ゆきにゃんの東京ミュウミュウ・アニメ感想情報です。
これだけ毎日ミュウミュウのアニメレポを描いてるのに追いつかないのはどういうことでしょう、ゆきです。
ちなみにこれで10日連続更新で、実は新記録だったりします。
そんなこんなで。今回のミュウミュウは「お嬢さま対決、お金じゃ買えない正義の味方」です。
みんとのお茶会に誘われるいちごたち。
各界の有名人や財界のお偉方などが来る有名なお茶会だそうで、有名人のざくろも参加。
いちごの大好きなアイドルグループも招待されてるということで大喜びで参加を承諾しそうになるいちごですが、れたすが止めに入ります。
「いちごさんっ、落ちついて考えてください!」
「あのみんとのお姉ちゃんがこんな親切なことするのははじめてなのだ!」
「わざわざ招待なんて、きっと何がワケが…。
あのみんとさんのことですし、いやーな予感が。」
「…そうね、あのみんとのことだし、何かあるかもね…」
えらい言われようです。
「どうしてこんなステキなことをわたしたちに…」
いちごがこういうと、あからさまに詰まるみんと。
普段いちごをバカにしてますが、同じくらいわかりやすい反応です。
しかし、結局アイドルグループに釣られて、条件反射でOKしてしまういちごでした。
やっぱいちごの方がわかりやすいかも。
ちなみに、この様子を見てムンクの叫びをしているれたすと、頭を抱えてる歩鈴が印象的でした。
さて、お茶会当日。
みんとやざくろはこういうのになれていますし、歩鈴はそもそもそんなことを気にするような性格じゃないので平気なのですが、小市民のいちごとれたすは場違いな気がしてきて、どうすればいいのかさっぱり。
むしろ帰りたいくらいの気分です。
見ていていちごやれたすの気持ちがわかってくるあたり、自分の小市民さに泣けてきちゃいます。
そんなとき。突然オーケストラがラッパを吹きはじめ、謎のヘリコプターが登場。
紺色のヘリコプターに花柄と馬車が描かれていて、狙ったようなセンスの悪さ。
「おーっほほほほほほほほほほ!!」
そして高笑いしながらヘリコプターの中から現れたのは1人のお嬢様。
目立ちたがりなのはいいですけど、各界の著名人を前にすさまじい恥さらしです。
これだったら万太郎の入場シーンの方がまだマシというくらい。
「お久しぶりですわね、みんとさん!!
忘れたとはいわせませんわよ。わたしとあなたは永遠のライバルなのだから!!」
誰かと聞いてくるいちごにみんとは…
「知らないわよ…あんな子!!」
露骨にイヤがってます。
「嘘が下手ですわね…あの運命の出会いを忘れただなんて…
あれは7年前のお茶会のときだったわ…」
7年前。さくらが咲く中、ケーキを食べる少女時代のお嬢様。
そして、その前を通りすぎるみんと。
…以上。
「まさに運命の出会いでしたわ…」
「って、すれちがっただけじゃんっ!!」
ナイスツッコミ、いちご。
「ま、いいですわ。とぼけるなら…何度でも名乗るまで!!
わたくしの名は…西園寺カンナですわ!!おーっほっほっほっほっほ!!」
みんと、いい加減呆れて去っていきます。
完全に無視されてます、このお嬢。
「あとはまかせましたわ…こんな迷惑な話、付き合ってられませんもの…」
結局みんとがいちごたちを招待した目的は、迷惑きわまりないカンナの相手をしてもらうためなのでした。
「何よ!?わたくしを無視しないでくださらない!?逃げるのですか!?」
「関わりたくないだけですわ」
そりゃ、誰でもこんなんと関わりたくないですものね…
「このわたくしが、今年こそあなたと決着をつけるために激忙しい中わざわざやってきてさしあげたんですのに!
さぁ、藍沢みんと!!今こそ決着をつけましょう!!」
「決着って…なんの決着なんですか?」
わけがわからず聞いてしまういちごたち。
「そんなもの決まってますわ!!
このわたくしと藍沢みんとさんと、どちらが本当のお嬢様か、はっきりくっきりさせること!!
すなわちそれが決着ということですわ、おーっほっほっほっほ!!」
あなたの勝ちです、帰ってください。
本当のお嬢様ってなんなんでしょう…
「おーっほっほっほっほっほっほっほ!!」
「…よく笑う子ね…」
「何がそんなにおかしいんでしょうか…?」
「…クセなんじゃない?」
「っていうか、なんか友達いなさそう…」
「…変なお姉ちゃんなのだ。」
もう言いたい放題。
カンナが振り返ったときは、すでにみんとはざくろと2人で呆れて去っていたのでした。
見事に離脱したみんととざくろ。
そうはいっても、カンナを結構意識してることをざくろに指摘されたみんと。
「似てるのかも…なんだか、昔のわたくしを見ているみたいでむかつくのかもしれませんわ…」
と、答えるのでした。
でも、みんとはあんなにキチガイ酷くはなかったような。
初登場時よりもかなり素直になって丸くなったみんとですが、あのお嬢はそれ以前の問題。
それとも、みんとももっと小さいときはあんなんだったんでしょうか…(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル
さて。みんとは婆やに何かを持ってくるように頼んでいたらしく、それが箱に入れられて遠くから後生大事に運ばれてきます。
なぜか馬車で。しかも軽トラックに馬車をのせて。
なんというか…金持ちの考えることはわかりません。
ともかく。みんとと婆やがこの話について話していたことを聞いたカンナ、何か企んでるんでしょうとみんとに詰め寄ります。
それを見ていたいちごとれたす。
「またやってる…」
「彼女…本当はみんとさんと…」
「えっ…何が?」
「いえ…もしかして…みんとさんのことが…………と思って。」
顔を赤らめながら意味深なことを語るれたす。
なんか、百合でも想像してるようにしか思えないんですけど。
お嬢様ってそんなイメージあるし。
ぎゃーぎゃーやかましいカンナに、みんと。
「いい加減になさいっ!!あなた、自分で何をしてるのかわかってるの!?
寂しいんでしょ!?だったら素直にそう言えばいいんじゃなくて!?
あなたが素直にならない限り、あなたに心をひらく人なんて一生あらわれませんわ!!」
図星をつかれたカンナ、思わず目をそらして「何を言ってるの!?」と返すのですが、そんなときに何か大きな音が。
みんとが頼んでいたものをのせた馬車がひっくり返った音でした。
犯人はキッシュ。
「いちごたちがいるってことは、その箱の中身はミュウアクアって感じかな?」
うわ、強引な理由で登場。
いっそ素直に「いちごをストーキングしてたんだよ」とか「ボクが出てこないと番組がなりたたないしさ」とでも言ってください。<
いや、後のヤツを言っちゃおしまいですけど。
ともかく箱を奪おうとするキッシュ。
ミュウアクアなんて入ってるわけないんですけど、ご苦労なことで。
しかし、カンナが箱を先にとりあげます。
「返して欲しければ、あたくしとの勝負、負けをみとめることね。
真のお嬢様は…この西園寺カンナであると!!」
みんとたん、もうそんなわけのわからない称号はさっさとあげて、箱を返してもらいましょうよう。
こんなんと関わりたくないし。
しかし、みんとが答える間もなく、キッシュがカンナに箱を渡すようにいいます。
拒否するカンナ。そして、キッシュはキメラアニマを作り出します。
お茶会は大混乱。
意地を張りつづけるカンナとミュウミュウ5人組以外は全員避難。
そして5人は変身です。
「本日も地球の未来にご奉仕するにゃん!」
「…うそぉ…」
呆然とするカンナ。
それにしてもこの人、キッシュが空を浮いてたるのを見たり、キメラアニマを見たりしても、それほど動じずに意地を張りつづけています。
よほど肝がすわってるのか、みんととの勝負に覚悟をもって望んでいるのか。
ともかく、戦闘開始。やたらと強いキメラアニマに苦戦する中、みんとはカンナに逃げるように言いますが、カンナは意地を這って聞きません。
そんなカンナにみんとは平手打ち。
「いい加減にしなさい!死にたいの!?」
「みんと…さん・・・」
さて、キメラニマの猛攻に為すすべなく、ピンチのいちご。
ピンチのときはアレです。助けて、蒼の騎士!
都合良く出てきて都合良くアドバイスする蒼の騎士。
先にこいつを倒さないことには、キッシュたちに勝ち目はありません。
ともかく。みんとがミントーンアローを放ち、いちごがそれを反射させてキメラアニマの口に攻撃。
日頃ほとんど戦力外状態のみんとですが、今回は見事なコンビプレイ。
単体では弱いテリーマンも、タッグでは急に強くなるということでしょうか。
ともかく、戦闘ではさっぱり目立たないみんとが活躍できてよかったです。
最後はダメージを受けたキメラアニマにいちごがトドメです。
さて、ミュウミュウの活躍を見たカンナ。
お金ならいくらでも払うから自分のものになりなさいと言おうとします。
でも、最初から金持ちのみんとにそんなこというのもどうかと思うんですけど。
案の定、みんとは相手にしません。
「お金なんかじゃ買えなくてよ!
あなた、本当にわかってないわね…自分から心を開かないと手に入らないものがあること。」
今まで欲しいものはお願いすればなんでも手に入ったカンナ。
しかし、本当に欲しいものはそんなものではなかったのです。
みんとは他の人とは違い、それからずっとみんとを意識しつづけていたのでした。
さて、強引にミュウアクア騒動にさせられた例の箱。
中身はなんと、お茶。
みんとがわざわざ仲間たちのために取り寄せたのでした。
わざわざ遠くから馬車でお茶を運ぶとは…金持ちの考えることはわからないというか、強引な展開というか。
まぁ、もともとこれはお茶会ですし、きっとものすごく珍しいお茶かなにかなのでしょう…たぶん。
ともかく戦闘も終わって。避難してた人たちを無視して、いきなりみんなで楽しくお茶を飲みはじめる5人。
まぁ、戦闘で疲れてましたし、ちょっとの間だけそっとしておいて欲しいんでしょう…たぶん。
それを寂しそうにみるカンナに、いちごは「一緒にどうぞ」と誘います。
やっぱり素直になれないカンナですが、強引につれてきて、強引にお茶を飲ませます。
「おいしいのだ?」
「う…うん」
それを見てクスっと笑うみんと。
焦って強がるカンナ。
「こ、今度はわたくしのパーティーでもーっとおいしいティーを飲ませてさしあげますわ!!」
「じゃあ、招待状いただけるのかしら?」
「い…いわれなくても出しますわ…あなたはわたくしの…永遠のライバルなのですから。」
ちょっぴり心を開いて、カンナはヘリコプターで去って行くのでした。
結局、各界の著名人のその後の行方は不明のまま終了。
今回はみんとがメインの話でした。
みんとがメインの回は、前回の話ではイヤなとこが強調されてるカンジで、結局ざくろがおいしいところを持って行ったりと冷遇されてましたが、今回はそういうこともなくよかったと思います。
戦闘でも珍しく活躍できましたし。
話の強引さと、お茶会はどうなったのか不明なことはいただけませんが。
あと、お兄様はどこへいったのか、とか。
この次の回は「婚約者現わる 歩鈴、宿命の結婚?!」
ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆