ゆきにゃんの東京ミュウミュウ・アニメ感想情報です。
今更のごとく、PS版のミュウミュウをはじめて、りんごたんに(;´Д`)ハァハァしているゆきです。
なんというか、予想外に面白くてびっくり。
個人的には、説明書のキャラ紹介の青山くんの部分に「ゲームでは招待されなかったので登場しません」の一文に受けました。
青山くんの扱いなんて、所詮この程度なんですね、やっぱり。
さて、今回は「白金の過去、ミュウミュウ誕生の秘密!!」
話は、朝っぱらから上半身裸で目を覚ます白金からはじまります。
これ、いいんでしょうか…朝8時からこんなもの見せられちゃたまりません。
大体、上半身裸で寝ているあたり、白金も立派な変態です。
そして、やけに切なそうな表情で朝日を眺めるのでした。
更にタイトル挿入後には、シャワーシーン。
シャワーから出ると、タオルを腰に巻いた半裸状態でグビっと1本。
多分、はじめてこのアニメを見た人の大半は、この時点でチャンネルを変えます。
半裸状態で部屋に飾っている写真を眺める白金。
そこには、少年時代の白金と、白金の両親らしき人、そして赤坂さんが写っています。
「もう…5年になるのか…」
そんなとき、いつものごとく、いちごが乱入。
「こらー白金!!一体どうしてくれるのよ…
って…( ゚д゚)ポカーン」
半裸状態の白金を見て唖然、そして顔を赤らめていくいちご。
「スケベ!!変態!!」
自分の罪をなすりつけて怒るいちご。
手当たり次第に床のものを投げるんですが、白金のパンツを投げるのはやめてあげてください。
そして、自分のパンツをもろに顔面に食らう白金。
朝っぱらからこれはあんまりです。
「って、スケベはどっちだッ!!」
いつものごとく、いちごに突っ込む白金でした。
ともかく起きてから寝巻きを着て、朝から何の用なのか聞く白金。
いちごは、最近やたら猫になって大変だと白金と文句をつけますが、着替えるから出ていけと言われて、カフェで白金を待つのでした。
しかし、結局うまく巻かれたいちご。
腹を立てつつも学校に向かうのですが、前から走ってきた子供がつまづいて、手に持ってたイグアナが飛んできて、たまたまイグアナとキスして、ネコ化。
もう、素晴らしすぎる展開です。
仕方ないので、メスの小鳥をつかまえてキスして元に戻るいちご。
手馴れてます。
やたらと手馴れてきた自分に鬱状態のいちごですが、また例のイグアナ連れの子供が。
「わーーい、イグアナーーーー!!」
一体お前はなんなのかと。
またまたイグアナがとんできて、いちごにたまたまキス。
坊主、わざとやってるだろ?
ネコ化したいちご、今度はとおりすがりのメス犬をターゲットに。
しかし、いかついオス犬にはばまれます。
「お前か…最近ここいらでいたいけな小動物襲っては、無理矢理キスしまくってるメスネコってヤツは…
オレの女に手を出すなんていい度胸だ…覚悟は出来てるんだろうな!?」
やっぱり、端から見ると変態メス猫だったようです。
これでいちごも立派な変態、キッシュとお似合いです。
オス犬に襲われてピンチのいちごですが、前にネコになったときに助けてくれたオス猫のアルトが登場。
上手い具合にいちごのピンチを救ってくれます。
なんとか難を逃れたいちごですが、そのあとアルトに隙をつかれてキスされてしまいます。
いちごを人間に戻し颯爽と去ろうとするアルト。
しかし、いちごに簡単につかまえられてしまいます。
「アルト…あなた何者なの?
なんか知らないけど…あたしがピンチのときに助けてくれて…蒼の騎士みたい…。まさかね…。」
ともかく、お世話になったアルトをネコ缶くらいおごってあげるといって、抱きかかえていくいちご。
って、学校は大丈夫なんですか?
いちごに抱きかかえられてるアルトは暴れますが、突然光りだします。
そして、人間の姿に変わって行くアルト。
変身をおえたアルトはなんと白金でした。
「タイムオーバーだ…」
「し…白金!?」
「…よぉ…元気か…? …なんてな。
ま、そういうこった…ばれちまったもんはしょうがねぇな…」
そして、唖然とするいちごを前に、例によってことをうやむやにして去って行く白金。
あまりのことに呆然として何も聞けなかったいちご、学校やカフェでも心ここにあらずな状態です。
白金はいつもと同じように振舞うのですが、いちごはアルトにキスをされたことを思いだし、白金を見ると真っ赤になってまともに話せません。
そんないちごに声をかけたのは赤坂さん。
白金から事情を聞いていた赤坂さんは、今まで黙っていたことをわび、黙っていたのは心配をかけたくない白金なりの思いやりだと話します。
そして、過去を話し出す赤坂。
5年前、アメリカで考古学者である白金の父のアシスタントをしていたと話します。
そして、ある遺跡を発掘してから、未確認生物のテクノロジーを解明する研究をしていたそうです。
そして、場面は赤坂と話す白金父。
自分のあとをつぎたいという白金に、あいつは天才だからな、といいつつも自分のようにはなってほしくないと話します。
白金父の研究は、陽の目を見てはいけない研究なのです。
さて、少年時代の白金。
不良にからまれてケンカをして、ぼろぼろで家に帰ってきますが、白金母(例によって波紋の達人らしく異様に若くて美人)に手間のかかる息子がいて幸せだなと話すのでした。
その頃、赤坂は白金父に、理髪すぎる白金は今の学校では浮いているし大学にいくべきだという話をしていました。
白金の天才ゆえの孤独を感じ、白金父は赤坂に息子の友達になってほしいというのですが、赤坂は「彼とはとっくに友達ですから」と返すのでした。
さて、2人で車ででかけていた赤坂と白金。
ものすごい音とともに、自分の家の方角が燃えているのをみて愕然。
ちなみに、赤坂が現在21歳で5年前だと16歳…年齢的に無免許運転かと思って調べて見たのですが、
どうやらアメリカだと16歳で免許を取れるらしく、矛盾はしていない模様。
ともかく、家に戻った2人。
しかし、自宅はもはや完全に炎に包まれていました。
「ママ…パパ…!!」
両親を助け出そうと家に向かう白金と、それを止める赤坂。
その前に、キメラアニマらしき異形の怪物が。
キメラアニマは2人を見つめながら去って行くのでした。
そして、後に残ったのは完全に燃え尽きた白金の家が。
「燃え尽きてしまいましたね…何もかも…」
「燃え尽きてなんかいない…父の研究はオレが引き継ぐ…!
日本に帰り、そこで父のミュウプロジェクトを完成させる!
覚えてる…研究ノートの全て…俺が覚えている…」
そう言いつつ、白金は涙を流すのでした。
そしてその後、2人で日本でミュウプロジェクトを完成させたと語る赤坂。
「ようやく出来ました…あとは彼女たちにこれを照射させればいいだけです。」
「本当にこれは安全なのか?」
安全なことはわかっていつつも、最後の実験として、自らミュウプロジェクトの実験台となる白金。
「稜…遺伝子が適応してないものに撃てば、動物化してしまうだけということをわかっていて…あなたというひとは…」
そして、ネコ化してしまう白金。
「実験は…これで全て終了です…ミュウプロジェクト始動します…」
赤坂はそういって、ネコになった白金を抱くのでした。
このシーン、何も考えずに見ればなんとなく美談に見えるんですが、適応してない人間にためしてる時点で全然実験になってないような気が。
それ以来、白金は自分の意思でネコになれるようになったが10分以上そのままでいると人間に戻れなくなるんだと話す赤坂。
それなら全然問題ないような気がしなくもないんですが。
ネコにならなきゃ危険もないし、普通の人間だし。
ともかく、白金は、必ずいちごたちを守るといつもいってるんだと話す赤坂。
それを聞いて、そうとも知らずいつも白金にひどいことを言っていると落ちこむいちご。
そんなとき、白金が現れ…
「カンチガイするな。オレがお前たちを巻き込んだんだ…オレは当たり前のことしかしていない…」
「でも…わたし…白金にそんなことがあったとは知らなかったから…白金…かわいそう…」
そんないちごに対し、キスをしてわざとネコ化させてからかう白金。
「バーカ、人のこと、かわいそうなんて言ってる場合かよ。」
からかわれたいちご、人間に戻って白金に文句。
「あんたなんか…一生同情なんかしてやんないんだから…!」
「でも…あたし…がんばるから…」
(だってわかっちゃったんだもん、白金が真剣だったってこと!
だからわたし、頑張るんだ…それだけがきっと…わたしにできることだから…!)
じゃあ、お前は今まで白金は不真面目にこんなことをやってると思っていたのかなどと揚げ足を取りつつ、今回は終了。
今回は…一見いい話にみえるものの、矛盾いっぱいのような気が。
まず…
対応してる遺伝子をもつものでないと意味が無い
↓
対応している遺伝子とわかっている人に撃った
↓
誰に撃ったかわかっている
↓
じゃあ最初の仲間集めはなんだったのかと
まぁこれは、前々から散々言われていることですね。
ちなみに原作では、第1話で白金が爆弾発言をしています。
色々綺麗ごと言っても、前に事故だって明言している罠。
この白金の発言が嘘という見方も出来るんですけど、原作では5人いっぺんに遺伝子注入しているところからみて、やっぱり事故にしか見えません。
残念ながら、フォロー不可能です。
まあ、アニメの方では事故ではないようですから、原作は見なかったことにしましょう。
あと、前にあった赤坂さんの過去話との整合性も微妙なカンジなのですが、まぁこじつけたらなんとかなる範囲のような気もしますので、考えないことにします。
あと、今回の話…原作では赤坂さんが…
どう見ても女です。
あまりに赤坂さんに見えないので、アニメではこの髪型はやめたようですね、残念。
ともかく。
次回は「輝きの涙、二人きりのクリスマス」です。
ネカマアイドルゆきは、2話連続でレビューしただけで、もうくたくたです。