ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
さて、今回でキン肉マン2世もとうとう最終回。
いまだにテルテルボーイ編やらボーンコールド編やらTHEリガニー編やら超人WGP編のレビューが残っているのですが、とにもかくにも今回で放送は最後です。
で。前回「とうとうあいつが歌う」という期待させる言葉とともにおわった「カルビ丼音頭のコーナー」。
今日もカルビ丼音頭のコーナーからはじまりです。
「俺は1回しか歌えないのかっ!?」
キ…(-_-)キ(_- )キ!(- )キッ!( )キタ(. ゚)キタ!( ゚∀)キタ!!( ゚∀゚ )キタ━━━━━━━━━!!
最後の最後に鹿音頭キタ━━━(゚∀゚≡(゚∀゚≡゚∀゚)≡゚∀゚)━━━━!!!!!!!!!!
じらしてじらして、最終回に鹿音頭…
ありがとう!!ありがとう!!・゚・(ノД`)・゚・
作画も気合満々、文句なしの小鹿ちゃん音頭でした。
そんなわけで、最終回も無事終了━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
というくらいの気分で本編突入です。
正直、最初の約1分で満足しました。
それにしても、この作詞が12歳というのがまた…鹿は小学生にも愛されてるんだなぁと思っちゃったのでした。
さて、最終回の今回は「最終決戦!キン肉万太郎よ永遠に!」です。
ちなみに初代の最終回も原作、アニメともに「キン肉マンよ永遠に」だったので、このタイトルになったのでしょうね。
打ちきりで中途半端な終了ですんで、「永遠に」と言われても…という気もしちゃいますが。
既にタッグマッチだったことを覚えてる人がほとんどいない、最終決戦。
バロントルネードをくらってダウンして起きあがれない万太郎。
ダーティーバロンは愛や友情が何の役にも立たないとバカにします。
キッドやガゼルマンたちも、万太郎はもう起きあがれないんじゃないかと諦めムード。
「過去にわたしの必殺技を受けて立ちあがったものはいない」
少年マンガで、その手の付加価値は「そんな強い技を受けて立ちあがるんだから、主人公はとってもすごいんだよ」という程度のものでしかありません。
言ってみれば、今まで無傷で天桃五輪大武会に勝ちぬいてきた強豪チームという程度の付加価値です。
そして、例によって立ちあがってくる万太郎。
万太郎の生命力に正義超人サイドは「俺たちが先に諦めてどうするんだ!!この勝負まだまだきまったわけじゃない!」と、盛り上がりムード。
どうでもいいですけど、それ以前にテンカウントで試合終了してると思うんですけど。
万太郎が立ったにも関わらず、浮かない顔のミート。
万太郎はなんと意識がない状態で正義の心でたちあがったのです。
主人公以外だと、ここで「ゲーッ!立ったままKOされている!!」で終了なのですが、そこは主人公。
ご都合主義で試合続行。
「2世にはもう戦う力は残っていません…」
涙して語るミートですが…
「ふざけるな!!そんな理屈万太郎に通じるものか!」
「もし万太郎が寝ているならこのオレがたたき起こしてやるさ!」
キッド、ガゼル、セイウチン、ジェイド、チェックは5人で万太郎に起きるように呼びかけます。
友情パワー炸裂のシーン。
これが正しい姿というか、前回のエロパワーはなんだったんだろうと思えてきちゃいます。
そして無意識のままファイティングポーズをとる万太郎。
無意識万太郎VSバロン、試合再開です。
無意識のままで肉のカーテンをとりガードする万太郎。
そんな万太郎を投げ飛ばし、バロンは誉れ落としの体勢へ。
しかし、チェックは「わたしの馬式誉れ落としを攻略したじゃないか」万太郎に呼びかけます。
そしてチェック戦同様、誉れ落としを破る万太郎。
…というか、あんた絶対目覚ましてるでしょ?
「奇跡だ…」というミートに、「これも日ごろの鍛錬のおかげ。ミートの訓練のたまものだ」と話すスグル。
というか、いつも訓練から逃げて遊んでたのに、いつ訓練してたんですか?
なんだか受身の練習も毎日していることになっていましたし…
まぁ、なんだかんだいっても訓練しているんでしょう。
いまだ意識が戻らない万太郎に再びバロントルネードをかけようとするバロン。
そこで、ジェイドが髑髏の徽章を万太郎に手渡します。
「先輩は負けたりしない!奇跡を起こしてくれ!!その友情の徽章で!!」
便利アイテムをもらった万太郎、例によってベルリンの赤い雨をくりだします。
なんというか…髑髏の徽章持ってたら誰でも出きる技なんですか、コレ?
いやまぁ、もともとただのチョップ攻撃なんで誰でも出来るのは当然なんですけど。
そして5人の友情のエールに続き、会場からマンターロコールの嵐。
さて、万太郎。
「なんだよ、うっさいな…」
夢の中で起こそうとする声にイヤイヤ状態。
そんな万太郎の目の前に、ミンチと3戦3死のニンジャが。
「2人がいるってことは…もしかしてボクは…ひゃーっ、まだチューもしたこともないのに!!」
死に装束で三途の川にいる万太郎。
そんな万太郎を笑うミンチ。
「思い出すのだ、万太郎。火事場のクソ力チャレンジの戦いを」
「万太郎殿はあの戦いを通じて、寛容・無我・友情を手に入れ、完全な火事場のクソ力を修得したはずじゃ」
「あのときのお主の戦い、見事だったぞ」
ニンジャとミンチに「早く目覚めるがよい」と激を飛ばされ、マンターロコールに気がつく万太郎。
そして、仲間みんなが応援している姿が水面に浮かびます。
さらに、それだけでなく世界中で万太郎を応援する姿が。
中にはテレビを見ているエスキモーの姿まで。
普通に考えて無茶苦茶すぎですけど、異様にキン肉マンらしい光景です。
「世界中のあらゆる人々に…今まで戦った超人たちも…!」
ここで過去に戦った超人たちが映し出されてきます。
最初は、必死に応援するフォークとハンゾウと、むすっとした顔で見ているボーン。
非常に性格が出ていて良かったです。
お次は店で食事を食べながら観戦するクリオネマンとデッドシグナル。
えらく庶民的…というか、忘れられてたこの2人が再登場できて良かったです・゚・(ノД`)・゚・
ちなみに、手前にはなんと酒の入ったコップをつかんでいるサンシャインの手まで。
ファンには嬉しいサービスカットですね。
さらには暗い部屋で「ふんっ」と言いつつテレビ観戦しているスカーの姿も。
というか、なんで部屋を暗くして観る必要があるんでしょうか?
答え:明るいと見た目カッコわるいから。
…1人で観てるだけなのに見た目を気にするスカーさんって…
この一連のシーン、非常に最終回らしいというか、ファンには嬉しいシーンでした。
結局あれはなんだったのかと言われてばかりの火事場のクソ力チャレンジに触れてくれて安心しました。
あと、ジェイド以外は存在を消されてる二期生も出てきましたし、チェックに逃げられたサンシャインもチラリと出てきましたし。
そして凛子の声でとうとう目覚め立ちあがる万太郎。
「体に力がみなぎっている…うぉおおお!!」
再び肉マークがあらわれます。
しかし、バロンの強烈な攻撃に再び倒れてしまう万太郎。
意識失ってるときの方が強かったんですけど。
これからは超人が人間を支配するのだ、自分を恐れるがいいと高笑いするバロン。
しかし、誰もお前を恐れなんかしないと言い、這い上がる万太郎。
「どんなに強い相手であっても…どんな苦しくつらい戦いであっても…
戦いをあきらめなければ…必ず…必ず…必ず最後は正義が勝つからだ!!」
そしてすさまじい火事場のクソ力を発揮する万太郎。
「これが正義超人の底力だ!!」
そして万太郎、バロンを投げ飛ばして自分も上空へジャンプ。
「食らえーーっ、キン肉ドライバーーーー!!!」
なんと、ここでキン肉ドライバーです。
すさまじいキン肉ドライバーが見事にきまるも、平気でたつバロン。
しかし、後からダメージが来て膝をつくバロン。
まさかここでドライバーが来るとはかなり意外でしたが、2世では扱いが悪いドライバーの見せ場があって良かったです。
怒りに震えるバロン。
「よくも高貴にして気高く麗しいこのワタシに恥をかかせてくれたな……
許さんぞォォォォオオ!!」
うわ、ナルシストだ。
そしてバロントルネードの体勢に入ります。
しかし、なんとか回転を止める万太郎。
すさまじい空中戦の末、バロンは万太郎を上空からリングに激突させます。
すさまじい反動ではね返り、凛子の閉じ込められているガラスケースに激突しそうになる万太郎。
しかし、すんでのところで止まります。
なんと、ロープをつかんで難を逃れていたのです。
どうでもいいですけど、ロープ伸びすぎ。
往生際が悪いといいながら落ちてくるバロン。
しかし、万太郎がロープを掴んだ真の狙いは助かるためではありませんでした。
上空から落ちてくるバロンと、ロープを掴んでいる万太郎。
この体勢は万太郎のフェイバリットホールド、マッスルミレニアムの体勢です。
「マッスル・ミレニアーーーム!!」
すさまじいマッスルミレニアムが炸裂。
「くぁああーーーー、効かぬ効かぬ効かぬわァァァ!!」
高貴なる紳士超人のはずが、いつのまにかすっかりマッチョな漢キャラになってます。
しかし、マッスルミレニアムのすさまじい衝撃はやむことなく、そのままロープをひきちぎってスタンドもぶち破っていきます。
スタンドをブチ破りつづけるマッスルミレニアム。
どこまで行くんだろうコレ…というか、ここまで来るとはっきりいってギャグです。
正直、このシーン、めちゃくちゃ笑ってました。
ついには天変地異まで起こって、周囲は激しい地震に。
何かが違います。
「さあ…戦いの決着はどうなったのか…!?
2人の超人の行方はどこに…!?」
そこに額を光らせて戻ってくる万太郎。
「この試合、両者とも場外で20カウントを超えたため、リングアウト失格で引き分け!!
やりました!!キン肉万太郎、ついにバロン・マクシミリアンを倒し勝利しました!!」
見事に勝利を収めた万太郎ですが、バロンの「このままでは終わらん」というセリフととこに、凛子をとじこめているケースの機械が爆発し、凛子は吹き飛ばされてしまいます。
なんとか助けようとするも、追いつかない万太郎。
結局最後は、オナラのジェット噴射で追いつき凛子をキャッチ。
シリアスなのかギャグなのかわかりません。
しかし、凛子をつかんだ場所が上空で、またもやピンチ。
いつもすごい空中から技を仕掛けたりくらってるというツッコミはここでは無しです。
あ、誰ですか、超人は飛行能力があるはずなんていうなかったことになってる設定を持ってくる人は?
結局、キッドが万太郎の足をつかみ、ジェイド、セイウチン、チェックと続いて男塾っぽくなんとか救出。
そして、万太郎を引き戻すべくチェックがみんなを投げ、万太郎の飛ばされた先にはガゼルマンが。
「おっしゃ来ーい!!」
ナイスキャッチしようとするガゼルマンですが、万太郎に吹き飛ばされます。
あぁ、最後までガゼルマンはガゼルマンでいてくれたんだなぁ・゚・(ノД`)・゚・
無事に助かった凛子と万太郎はいつになくいいムード。
キスしようとするも、凛子が「やっぱり怖くなったから」というあんまりな理由で、直前に中野さんを盾に。
ここでは、激写しようとする鹿と恥ずかしくて目をそむけるジェイドが印象的でした。
最後は凛子が「万太郎わたし本当は万太郎のこと…」と言い、最後のシーンで機械が爆発して聞き取れなかったオチ。
そして場面は変わって、「もう来ねえよヽ(`Д´)ノウワァァァン!!」といって走り去っていったあの人が。
万太郎よ、お前を倒せるのはオレだけだ。
リングで待っているぞ。
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カッコ悪く走り去っていった人は、最後にカッコよくバイクで疾走です、スタイリャ━━━ッ。
締めはカルビ丼をたらふく食い談笑してるシーンで終了です。
「おかわりーっ!!」
この後、エンディングテーマが流れ、「エンディングに出てくるヒカルドの立場は?」と悲しくなりつつ、Cパート。
観客が満席で誰もいないリング。
観客席にはキッドたちの姿も。
そして、入場ゲートには気合満々の万太郎とセコンドのミートが。
「いいですか、2世?」
「うん、行こう!!」
リングへ向かってくる万太郎とともにホワイトアウト。
そして鳴り響くゴングとともに「おしまい」の文字が出てきて、終了です。
今回は前回とうってかわってまともで安心して見れました。
昔のキャラの姿も見れましたし、最終回としては無難にまとめたのではないでしょうか。
これで終了ということで非常に残念ですが、ともかく面白いアニメを提供して下さったスタッフの皆さんに感謝したいです。
最後の最後に鹿音頭もやってくれたことですし。
いつか2世が再アニメ化されたらいいなあと思いつつ、今回はこれで終了。
また総括でもしたいですね。
最後に。
「ガゼルマン!!この1年間、あふれるAHOパワーをありがとう!!」