、とうとう東京ミュウミュウも最終回です。
ちなみに、これでめでたく3月皆勤ですヽ(´▽`)ノ
そんなわけで今回は第52話「地球の未来に、ご奉仕するにゃん!」です。
顔だけアフォ山くんになって気持ち悪いディープブルー。
青山くん、意識が戻ったらしく、自分がやったことに気付いて愕然。
そして青山くんに「やったのはディープブルー」と話すいちご。
でも、自分がディープブルーだったことには変わらないと返す青山くん。
「それでもわたし、信じてた。あなたが戻ってきてくれるって」
嘘つけ。
先週「あなたの笑顔がもう見られなくても仕方ない!!仕方がないよ!!!」って思いっきり叫んでたやないか。
まー、愛の奇跡は何よりも尊いんですね、ハイハイ。
そして、青山くんの体のなかに最後のミュウアクアがあることに気付くいちごと青山くん。
なんで今まで反応しなかったんですか。
素晴らしいご都合主義、最後の戦いに臨んだらついでにミュウアクアの場所も発覚、やったネ!!
どうでもいいけど、ディープブルーが強かったのは体内にミュウアクアがあったからでしょうか?
それにしても、自分の中にあるのに「ミュウアクアを探せ」だの、自分の体なのに「蒼の騎士を抹殺しろ」だの、ディープブルーの考えることはわかりません。
前者は気付いてなかったみたいなんですが、後者は…気付いてなかったのかなぁ、やっぱ。
で、ミュウアクアを使えば傷つけた人たちや命を救うことができるかもといって、いちごに抱きつく青山くんですが、ここでディープブルーの意識が再覚醒。
すきをつかれたいちご、首をしめられピンチ。
意外に地味な技使いますね。
もしも今までの青山くん登場がディープブルーの罠で、本当に青山くんは消滅していてもう蘇らず、ディープブルーが青山くんの意識に苦しめられるという路線と違えば、少しは面白くなりそうな雰囲気です。
そんなこと絶対にあり得ないだろうけど。
ともかく、ここで顔がアヒャるディープブルー。
これが今回唯一の見所です。
もっとも、アヒャっぷりの魅力もキッシュには到底およびませんが…
「いちごに手を出すな!」
「キサマはすなわち我である、我が意思にさからうな!!」
「やめろーーっ!!」
一人で勝手に苦しみ出すディープブルー。
キッシュが生きてたらさっさととどめをさせるんでしょうけど。
ともかく、立ちあがったディープブルー、青山の意思を完全に消去したと話します。
そしてパワーをためるディープブルーですが、背後からスタンド半透明の青山くんが。
ちなみに上半身裸です、サービスシーン…なのかなぁ……
ともかく、自分のスタンドに首をしめられるディープブルー。
そして、ディープブルーも精神を体からひっこぬかれます。
ディープブルー、弱ええ。
なんというか、青山くんはディープブルーが擬態として作った人格のはずなのに、ディープブルーのことをまったく知らなかった上に簡単に裏切られて、あげく一時的に体を乗っ取られてるんだから、ディープブルーはバカすぎた。
そして精神体となった青山くん、ディープブルーを完全にひきずりだしてとどめをさせといいます。
ためらういちごに「僕は平気だ」といってとどめをさせるように促す青山くん。
青山くんが精神体だけになっても、きっと青山くんの生き写しの青山田くんの体を乗っ取れば万事解決ですし、さあいちご、とどめはNOW(ナウ)!!
きっと、青山田くんはそのための伏線に違いないです。
「いちご…僕を信じて!僕は大丈夫!!」
やっぱ青山田くんの肉体乗っ取る気だ。
青山くんを信じて攻撃しようとしますが力が出ません。
でも、こんなときのためのその他4人。
4人のパワーがいちごに降り注いで、いちごのエネルギー回復、渾身の力でリボンスロロベリーサプライズ発射。
心の底からどーでもいい展開です。
なんというか、結局最後は主人公一人がみんなのパワーもらって戦う展開って一番萎えます。
個人的には、ドラゴンボールのベジータ戦みたいな、「誰一人欠けていても勝てなかった、みんなでもぎ取った勝利」というのが見たいんですけど…ミュウミュウにそんなもんもとめても無駄ですね…
どうせ終盤はバカップルの独壇場ですし…
それでもまぁ、ディープブルーもそれなりに強いわけで、それなりに防いだわけで。
しかし、青山くんは実は死ぬ気で、体の中のミュウアクアを解放して、地球を救おうとします。
ミュウアクアを失ったディープブルー、あっけなく消滅。
やっぱ弱いです、こいつ。
そして、後ろの青山くんはなぜか無傷。
もう突っ込む気すら失せます…
ともかく、ミュウアクアを解放する青山くん。
解放されたミュウアクアにより、下で倒れていたその他4人復活です。
いちごはというと、「まだ終わりじゃない、絶対死なせないから」と力を失った青山くんを追いかけ、「わたしの力をせめてあなたに」とキス。
お熱いキッスを受け取りな!
その頃、パイとタルトはミュウアクアにより生きかえっていました。
自分を殺したパイに普通に話しかけられるタルトはすごいヤツです。
ともかく、その他4人は要塞の中にワープ。
要塞の中では青山くんが気をとりもどしますが、いちごはうんともすんともいいません。
どーせ最後には生き返るのがわかってるので、どーでもいいですけど。
まぁ、このまま真っ白な灰になられても困りますしねぇ。
かけつけた4人、いちごが気を取り戻さないことでショック。
そんなときに急に変身がとけてしまいます。
役目が終わったので、効力が消えたのです。
いちごを連れていこうにも、要塞ははるか空中に浮かんでいて飛び降りたら即死です。
そんなとき、生き返ったキッシュが。
「まかせてくれないか。僕はいちごに助けてもらったから、せめてもの償いに」
そしてパイとタルトも登場。
ミュウアクアにはまだパワーが残っていたので、それで母星を救ってみせると話すキッシュ。
そして、いちごたち6人を地上へワープさせるのでした。
しかし、要塞は制御を失い落下寸前。
「このでかいのが落ちてしまっては、東京が消滅してしまう!!」
宇宙船の操縦室らしきところで焦るキッシュたち。
ここで脈絡なしに急に宇宙船……完全にデムパ展開です。
「粒子化して消滅させるんだ!」
そして、要塞は粒子化して消滅。
こんなことできるなら、ディープブルーなんかいらんやんけ。
そして、キッシュたちは宇宙船に乗って宇宙へ。
ごめん、本気で呆れた。
さて、いちごはというと。
色々あったけどお熱いキッスで復活、おしまい。
なんでも愛の奇跡で解決できるアニメですね、もういいです( ´Д⊂ヽ
「青山…くん?」
「おはよう、僕のお姫様」
僕のネコから僕のお姫様に格上げですか。
ともかく、みんな元気になって大団円。
お約束ですけど、まーハッピーエンドでよかったって思っておきましょう。
で。宇宙船では、いちごが生きていたと大喜びのキッシュ。
なんでわかるんだろう。
「また…地球に戻ろう…!」
「うるさい!もういいんだ…あの子のことは…。さあ、急ごうぜ!!」
パイの言葉にそう返すキッシュなのでした。
アヒャるほど好きだったわけには、えらい諦めがいいですね。
さすがキッシュ、男の中の男です。
そういうことにしとこ。
それにしても、やっぱりいきなり宇宙船はデムパすぎ。
ともかく、めでたしめでたしなのでした。
さて、後日談。
カフェを見て思いにふけるいちご。
そんないちごのもとに、その他4人も集まってきます。
そしてカフェに入り懐かしむ5人。
と、突然電気がついて白金が登場。
「ちょっと気になることがあって調査してたんだ」
そして赤坂さんも登場。
「どうだった?」
「稜の読み通りです、ついに現れました」
「もう!一体何が現れたのよ!!」
「新たな敵だ!!すぐに現場にいってくれ!!」
実は変身できなくなっていたのは、ミュウアクアの影響で一時的に失っただけでしたのです。
「えーい、こうなったらくよくよしてもしょうがない!!
みんな行くよ!!」
「東京ミュウミュウ、出動だ!!!」
そして、最後の最後に変身バンクを見せられて終了。
「地球の未来にご奉仕するにゃん!!!」
変身バンクさえなければ結構良いラストだったと思います。
変身バンクさえなければ……なければ…_| ̄|○
まぁ、どうせ脚本も作画もアレな最終回だったからどーでもいいかもしれません…(´・ω・`)
このあと、エンディングでハイジャックの速報が流れて追い討ち。
わざとやってるだろ、テレ東。
最後までミュウミュウはミュウミュウでした(;´д` )
そして、最後に後番の「マーメイドメロディ ぴちぴちぴっち」の予告です。
「あたし、七海るちあ。実はマーメイドプリンセスなんだ」
こもりまくった声とヘタクソな演技が芸術的な域にまで達しています。
「歌に恋にぴちぴちっと大活躍!!
新番組マーメイドメロディーぴちぴちぴっち。
ぴちぴちボイスでライブスタート!!」
声が全然ぴちぴちしてません。
この声で歌われると、むしろジャイアンのような気が…
個人的には、香取真吾が下手な演技をしていた赤ずきんチャチャを超える衝撃でした。
結局、チャチャはその後、あの下手な声がいいと思うようになったんですけど…さすがに歌うヒロインでこれはまずいような…。
いや、きっと歌ったら綺麗な声なんでしょう、そうに違いないです。
ともかく、後番の予告でまで突っ込ませてくれる東京ミュウミュウ、さすがです。
きっと新しい敵はぴちぴちぴっちなんでしょう。
それにしてもなんですね。
これを聞いた後だと、例え作画も脚本も悪くても声優が良いならいいじゃないかとか思えてくるのが素敵です。
やっぱり声優って大事だよね…
そんなこんなで、ミュウミュウ最終回でしたが、全部愛の奇跡ですませる脚本は逝ってよしということで。
エイリアン3人衆復活は賛否両論ですが、彼らの母星にも救いがあったのと、宇宙船が笑えたので良しとしましょう。
それにしても、ミュウミュウはやっぱりミュウミュウだと思い知らされる最終回でした。
なんというか…もうちょっと頑張って欲しかったなぁ、全体的に( ´Д⊂ヽ
ともかく、1年間おつきあいしてきたミュウミュウともこれでお別れ。
正直かなり寂しいですが、コミックスでは不評なバカップル2人が抜けて、「東京ミュウミュウ あ・ら・もーど」としてリニューアル新連載しているようですので、興味のある方は、気合入れてなかよしを買ってみるのもいいかもしれません。
なんだかんだで1年間、コンスタントには出来ませんでしたが、全ての話をレビューし切ることが出来て、非常に思い入れが深いアニメになっちゃいました。
石野神降臨や邪神降臨での作画祭など、話以外のところですごく楽しいアニメでしたし。
世間では駄作とされてますし、1年後にはみんな忘れ去っていそうなアニメですが、テレビに向かってツッコミながら見れるアニメということで、結構楽しかったと思います。
普通に面白いときもありましたしね。
そういうときはレビュー困ったんですけど。
ともかく、読んでいた皆さんにそんな楽しさが伝わったなら、幸いです。
また、ゆきのレビューでミュウミュウを見始めたという言葉もいただけて、すごく嬉しかったです。
読んでくださった皆さん、1年間お付き合いして頂いてありがとうございました☆
☆おまけのスクリーンショット
ディープブルー、アヒャる
おしまい。
ぴっち、胸は大きいんだけど声が…w あとハイジャックw