ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
今回はボーン編第2話「最悪の攻撃!シューテングアロー! 」、10月2日の放送です。
受身でボーンの攻撃をしのぐ万太郎。
この様子を見たボーン、人質のミンチのそばに行き、「これ以上万太郎にアドバイスはやめろ、こいつがどうなっても知らないぞ」と言ってミンチを攻撃します。
見かねたミート、もうアドバイスはしないからミンチに攻撃するのはカンベンして欲しいと言います。
してやったりのボーン、万太郎の頭脳であるミートを切り離したと自信満々。
そして足を激しく回転させてドリルのようにする「ナスティギムレット」を空中から繰り出します。
対応できない万太郎。
「ミート!!次はどうすればいいの!?」
自分で考えなさい。
「ぼ、ぼくにはアドバイスできません…許してください…」
「ミート!!どうすればいいんだ!?」
いや、問い詰めてるヒマがあったら、逃げるなりなんなり自分ですべきかと。
アドバイスできないミートのかわりにキッドとチェックがかわりにアドバイス。
しかし、キッドはガードしろといい、チェックは逃げろといって、両者の意見が正反対。
…とゆーか、ボーンはまだ落ちてこないのかと。
結局2人は意見があわず、言い争いに。
仕方なく万太郎、無理に相手の攻撃を止めようとしますが大失敗しダウン。
見かねた人質のミンチは自分のことはいいからアドバイスをしろとミートにいいます。
ミンチは自分もボーンの生い立ちに察しがついていると話します。
それを聞いたボーン、かなり動揺してしまいます。
「俺は死神がこの世につかわした存在、オヤジは過去なんてものはねぇ…」
「あらゆる超人に必ず親がいて、そのもとにうまれてくる。
死神の使者なんて信じられんのう。」
はい、大嘘。
思いつく範囲で親のいない超人を考えてみましょう。
☆プラネットマン
こいつは親云々以前に惑星バルカンです。
キン肉マンを倒して地球を手中に収め、太陽系を支配しようとしていた悪魔騎士。
悪魔将軍よりよっぽど危険な悪魔です。
☆パルテノン
ギリシャのパルテノン神殿が変身した超人です。
無機物ですし、出所もわかってます。
こいつも親もひったくれもありません。
少なくともこの2人は親云々以前の存在ですので、ミンチの発言は大嘘以外の何者でもありません。
まぁ、こんな設定、ゆでが覚えている方が不思議なんですけど。
ともかくボーンは過去を思い出します。
無理やりわけのわからない特訓で苦しまされ、キン肉族へ復讐しろと言われた暗い過去。
怒りに震えたボーン、先にミンチを殺そうとします。
「いいことを教えてやろう。約束ってのは破るためにあるんだよ!」
しかしミンチ、シューティングアローが突き刺さる前に隠された生い立ちについて喋るとボーンを脅します。
動揺するボーン。
そんなとき、後ろから万太郎が。
そういや、忘れてた。
しかし簡単に反撃するボーン、万太郎をシーサーリングの目の穴に閉じ込めます。
そして、ミートに自分の生い立ちを知っているのか聞きます。
ミートは、自分の両親は小さい頃になくなり施設に預けられ、そこで真弓にみそめられてスグルの目付け役になったと話します。
それは出鱈目だと大笑いするボーン。
ボーンの語る真実とは、うまれつき天才的な頭脳を持っていたミートの噂を聞いた真弓に、ミートの両親は大金でミートを売ることをもちかけ、真弓はそれを買ったという話でした。
金のために両親にすてられたんだとショックを受けるミート。
ミートの過去を話されて怒ったミンチ。
しばられている縄をやぶり、ボーンの両親の秘密を話そうと、ボーンに向かって突進します。
って、むしろ逃げろよ。
案の定、ボーンはシューティングアローを発射。
血迷ってボーンの方へ向かっていたミンチ、秘密を話す前にシューティングアローにつらぬかれてしまいます。
むしろ距離をとらないといけないのに、なんでボーンの方へ向かったのやら。
傷つきミートに抱えられるミンチ。
ミートの父はミートを溺愛したが、真弓は悪行超人から地球を守るために天才的頭脳をもつミートをゆずって欲しいと話します。
いやがるどう見てもミンチのミートの父ですが、真弓の説得に泣く泣くミートをわたすのでした。
そして、ミンチは火事場のクソ力の3つめの力を手に入れるには、キッドとチェックの力が必要だと話します。
そして死に際、ミートに…
「いつ以来じゃろう…お前の手をこうやって握るのは、お前が赤ん坊の以来じゃ…
それが…こんなに立派な正義超人になって…
さらばじゃ…我が…息子よ…」
なんと、ミンチはミートの父親だったのです!(バレバレ)
父の死を嘆き悲しむミート。
どうでもいいですけど、ミンチも息があって喋れたんだから、ボーンの正体明かせばよかったのに。
その様子を見て大笑いするボーン。
「これでわかっただろ?
穏健派のミンチが万太郎についで悪行超人の恨みを買っていたのが!
そのミンチがキン肉王家にさしだしさえしなければ、名参謀ミートは姿をあらわさなかっただろう。
キン肉スグルや万太郎に倒された悪行超人の怒りや恨みの矛先がミートの父と目されるミンチに向けられても何の不思議もないだろう?」
…それだったら、普通ミートも恨みを買いませんか?
ミンチに殺しの依頼があるのに、ミートに依頼がないのはなぜなんでしょうか…
答え:ゆでだから
さて、万太郎、なんとかシーサーリングから脱出。
ミートの父の死に報いるため、ボーンに逆襲です。
しかしボーンも負けずにナスティギムレットで反撃。
シーサーリングから転落しそうになるも、すんでのところでなんとかつかまる万太郎。
ピンチになりミートの名を叫ぶの万太郎。
見かねたチェックとキッドは、ミートに早くアドバイスを送るように促しますが…
「あなたたちに何がわかるんです!
ずっといないと思ってたら、父さんが現れたと思ったらいきなり殺されて…
こんなときに…今のボクにアドバイスなんて出きるわけないでしょう!!」
チェックも孤児だからわからないでもないと思うんですけど、まぁそこは本人の立場になったらこういう言動になって当然とも思えます。
そしてミートは、運ばれるミンチのもとへと走っていくのでした。
「ミート!!」
動揺する万太郎。
「おっと万太郎ちゃん…おまえのことを忘れるところだったぜ。」
酷すぎ。
シーサーリングの口にはさまっている万太郎に対し、ロープの反動を利用した猛烈なキックでシーサーリングの口を閉じ、万太郎をはさみこんでしまいます。
強烈な攻撃に苦痛のうめき声を出す万太郎。
一方ミートは死んでしまったミンチに「ずっとここにいるよ」と話しかけていました。
そこに何者かの声が。
「そんなことをしてもミンチは喜ばないと思うがの。
父の死の直後とはいえ、そんなことをしてはお前の父も報われぬかと思うがの。」
なんとそこに現れたのはキン骨マンでした。
そんなところで今回は終了です。
さて今回最大のつっこみどころは…
あと、ミートの頭脳がえらく持ち上げられてますけど、ミートって初代ではマスコットキャラだったんですよね。
セコンドとして活躍した試合も結構あったとはいえ、これはちょっとやりすぎです。
そもそも、ミートが目付け役になる頃には既にスグルは豚と間違えられて捨てられていたはずとか、言ってはならない設定にまで関わってきちゃいますし。
釈然としませんけど、今更細かいことにこだわっても無駄ですね。
たぶん、ミディアム・レアーたんは予言書が消されていなかったことになったんでしょう。
次回は「決着!火事場のクソ力チャレンジ 」です。