ゆきにゃんの東京ミュウミュウ・アニメ感想情報です。
今回の東京ミュウミュウは「婚約者現わる 歩鈴、宿命の結婚?!」です。
場面はいきなりゆれまくる公園から。
なんか、素でビデオの調子がおかしいのかと思うような揺れ方で、非常に迷惑です。
「真昼間から巨大なサボテンで子供たちを怖がらせるなんてどういうつもり!?
タルト、いたづらばかりやめなさい!!」
原因は、相変わらず変なキメラアニマでいたずらばかりのタルト。
こいつのせいで本気でテープの調子がおかしいのかと思ったじゃないですか。
ともかく、タルトの命令でミュウミュウに攻撃をかけてくるサボテンダー。
飛ばしてくるトゲを華麗な身のこなしでかわす歩鈴。
しかし、トゲにはオイルが塗ってあったらしく、トゲの上に着地した歩鈴は転んでしまってピンチ。
「歩鈴!あぶないっ!!」
いや…助けなさいってば。
そんなとき、突然謎の拳法家の青年があらわれ、華麗な身のこなしでサボテンダーの撃ってきたトゲをさばいていきます。
そして間髪入れずに必殺の北斗百烈拳トルネード爆烈拳で、サボテンダーを攻撃、見事に倒しちゃいます。
えーっと……素手でキメラアニマ倒してるんですけど。
なんというか、ミュウプロジェクトを根本から否定してしまうような出来事です。
「あの技は!?黄家伝来の究極必殺拳・こうえんじ拳法なのだ!?」
なんか、格闘漫画みたいな展開です。
「はじめまして、龍月餅(ロンユエピン)です、歩鈴お嬢さん」
「えぇ~~、歩鈴お嬢さん!?」
なんだか「お嬢さん」といわれると、みのもんたみたいでイヤですけど、ともかく歩鈴の関係者らしきユエピン。
ユエピンは歩鈴の父のことづけにより、こうえんじ拳法を受け継ぐための試練として、歩鈴と勝負するためにあらわれたのでした。
「わかったのだ。でも、歩鈴はこうえんじ拳法25段なのだ、勝つのは難しいのだ」
25段ってなんですか、25段って。
というか、どうもこうえんじ拳法とやらは黄家に伝わる拳法のようですし、段位も名乗ったもん勝ちなカンジが。
そもそも、黄家って拳法が伝来してたり、48の隠し芸があったりと、謎すぎなんですけど。
ともかく、さっそく手合わせ。
何をやるかと思えば、突然皿回し。
いちご「あの構えは!?」
れたす「なんだかわからないけど、すごい気を感じます…」
すげぇ気だ…大地が震えてる…オラ、わくわくしてきたぜ。
そして、2人は皿回ししたまますさまじい足技の応酬。
ユエピンを吹き飛ばす歩鈴ですが、一瞬の隙をつかれ体勢を崩し、皿を地面に落として割ってしまいます。
「負けた…のだ…」
なんだか結局は、皿落としゲームだったようです。
でも、前々回のいちご父式ルールなら、歩鈴も「浅いのだ!まだまだ一本は入ってないのだ!」とでも言えば、すぐにでもデスマッチへと突入できるんですけど。
しかし、そこは潔い歩鈴、素直に負けを認めます。
いちご父がしつこすぎただけなんですけど。
「それでは歩鈴お嬢様、わたし…これでめでたくお嬢さんの将来の結婚相手になったのです」
( ゚д゚)ハァ?
どうも歩鈴の父は、歩鈴に勝った暁にはユエピンは歩鈴の婚約者になるようにと言っていたそうです。
なんというか…いちごの父とは正反対です。
そういうことは最初にいうべきのような気がするのですが。
「なんなのだ!? 歩鈴はそんなこと聞いてないのだ!!」
言ってませんし。
こんなのは認めないという歩鈴。
しかし、ユエピンも認めてもらうまでは何度でも現れると去っていくのでした。
さて、その夜。
夕食の材料を買って帰ってくる歩鈴。
すると、家ではすでにユエピンが夕食を作っていたのでした。
ドラクエの勇者なみの不法侵入です。
というか、知らない人を平気で家に入れてしまうのは用心悪すぎです、歩鈴の弟たち。
「違うのだ!」とつっこみを入れる歩鈴でしたが、ユエピンはサワヤカな笑顔で返すのでした。
ともかく、場面はかわって次の日の夕方。
というか、あの後ユエピンにどう対処したのか不明なんですけど。
妹を保育園に迎えにいこうとする歩鈴ですが、すでにユエピンがすでに妹の世話をしていました。
「ケイチャ、ユエピンとかえるから、お姉ちゃん先に帰ってていいのだ。」
子供って残酷です(; ´Д⊂ヽ
さらにはユエピンはカフェミュウミュウでも歩鈴にかわって大活躍。
普通に考えると全部任せればいいので楽なのですが、自分の仕事をとられてしまって逆に歩鈴はげっそり。
その夜。
ユエピンが棚の掃除をしているところに、弟たちがむらがって大変なことに。
帰ってきた歩鈴は、自分と母が写っている大切なアルバムがぼろぼろになっていることに気付き涙をながし、ユエピンに出ていけといいます。
「出ていってくれなのだっ!!」
そう言って、アルバムを抱いて走り去っていく歩鈴。
って、自分が出ていってどうしますか。
ともかく、歩鈴とユエピンのあいだに大きな溝ができてしまったのでした。
歩鈴は怒って家出状態。
というか、カフェミュウミュウの屋根にいるだけなんですけど。
「お嬢さん、降りてきてください!!」
「ユエピン、早く中国に帰るのだ!!ユエピンがいる限り歩鈴はここから降りないのだ!」
さて、そんなときにエイリアンたちがミュウアクアを狙って動きだします。
歩鈴はすねて行こうとしないので、4人でいくことに。
「東京ミュウミュウ、出動だ!」
さて、一人残った歩鈴。
ユエピンが寂しそうにするのに心が揺れますが、そんなときにタルトがあらわれます。
さて、いちごたちは世界へビィ級チャンピオン決定戦の開かれている日本武道館で地球の未来にご奉仕。
そして大勢の観客たちに、ここは危険だからすぐに避難するようにいいます。
それに対して、先に来ていたキッシュはラウンドガールのスピリットを吸い出して、キメラアニマを作り出します。
今回はボクサータイプでカンガルー型のキメラアニマ。
パンツの中に子供のカンガルーが。
というか、ボクシングとカンガルーに何の共通点があるんですか?
さて、タルトの方はクラッカーヴォレイで歩鈴を縛って、動きを封じてしまいます。
歩鈴のピンチにユエピンが助けに入りますが、タルトはクラッカーを蜘蛛の巣状にしてユエピンを足止め。
そして、歩鈴をとらえたまま武道館へと飛んで行くのでした。
さて、武道館。
「みんなはキッシュを追って!キメラアニマはわたしにまかせて!!」と言ったいちごですが、激しく後悔。
ボクサータイプのキメラアニマにボコボコにされちゃってます。
そこに、歩鈴を人質としてタルトがあらわれます。
「タルト、早く放すのだ!歩鈴は人生の大問題をかかえているのだ!!」
すでにタルトを相手にしていない人質。
というか、上空で捕らえられてるんで、ここで放されたら落下して即死なんですけど。
縛られてて受身とれませんし。
ともかく歩鈴をしたにもっていってキメラアニマに殴らせようとするタルト。
助けに入ろうとするいちごですが、パンツの中にいた子カンガルーがとびだしてきて、いちごにラッシュ。
いちごが足止めされてる間に、キメラアニマは歩鈴に猛ラッシュをはなちます。
しかし、それを余裕でかわす歩鈴。
何者ですか、あんたは。
対抗して、さらに歩鈴を固くしばるタルト。
動けなくなった歩鈴にラッシュガ炸裂…と思いきや、殴られていたのはなんとユエピン。
「こうえんじ拳法奥義クロノスチェンジ写し身の術…」
歩鈴のみがわりになったユエピン、ダウンしてしまいます。
それにしてもこの奥義、見様見真似順逆自在の術と同じくらい原理が不明なんですけど。
しばられていたのが、いつのまにか歩鈴からユエピンになってますし。
わざわざ歩鈴を助け出してから自分が縛られたわけでも無さそうですし、やっぱりクロノスチェンジなのでは謎すぎな技です。
「ユエピン…大丈夫なのか!?」
「大丈夫です…歩鈴お嬢様を守ることができたのですから…うっ…」
そういって気を失うユエピン。
「タルト、オイタがすぎるのだっ!!」
怒り爆発でキメラアニマと戦いをいどむ歩鈴。
キメラアニマのラッシュをことごとくよけ、必殺技をはなちます。
「こうえんじ拳法必殺48手のひとつ…歩鈴のアッパーなのだー…あーたたたっ!!」
もしもーし、歩鈴のアッパーが48手のひとつなんですか?
なんか、自分で勝手に技増やしたりしてる48の殺人技並にいい加減っぽいです、必殺48手。
…というか、生身でキメラアニマと戦ってるのはどうかと思うんですけど。
変身の存在意義って…
ともかく、歩鈴のアッパーでダメージをうけたとことに、いつものごとくいちごが必殺技の「リボンストロベリーサプライズ」でとどめです。
ちなみに「リボーンストロベリーサプライズ」じゃないのかという意見がありますが…どっちが正しいんでしょう?
叫んでるから「りぼーん」になってるのかな、と思ったんですけど。
というか、「どっちでもいいや」ってのはダメですか?
あと、どんな技かという質問があったので説明しちゃうと…
いちごが光ながら回転するという無意味な溜めモーションのあと、ストロベルベルからハート型の光が発射。
その光が広がって丸いエネルギー波たくさんになって、それでダメージを与える技…みたいです、画面で見たところ。
実際のところ、CG処理でてきとーに放っててきとーに相手を倒してるだけなんで、どんな技かいまいちよくわかりません。
まぁでも、ギャラクシアンエクスプロージョンとかもなんだかわからないけどすごい技という感じでしたし、こんなもんなのかもしれません。
一応、コミックスでみたところは、自分の周囲広範囲に聖なる光を発して大ダメージを与える技のようですね。
ただし、みんとやれたすのような飛び道具ではないので、射程距離はほどほどのようです。
というか、マジレスしてよかったんでしょうか、コレ?
さて、結局武道館にはミュウアクアはなく、キッシュは帰っていって戦いは終了。
回復したユエピンは、もっと強くなって歩鈴を守れるようになるために中国に帰るといいます。
そして、歩鈴もユエピンは自分を守ってくれたといい、ユエピンのことを笑顔で送るのでした。
途中でいちごたちが「なんでユエピンは歩鈴と婚約をしにきたのだろう」「どういう理由なんだろう」という疑問を持つシーンがあったのですが、見事に謎なまま終了です。
伏線も何もあったもんじゃないですね…
とりあえず、ユエピンにはぜひ仲間になって戦って欲しかったんですけど、話を根本から覆しかねないので仕方なかったのかもしれません。
厄介なキャラは理由をつけて帰ってもらうのが一番ですし。
それにしても、歩鈴は変身する必要ないような気も…
ともかく次回は「一番大切な事、誰かを信じる気持ち」です。
ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆