ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想キン肉マン2世・アニメ感想情報です。
今回は「絶対絶命!カエルリングの闘い! 」です。
前回プリプリマンに池におとされてしまったセイウチン。
エル・カエルーンの策略で池がどろどろになり、身動きがとれません。
カウントはどんどん進み、リングアウトの危機です。
そんなセイウチンにおがぁは、はじめて海で泳いだ子供の頃を思い出せと話します。
子供の頃を思い出すセイウチン。
泳げなくてもがいていたところを「自分の力を信じるんだ」といわれ、泳ぎの練習をしていた日々。
どうでもいいけど、おがぁの水着姿が印象的です。
とゆーか、セイウチンは普段は裸ですか?
ともかく、おがぁの助言でたちなおったセイウチン、なんとか泳いで、水面から数十メートルジャンプしてカウントギリギリで復帰です。
って、水面ジャンプを繰り返せば、泳がなくても戻れたような…
そんなことはさておき。セイウチン逆襲に出ようとしますが、舌をのばして攻撃してくるエル・カエルーンの攻撃に苦戦。
そこを再び、おがぁが助言。
「ベロさつかんで、ぶんなげてやれ!」
名セコンドおがぁのアドバイスどおり舌をつかんで思いきりぶんなげるセイウチン。
そういえば、クリオネマン戦も魚を投げつけるというおがぁの反則攻撃で1度ピンチを逃れたことがありましたし、
本当におがぁ大活躍です。
そんな、おがぁのおかげで試合を有利に運ぶセイウチンを見たカエルーン。
セイウチンを攻撃するふりをして、おがぁとどろしーを攻撃し、二人をどろどろの池に突き落とします。
溺れそうになる2人。
おがぁは、セイウチンにアドバイスしてるわりに、自分は溺れそうになってるのはどうなのかと。
「わざとじゃないぜ、お前が攻撃をかわしたからだ」
セイウチンを挑発するカエルーン。
そんな中、リングサイドがとってもお似合いのガゼルマンは、自分にタッチしてリングはまかせて、2人を救うように言います。
しかし、カエルーンに邪魔され動けないセイウチン。
そして、自分たちのことは心配するなと言いながら沈んでいくおがぁとどろしー。
正義超人サイドはもう大混乱です。
さて、なんとかカエルーンをふりきったセイウチンに、タッチをするように促すガゼルマン。
しかし、ここでタッチして2人の救出にいくと、試合が2対1になってしまうぞと嘲笑う悪行超人サイド。
ためらうセイウチンにガゼルマンは「早くタッチしろ」と言います。
「ヘラクレスファクトリーNo1のガゼルマン様が信用できないってのか?」
すごい信用できません。
「でも…」
「セイウチン……」
「……でも…」
「…きさまぁ……」
「でもぉぉお~~~~」(涙目)
「てーい、泣くほど信用できんちゅーのかっ!」
そりゃ、幻の鹿の異名を持つガゼルマンですし、信用しろという方が無茶です。
「違うよ…ガゼルマンの友情パワーに感動したのさ…。
僕は信じているよ、ガゼルマン。きっと、本当は強い超人に違いないと。」
「うーん…なーんかひっかかる言い方だなあ…」
「茶化してるんじゃないよ、ほら、僕の目を見て」(キラキラ☆)
「はぁ…なんてキレイな瞳なんだ…疑ってすまなかったな…
ほうら、俺の目もキレイだろ…?」
そういってアシュラマンの素顔のような瞳になるガゼルマン。
はっきりいって、気持ち悪いだけです。
というか、漫才してるヒマあったら、さっさと救出に行きなさい。
ともかく、カエルーンは、まけたら人質の恵子の命はないと脅しにかかってきます。
悩むセイウチン。
そんなとき。万太郎が命綱をつけて2人を助けにいくことに。
ちなみに万太郎、「主役だし」ということで、たまきに無理やり救出にいかされてるんですけど、泳げませんし、露骨にイヤがってます。
池の中からひきあげるだけだから泳ぐ必要はないんですけど、これは明らかに人選ミスかと。
ともかく、ミートに突き落とされて、救出に向かうのでした。
「セイウチン、とりあえず2人のことはまかせて!!」
この場面、なんというか…やる気なさそうなんだから、他の超人に行かせればいいんじゃないかと思うんですけど。
いざというときのために誰か泳げる超人が行った方がいいですし。
でもまぁ、ケビンは鎧が重くて沈むし、チェックもなんか重そうだし、キッドとジェイドは実は泳げないのかもしれません。
…苦し過ぎです。
とはいえ、なんだかんだで友達思いの万太郎ですし、イヤがってるのは芸人魂なだけで、セイウチンのために2人を助けたかったのかもしれませんね。
それが一番綺麗にまとまりますので、そういうことにしときましょう。
ともかく。万太郎の勇気に報いるべく、カエルーンに立ち向かうセイウチンで前半終了。
とうとうあの技が炸裂する後半へと続きます。
池に沈んでいくおがあとどろしー。
このままだと死んでしまうとおがぁに訴えるどろしー。
そんなとき、救出に入った万太郎が。
必死に2人を助けようと向かう万太郎ですが、息が持たず苦しみ出します。
結局、なかなか上がってこないことを不審に思ったキッドたちにひきあげられると、大量の水を飲んでいて、文字どおりギブアップ状態。
これを見てキッドは「ま、期待はしてなかったけどな」とか言ってますが、それならお前が行けと。
その様子を見たセイウチン、有利に試合をすすめていたのですが、一瞬のスキをつかれて反撃をくらいます。
救出作戦の失敗を知ったガゼルマン。
セイウチンがダメージを受けてることを見て、少し休めとタッチを促します。
言葉どおりタッチしようとするセイウチン。
しかし、ガゼルマンはセイウチンの腕をがっしり握り、池の中に投げ飛ばしてしまいます。
仲間割れ…いやさ、この行動はタッグ編でのテリーの行動と同じ…目的は明らかです。
「なにをするんだ、ガゼルマン!?」
「つべこべいわずに2人を助けに行け!
地球の平和を守ろうという正義超人が、自分の家族すらまともに守れないというのか!?
ここは俺にまかせて早く行けっ!!」
「安心しろ。今宵の俺は一味違うぜ。
本気モードのガゼルマン様の強さを・・・見せてやる!!」
ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! 鹿がかっこよすぎるYO!
ガゼルマンの心意気につきうごかされたセイウチン、2人を助けに向かいます。
ガゼルマン、最高の見せ場(その1)でした。
余談ですが、初代のタッグ編でのテリーマンの行動ですが、キン肉マンをつきおとして、自分がネプチューンマンとネプチューンキングを食い止めるからアポロンウィンドウを探せといった行動でした。
身を呈して食い止めるために、わざと仲間割れに見せかけた行動…
そうとも知らず、叩き落されたキン肉マンの反応はというと…
さて、本気モードらしいガゼルマン、エル・カエルーンに猛攻です。
パンチの猛ラッシュでカエルーンはなすすべなし。
うわ、ほんとに強い。
しかし、そこは悪行超人。
不利と見るや、2人がかりでガゼルマンに猛攻です。
さすがに2対1だと為すすべがありません。
さて、救出に向かったセイウチン、なんとか2人を助け出して水面に向かいます。
やはり、おがあとどろしーと違って、鍛え上げられた正義超人の能力はバカにできません。
一時は溺れそうだったのに、今は平気で2人をかつぎあてげいます。
ちょっと無茶な気もしますが、いい場面ですので考えないことにしましょう。
「みんなが教えてくれたんだ。おがあとどろしーを助けてあいつをやっつける…
それが出来なきゃ正義超人とはいえねぇ!」
ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! セイウチンもかっこよすぎるYO!!・゚・(ノД`)・゚・
なんなんでしょうか、今日は2人してカッコよすぎです(; ´Д⊂ヽ
さて、リングの方ではもうあからさまに反則。
プリプリマンがガゼルマンを羽交い締めにし、それにたいしてカエルーンが猛攻。
「まともに勝負できんのか…!?」
「いっそのこと乱入するか!?」
「…このタッグマッチ3本勝負に乱入している者が乱入すれば、人質に危険が及ぶかもしれない…」
キッドやジェイドたちも見るに見かねています。
そんな中、残りの2人に「次は万太郎とケビンと戦う」と言われて余りもののチェックメイト、何かを決心します。
リングではプリプリマンがとどめをすべく、腕を回転させ「プリペラアーム」をくりだします。
腕につけたとげとげが猛回転して、岩をも粉みじんにしてしまうほどの破壊力です。
徐々にガゼルマンに迫るプリプリマン。
絶体絶命! これでガゼルマンも鹿の細切れか!? そんなとき。
ガシッ。
なんとチェックメイトが乱入してプリプリマンのプリペラアームを止めてしまいます。
「キサマ!何をする!?」
「この世でもっとも尊いものを守りに来た!」
「それは…仲間を思う心だ!!」
「うっ…チェック…」
「正義超人となったわたしは、これまでの戦いで彼らから多くのものを学んだ。
友情の素晴らしさや、仲間を思う心のすがすがしさ…それをふみにじるキサマを…私は許さない!!」
ヽ(`Д´)ノウワァァァン!! チェックメイトもかっこよすぎるYO!!・゚・(ノД`)・゚・
今度はチェックにたいしてプリペラアームをかけるプリプリマン。
しかし、チェックはチェスピースチェンジでルークに変身し、これを跳ね返してしまいます。
そして、プリプリマンを強烈なキックで叩き上げ、チェスピースチェンジでナイトに。
「馬式誉れ落とし!!!」
馬式誉れ落としをまともにくらったプリプリマン、プリペラアームが破壊されてしまいます。
「お前たちは正々堂々という言葉を知らないのか!?」
いや、あなたも十分反則です。
「ほざけーっ!!人の試合に乱入しといて何を言うケローッ!!」
ごもっとも。
今度はカエルーンがチェックに突撃です。
「こんなものが試合といえるかっ!!」
こっちの言い分ももっともです。
こーいうときにものをいうのはやっぱり力。力こそパワー!!
じゃなくて。
卑怯な手ばかり使っている悪行超人には、いい加減きついしっぺ返しが来たというわけですね。
華麗な身のこなしでカエルーンを圧倒し、強烈な蹴りでダウンさせるチェック。
チェックメイトのすさまじい強さが強調されたこのシーン。
さすがにチェックめちゃくちゃ強ええ…というか、こいつらに苦戦してた鹿の立場は?
ともかく、見せ場がないと思われていたチェックも、きっちり見せ場があってよかったです。
さて、自分に歩み寄るチッェクに対してガゼルマンは…
「よ…余計な真似しやがって…」
「申し訳ない…どうしても自分をおさえることができなかったんです。許してください。」
「いや…感謝してるぜ…まだまだおいしいところは残してくれたようだな…」
たちあがってくるプリプリマンを見て話すガゼルマン。
「なるほど…あとはヘラクレスファクトリー成績No1のあなたにまかせて戻るとするか。」
「キサマの言い方もなーんかひっかかるなぁ…」
「何を言ってるんです、私は信じてます。
ガゼルマンが、本当はものすごく強い超人なんだって。」
それを聞いたガゼルマンのイヤそうな表情がナイスです。
「じゃあな!」
親しみをこめて戻っていくチェック。
どうでもいいですけど、ジャンプ力が異常すぎです。
それにしてもこのチェック(馬)とガゼル(鹿)の馬鹿コンビ、ほんとにいい味だしています。
この名コンビの漫才も、これで見納めとなると寂しいですね。
そんなわけでガゼルマン、反撃です。
「よーし、いくぞっ!!」
プリプリマンをつかまえて、もはや恒例のあの技。
「悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!悪い子だ!」
おしりぺんぺんで猛攻をかけるガゼルマンですが、背後からたちあがったカエルーンが襲いかかります。
しかし、池から水柱がふきあがり、カエルーンを飲み込みます。
水柱の中にはセイウチンが。
「ボクの本当の力を見せてやるっていったろ!!
くらえ、スカイハイドライバー!!!」
強烈なスカイハイドライバーが決まり、エルカエルーンを見事KO。
喜ぶ二人ですが、後ろからたちあがったプリプリマンが。
「てめー、やられ超人が…喜ぶのは俺様に勝ってからにしろ!!」
「…そのセリフ、そっくりそっちに返してやるぜ……覚悟しろ!!」
それを聞いたプリプリマン、怒りの突撃です。
「強いぷりしてもヤラレ超人だぷりー!!」
ちなみにここで、一瞬プリプリアームが復活しています。
えーっとえーっと…見なかったことにしましょう。
「アントラーフィスト!!」
ガゼルマン、再び当たればすごいアントラーフィストを装備して攻撃。
どうでもいいですけど、これって完全に武器攻撃ですよね。
ウォーズマンのベアークローもそうなんですけど。
「バカのひとつ覚えのアントラーフィストかよ!?」
上手くかわすプリプリマンですが、こんなことはすでにガゼルマンの読みどおり。
「バカめっ!」
振り返り突進するガゼルマン。
そしてジャンプして体を猛回転させ…
「食らえっ!!サバンナヒート!!!」
まだ見ぬ大技キタ━━(゚∀゚)━━( ゚∀)━━━( ゚)━━( )━━(゚ )━━(∀゚ )━━━(゚∀゚)━━!!!!
映画やVジャンプなど外伝でのみ使われていて、実は決まればKO率100%にも関わらず、本編では影も形もなかった不遇の大技サバンナヒート。
テーマソングではまだ見ぬ大技とさえ言われていましたが、とうとうテレビで炸裂です。
作画も気合満々で素晴らしいデキでした。
サバンナヒートがクリーンヒットし、プリプリマンは完全に戦闘不能。
ガゼルマン、テレビ初勝利です。
「ガゼルマンーー、ほんとに強かったんだね!!」
うるうる顔のセイウチン。
「やっぱり信じてなかったんだな…」
ちなみにリングサイドでは、みんな揃ってうるうる顔。
「…貴様等もか…」
イヤそうな顔をするガゼルマンでした。
ともかく、テレビ初勝利おめでとう!!( ´∀`)∩ ワッショイ (´∀`∩ ワッショイ
さて、勝利の余韻も束の間。
最後の最凶悪行超人2人がとうとう姿をあらわします。
「俺の名はザ・犀暴愚!!」
「わたしはバロン・マクシミリアン。わたしの華麗なるファイトをお見せしよう!」
2つの映画版のボスのコンビです。
犀暴愚は犀の鎧を身にまとった超人で、初代の後半の超人募集で大賞をとった超人です。
バロン・マクシミリアンは、ルパンに出てきそうな白髪の紳士。
なんだかえらくスマートで、1人だけ世界観が違います。
最後の決戦は富士の火口リング。
最後の戦いに向けて気合満々の万太郎とケビンなのでした。
今回は素晴らしい出来の回で、文句なしでした。
ガゼルマン、セイウチン、チェックメイトのそれぞれの良さがいかされていて、サバンナヒートも炸裂して、原作に組みこんで欲しいくらいのよさでした。
普通に面白かったおかげで、つっこみどころはさほど多くなかったのですが。
それにしても、鹿は本当にスタッフに愛されていますね。
原作では影が薄くてフェイドアウト寸前だったにも関わらず、アニメになって大化けしたキャラですね。
次回は「ケビン登場!火口リングの激突!」です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆