ゆきにゃんの東京ミュウミュウ・アニメ感想情報です。
今回のミュウミュウは「父の背中、いちごをかけた一本勝負!」です。
話は、いちごに彼氏ができたという話をいちごの母に聞いて怒り狂ういちごの父からはじまります。
そんなことを知らずに青山君といちごはらぶらぶモード。
とうとう学園公認の仲にまでなっちゃいます。
いちごは幸せいっぱいで、家でも青山君の話をしそうになりますが、それを聞いて怒りそうになる父。
その場は母の機転で逃れるのですが、その後結局はばれてしまいます。
青山君とデートに行こうとするいちごですが、ブチ切れたいちごの父がバイクで追いかけてきます。
なんとか父を巻いてカフェミュウミュウに逃げこんだいちご。
みんなに助けを求めますが、「親子の問題だし」と誰もかけあってくれません。
歩鈴に至っては「言葉がダメなら拳で語り合うのだ!」と、ジャンプ漫画みたいなことを言う始末。
「ほとばしる汗、はじけとぶ血しぶき。歩鈴と父上は昔はよくやってたのだ」
なんか、絶対1人だけ世界が違います。
それにしても、ここでいちごと青山君が別れさせられるようなことがあれば、いちごは激しく鬱になって、戦いへの士気も低下してしまって、下手したら世界の危機のような気もするんですけど。
ともかく、青山くんと会ういちご。
青山君は、あからさまにおかしいいちごを不審に思い、いちごからいちごの父のことを聞き出します。
さて。まんまと巻かれたいちごの父は、いちごの部屋に勝手に入って青山君の写真を見て「こんなひょろひょろ野郎が…いちごを…」とマジギレ状態。
やけに「ひょろひょろ野郎」にこだわってるんですけど、マッチョで筋肉モリモリの兄貴とかだったらOKなんでしょうか?
…余計イヤですね。
その夜。
いちごと父のあいだには、すさまじいまでの険悪ムードが。
「いちご…おめぇ…青山君とどこまでいったんだ!?」
首輪されるとこくらいまで。
「食事中に何言ってるのッ!?」
大慌てのいちごと、怒り爆発の父。
「あ~~~お~~~~や~~~~ま~~~~~~!!」
これ、首輪されたなんて言ったら、どうなるんだろう。
そんなとき、やっぱり気になった青山君から電話が。
その電話を無理やり奪い取る父。
「今どこだ!?」
「井の原公園ですが。」
「よぅし、そこを動くなァァァ!!」
暴走しすぎ。
ものすごい勢いでバイクを飛ばしていく父。
さすがにバイクは追いかけられないいちご。
「ちょっとバイクずるぃ!!
ようし、こうなったら…ミュウミュウストロベリー・メタモルフォーゼ!!」
何が「こうなったから」なんですか。
家の前で平気で変身するいちご。
絶対誰かに正体見られてそうです、コレ。
どうなったら、こうなって変身になっちゃうんだろう…
さて、いちごの父は青山君を問い詰めますが、青山君もお互いは真剣だと一歩もひきません。
結局、いちごの父は次の日曜に決闘を申しこみ、自分に勝てたらどうとでもしろというのでした。
ちなみにいちごは…変身したまま街を走って目立ちまくり。
そりゃ、コスプレ美少女が街を走ってたら奇異の目で見られて当然です。
「しまった…ミュウイチゴになったからって場所がわかるんじゃなかった…!」
見事なまでのあほっぷりでした。
次の日。
青山君から決闘のことを聞いて、いちごはビックリ。
「うん、すごくカッコよかったよ。」
なんか、すんごい人事な青山君。
いちごの父の気持ちが伝わってきたと話すのでした。
そして、とうとう決闘の日。
どうでもいいですけど、中坊相手にマジメに決闘する大人はどうなのかと思わなくも。
「一発勝負だ。先に一本とったほうが勝ち。わかったな?」
「はい。」
その頃、いちごはどうしたらいいかわからず、おうちで右往左往。
そんなときに、母に声をかけられます。
青山君のどこが好きか聞かれて、それに答えるいちご。
「本当に好きなのね」と返す母。
そしていちごの母は、自分たちも中学生のときにつきあいはじめて、自分の父が怒って大変だったと話します。
そのときも結局、決闘騒ぎ。
血は争えないというか、呆れて物が言えないというか。
一方、青山君といちごの父は、緊張が走る中、とうとう決闘開始です。
「てやーーーっ!!」
「めんっ!!」
「いっ…うぁああ」
うわ、父さん弱ええ。
「あの…大丈夫ですか?」
「浅い…浅いっていったんだよォォ!今のは一本っていわねえな…いくぜっ!!」
…汚ねえ。
どうみてもまともに入ってたんですけど、主催者側が「負けてない」といえば負けてないそうです。
というか、審判つけなさい。
ちなみに、いちごの父がいちごの母をかけて決闘したときも、倒れても倒れてもたちあがってきて、いちごの祖父は結局根負けしたそうで。
どうもこの人の脳内では、剣道は先に立ちあがれなくなった方が負けというルールがあるようで、非常に迷惑な話です。
「我々2人は今ここで何をしているんだ?」
「決闘には違いない」
「しかし…」
「剣道ではない」
「生き残り」
「ミスターアオヤマとシンタロウ(父の名前)」
「全存在を総動員した生き残り」
この人の脳内はたぶんこんなんなんでしょう。
というか、バキネタわからない人すいません。
さて、いちごは母に自分の赤ちゃんの頃、自分が危なかった中、父は毎日必死だったことを聞かされます。
「いちごのことを世界で一番大切に思って、愛しているのよ。」
それを聞いたいちご、笑顔を取り戻して決闘の地へ向かうのでした。
さて、タフなだけでぜんぜんかなわないいちごの父。
青山君が心配してやめるようにいうのですが、「もう泣きが入ったのか?」と返します。
「ここでやめたらてめえの負けだ…なんせ、まだ一本はいってねえんだからな!!」
一本どころか十本くらい入ってそうなんですけど。
しかし、それでも立ち向かってくるいちごの父。
なにせこの試合、KOしない限り終了しないデスマッチです。
攻撃を一瞬ためらった青山君の隙をついて、青山君の竹刀をふきとばします。
そして竹刀を振りかぶったとき、いちごが乱入。
「やめて!!もういいでしょ!?お願いします。許して、お父さん!」
「おめえは黙ってろ…これは男と男の勝負だ」
「大丈夫だよ、いちご…ボクもお父さんも納得いくまでやめるわけにいかない」
「いい度胸だ…だがな…いつまでそんなでけぇ口たたけるかな!?」
そして竹刀をふりおとそうとするいちごの父。
しかし、いちごが落ちていた竹刀をつかみ、父の竹刀を受けとめます。
「なにが男の勝負よ!?当事者のあたしをほったらかしにして、勝手に話をすすめないでよ!!」
それを見た父、自分たちが過去に決闘したときと同様の展開に、過去を思い出します。
そして、笑い出す父。
「やっぱりおめえは、俺とさくらの娘だよ。
おい青山、いちごを泣かしたらただじゃおかねぇからな…」
「はい!!」
そういって父は去っていき、話は上手くまとまったのでした。
最後は大泣きする父となぐさめる母で終了です。
「はいはい、泣かない泣かない。しょうがないわねぇ…もう1人作る?」
そういう問題かい。
今回は作画もキレイで、普通に見てても、もうつっこめと言わんばかりの展開ばかりで構成されていて面白かったです。
ですが、逆にアニメレビューは書きにくかったような…難しいですね。
さて、次回は「お嬢さま対決、お金じゃ買えない正義の味方」
ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆