ゆきにゃんのキン肉マン・アニメ感想情報です。
昨日の続き、タッグ編大詰めです。
アニメオリジナル設定が結構あるので、例によってそれなりに丁寧にすすめます。
原作ではグレートの中の人がテリーマンだったショックで呆然&テリーに怒り爆発だったんですが、アニメではカメハメの死がショックだったのと、運命の人形の力でテリーにそっぽを向いたという設定に。
この辺は珍しく原作よりよかったかと。
グレートの中身がテリーだったことで、テリーははぐれ悪魔コンビに敗北してるからリングを降りなければならないのは常識だというネプ。
無茶苦茶正論なんですけど、それに「KOもされてないしギブアップもしていない」と屁理屈で対抗するテリー。
でも、どう考えても反則ですよねぇ。
しかし、なぜか肩に星があるだのないだのというよくわからない論議に。
結局、腑抜けになった改心したアシュラマンから星がかえってきて、無茶苦茶な理論で試合続行。
普通に考えて失格なんだけどなぁ…
このときのアシュラマンの瞳、キラキラしすぎてイヤです。
そのあと色々あってマシンガンズ復活。
復活っていっても、アニメではマシンガンズなんて今まで存在しなかったんですけどね。
あと、マスク・ジ・エンドのシーンは中の人が金髪だったり、靴があきらかにテリーマンだったりして、それに気付かない回りのヒトはどうかと思います。
まぁ原作では、マスクを剥がされてる間は黒かった髪が突然黄色くなったりと、どちらにしても無茶苦茶でしたけど。
しかし入れ替わるシーン、テリーマンがマスクを用意していたとあっさり話すのですが、なんでそんなもん用意してたのかと。
その後、キン肉マンのマスク狩り予告時刻をすぎたといわれたので、地球を逆回転させて時間を元に戻すという大技。
地球の自転を逆回転しても時間は戻らないなんて理屈は、ゆでには通用しないです。
というか、よくこんな発想できますよね。ほんとに。
で、体のキズも少なくなっているようで、なんだかわからないけど時間が戻った模様。
よく「マスク・ジ・エンドでばらばらにしたら、マスクをコレクションできない」といわれますけど、多分時間を戻してマスクを復元させる予定だったんでしょう。
時間を戻したらキズの状態はもとに戻ってましたけど、位置関係はもとにはもどってないみたいですし。
まぁ、ゆでが何も考えてないだけなんでしょうけどね。
もしくは、マスクがマスク・ジ・エンドで磁気を帯びたので、マグネットパワーで回収してマグネットパワーで復元できるとか、なんかそんなこと言い出すんでしょう、きっと。
ほんと、ノリだけで描いてるなぁと。
ちなみに北海道はトーナメントトロフィーを通じて地球と繋がってるそうで。
余計な設定つくるからフォローが大変になるという例。
で、テリーマン「信じあう心は完璧」との大嘘をついて一旦死亡。
スグル、怒りのパワーで孤軍奮闘。
ちなみに、この辺りでリキシマンの生存を確認。
今までいなかったことにされていたリキシマン、なぜかブロッケンのとなりで試合を観戦する姿が目撃されています。
それくらいなら、最初からワープさせてあげればいいのに。
で、その後テリーマンはサンダーサーベルをくらって復活。
そして、マグネットパワーから守るために正義超人の幽霊たち登場。
幽霊化して守っていたのは、バッファローマン、カメハメ、ヲーズ、ボンベ、そしてリキシマン。
さっきブロッケンのとなりにいなかったか、リキシマン。
ちなみにリキシマンの姿は1カットだけだったので、ブロッケンのとなりにいたリキシマンは幽霊だったのかもしれません。
きっと摩周湖へのワープ中にワープに失敗して死んだんでしょうね。
しかしまぁ、死んだり生き返ったり忙しい超人です。
で、その後テリーが完璧超人たちのマグネットパワーは前方後円墳から放出されているエネルギーで鍵をかければ止められるというトンデモ理論でマグネットパワーの謎を解明。
この無茶苦茶な現実を素直に受け止める才能はキッドに受け継がれるのでした。
そしてタッグ編最終回になってようやくセメントスがネプとの関係を公開。
なんだか自分は、正義超人の中でも優秀な正統派超人の後継者だと話すセメントス。
それで、ネプチューンマンを子供の頃食べ物を盗もうとしたところを見所があると思ってひろって、後継者にすべく育てたそうです。
ちなみにこの時点でネプチューンマスクをしているという見事な矛盾。
結局ネプは、ネプチューンキングの「地球に来て完璧超人になるのだ」という言葉で、あっさりキングのもとに。 もう矛盾だらけだけど、今更どーでもいいですね、ハイ。
その後、摩周湖の水がひあがって前方後円墳が出現。
テリーが「わたしにまかせていけ」といったので、スグル、前方後円墳に鍵をかけるべくレッツゴー。
一人になって地割れにのみこまれたテリーに対し容赦無く鉄柱攻撃するキング。
「完璧超人は武器攻撃はつかわないんじゃなかったのか!?」と抗議して裏切るネプですけど、ソードボンバーとかチョッキの針とかサンダーサーベルはどう見ても武器攻撃。
こいつらの武器かどうかの基準が不明すぎます。
そしてスグル、前方後円墳にアポロンウィンドウロック。
前方後円墳までいくのに時間かかったわりに、鍵をかけた次の瞬間にはリングに戻っているのはなんでだろう。
だから、もうちょっときっちり作ろうよ( ´Д⊂ヽ
で、マッスルドッキングで終了。
キングのマスクは粉々になってミイラ状態の素顔を晒しますが、ネプチューンマンのマスクは割れずに喧嘩マンにはなりませんでした、謎だ。
そして、ネプチューンマン、原作通り人狼煙となって完璧超人を追い返します。
で、宇宙の聖なる場所についてトーナメントトロフィーをひっこぬいて終了。
宇宙の聖なる場所ってどんな場所かと思ったら、無人星にトロフィーがあるだけ。
本当に何も考えていません。
最後はセメントスの言葉でしめ。
「超人たちよ、おまえたちは彗星だ。
宇宙の果てから果てへと旅することを宿命づけられている彗星だ。
だが、その光が人々に夢と希望を与えるのもまた事実だ。
次なる戦いでの幸運を祈る、GOOD LUCK!!」
ちなみに、テリーマンが裏切ると見せかけて実は友情だというシーンや、傷つきながらも「この世に生をうけてきさまのようなヤツらになめられっぱなしじゃ、生きてる甲斐がねえんだよ!」と叫ぶ名シーンなどは、全てカット。
なんだか、いらんもんをつめこんだせいで、必要なものをやる時間がなかったかんじで、ふざけるなと。
結局、誰一人ビッグボンバーズがどうなったかを気にしないままタッグ編は終了したのでした、ちゃんちゃん。
…やっぱ北海道にワープできなかったんでしょうね。
ジェロニモが回復してたのにあいつら2人はいなかったし。
ネカマアイドルゆきは、カナディアンボーイを応援してみます☆
書き忘れていたことをいくつかー。
☆グレートの中の人が入れ替わったときの声
声も当然、カメハメ役の蟹江さん(ラーメンマンと同じ)から、テリー役の田中秀幸さんに変わったのですが、グレートに入れ替わってからはカメハメ声をマネしているテリーマンというカンジに。
これがなかなか面白く、テリー声で老人ぽいしゃべり方をしている田中さんの芸風の広さを感じました。
カメハメがテリーに後を託したのは、モノマネも上手いと見ぬいたからかもしれません。
☆2000万パワーズの準決勝入場シーン
モストデンジャラスコンビを倒し、さらに連戦で乱入コンビもたおした脅威のタフネスとの言葉。
いつ、こいつらがモストデンジャラスコンビを倒した。
原作では、一応フォールするシーンがあったのですが、アニメではそれすらなかったのに…(;´д` )