ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
今回のキン肉マン2世は「恐怖の妖腕刀!危うし万太郎マスク! 」です。
マッスルミレニアムが破られ、さらにリングから落ちそうになって呆然自失の万太郎。
「万太郎!!ヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン様が応援しているんだ!!がんばれー!!」
万太郎を応援するヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン。
さて、リングの方では。
ハンゾウ、必殺の傀儡人形を使います。
畳の上ではできなかったと思われていた傀儡人形ですが、実は最初は出来なかったのでなく、わざとやらなかっただけだったのです。
マッスルミレニアムが破られ、傀儡人形を封じたつもりの畳リングも失敗で、ショックを受ける万太郎。
「あぁ…これがお前自身の戦いでなければ、このヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン様が助けてやったものをっ!!」
そういって悔しがるヘラクレスファクトリー成績No1のガゼルマン。
そんなガゼルマンを見て、凛子の友人恵子は…
「ねぇ、ガゼルマンって負けてばっかだけど、本当にNo1だったのかな?」
みんなの疑問です。
そんな恵子に対して凛子は目を潤ませながら…
「しぃっ、言わせておいてあげようよ、ねっ」
そして、凛子たち3人は哀れみの涙目でガゼルマンを見つめるのでした。
「…誰か信じてくれ…」
黄昏るガゼルマンでした。
この場面、アニメオリジナルの場面ですけど、最高でした。
ガゼルマンは本当にスタッフに愛されていますね。
さて、万太郎は戦う気力が萎えてぼろぼろです。
ハンゾウの傀儡人形の猛攻でリングから落ちそうになる万太郎。
しかし、なんとか傀儡人形の足をつかんで落ちるのを防ぎます。
すると、なぜかハンゾウも足に圧迫感を感じ始めます。
「は、はなせ!!」
傀儡人形の両足はリングとつながっているため、万太郎の足をふりほどけないハンゾウ。
「離したら…殺さないって約束してくれる?」
いや、離したら落ちて死にます。
拒否するハンゾウに、だったら離さない、ともっと強い力で傀儡人形の足を握り締める万太郎。
それにたじろぎ、後退していくハンゾウ。
すると、傀儡人形もいっしょに後退していき、万太郎、なんとかリング内に生還。
「闘志をなくなった演技をしてやがるんじゃないだろうな!?」
しかし、万太郎の目は完全に闘志が残っていません。
傀儡人形に攻撃されるがままの万太郎ですが…
「ねぇ、ハンゾウ…約束して…ボクの命を助けてくれるって…ボクの命を…」
ハンゾウに命乞いをする万太郎。
どれだけ攻撃してダメージを与えても、なんとか動いて「命を助けて」といってくる万太郎に、ハンゾウは逆に少しおびえてしまいます。
そりゃ、いくら痛めつけても起きあがってきて、「命だけは助けて…」と言われつづけりゃ、さすがに参ってくるでしょう。
ハンゾウ、一気にとどめをさせることに。
傀儡人形を使った必殺技・釣鐘割りで大ダメージ与えると、さすがの万太郎も気を失ってしまいます。
そして、一気に勝負をつけようとします。
「御面頂戴!!」
しかし、妖腕刀で顔を攻撃したにも関わらず、万太郎の顔が突然光だし、逆に妖腕刀が傷つけられてしまいます。
何事かと思うハンゾウ。
フェイスフラッシュです。
さて、気がついた万太郎。
「ボクの顔…無事だ!!
そうか…ハンゾウ、ようやくボクの命を助けてくれることにしたんだね…」
「うぇーーっ、なんだこいつっ!?」
ハンゾウ、露骨に嫌がってます。
まだ起きあがってくる万太郎に恐怖を感じ、こうなったら御面はいらんと、万太郎をリングの外に投げ飛ばします。
万太郎、なすすべもなく落下。
魂のランタンの炎も消えてしまいます。
さて、意識を失ってる万太郎。
目の前にザ・ニンジャが。
「ニンジャのおっさん…あんたと一緒ってことはボクは死んじゃったの!?」
「お主は死んだ…お主の恐れの心は死んで、あたらしいキン肉マン2世が生まれたのだ」
「やはりお前は、今までただの一度も相手を殺めたこともなく、ただの一度も自らは死に至らなかった奇跡の逆転ファイター・キン肉マンの息子だけある。」
検証しといてなんですが、どう聞いてもウソです、これは。
さて、万太郎はそんなニンジャの言葉を聞きながら、自分を呼ぶ声を感じます。
心が無になったから聞こえるのだ、と話すニンジャ。
そして、気がつく万太郎。
ニンジャの襟巻きが腕とやぐらに引っかかって、なんとか落下せずに助かっていました。
響き渡るマンターロコール。
勇気ある万太郎が目覚めるためには、恐れある万太郎が死ぬ必要があったというニンジャの声が聞こえてきます。
心が静寂ならば、あらゆる恐怖を克服できると言われる万太郎。
ニンジャの言葉にすっかり勇気を取り戻し、リングに向かってかけあがっていくのでした。
しかし、ハンゾウはもう遅いといって、自分のランタンを奪おうとします。
そして、ハンゾウがランタンを掴みかけたそのとき。
万太郎、なんとかリングに戻り、火事場のクソ力全開の万太郎のランタンに大きな炎がともります。
突然、その炎に怯え出すハンゾウ。
「イヤじゃ!!イヤじゃ!!炎はイヤじゃあ!!」
ともかく、ハンゾウ起きあがり、万太郎との戦い続行です。
傀儡人形で攻撃するハンゾウ。
しかし、万太郎はなんとかそれを受けとめ、傀儡人形に攻撃を加えます。
すると、ハンゾウの体にもダメージが。
傀儡人形はハンゾウの気で繋がっているおかげで自由に操れるのですが、逆に気が繋がってるせいで受けたダメージはハンゾウに伝わるのです。
じゃあ、ほとんど意味ないですやん。
完全に見掛け倒しの必殺技だったのでした。
そんな様子を見てエールを送るガゼルマン。
「いいぞ、万太郎!!さすがにオレ様の応援が効いたみたいだな…このヘラクレスファクトリー成績…」
しかし、最後まで言わないうちに…
「…うるうる…」
例によって、凛子たち3人に涙目で哀れまれます。
「おおおーーーーーん!!」
その目に耐えきれず、ショックで思わず叫ぶガゼルマンでした。
ほんと、見事なまでのヘタレ役です。
さて、ハンゾウはたまらず人形を解除。
そして、日が沈み暗くなってきたので、照明のかわりに舞台に火がつけられます。
すると、再び怯え出すハンゾウ。
「いやじゃーーー!!いやじゃーーー!!いやじゃーーー!!」
隕石が落下してあたりが炎に包まれた幼少時代を思い出して怯えるハンゾウ。
これを見たミンチ。
もしかしたら、相手に恐怖を植え付けるファイトスタイルは、ハンゾウ自身が心に持ってる恐怖心を隠すための苦肉の策かも知れないと話します。
そんなハンゾウを見た万太郎。
「うるさいよ…さっきから。鬼畜ハンゾウがそんなに怖がってちゃ、みっともないよ。」
あんたも、さっきまで散々怖がってたじゃないですか。
まぁともかく、立場逆転です。
ハンゾウ、万太郎の言葉に怒りを覚え、巨大な風車を身にまとって攻撃。
しかし、万太郎は落ちついていて、目を瞑ります。
怒りのハンゾウ、風車を激しく回転させて突進。
しかし、恐怖を克服した万太郎、ギリギリでかわします。
畳キャンバスに激突、畳キャンバスをえぐります。
そして、ハンゾウは風車から投げ出され、上空に。
チャンスとばかりに、万太郎、マッスルミレニアムの体勢に。
しかし、ロープがありません。
「最後の最後で計算を誤ったな!!」
「計算は誤っちゃいないさ!!」
万太郎、マッスルミレニアムの方向を変え、ひとまず天井に着地。
「マッスルミレニアムは、ロープがなけりゃできないほどヤワな技じゃない!!」
そして、壁を蹴って、さっきえぐれた畳リングめがけて突進。
「くらえ!!マッスルミレニアム・レングス!!」
まぁ、単純に言うと逆タワーブリッジです。
見事に決まったマッスルミレニアム。
ハンゾウの面はひび割れします。
そして、魂のランタンを掴み、勝利を収めたのでした。
ランタンの3つの噴出し口のうち、1つめの寛容に続き、2つめの無我の炎がともります。
さて、ハンゾウ、体勢を崩し穴から落ちていきます。
しかし、それを救おうとする万太郎。
「試合が終わればノーサイドだ!」
しかしハンゾウ、万太郎に助けてもらうなら死んだほうがマシだと、万太郎手を払いのけようとします。
それでも、手を放さない万太郎。
「お前を絶対殺すわけにはいかない!キン肉王族は相手を殺したことがないことを誇りにしているんだ!!」
いつ、キン肉族が相手を殺していないことになったんですか?
スグルについては検証しましたが、アタルは別に何も悪いことをしていないホンモノのソルジャーチームの5人を惨殺したんですけど。
「どんなに悪い超人でも、武力をもって接するな、武徳をもって接せよって教えられたんだ!」
そんな万太郎に心をうたれたハンゾウ。
「おまえのことはうらまねぇよ…ノーサイドだ」
そして、ハンゾウはプリズンに逆戻りです。
去り際。
「万太郎よ、命を救ってもらったお礼に教えてやる。
お前が残したノーリスペクトMk3は、オレやフォークなんか比べ物にならないくらい恐ろしいぜ…」
いや、お礼に教えてる割には、びびらせてるだけなんですけど。
万太郎を待つノーリスペクトMk3で終了です。
今回と原作の最大のちがいは、最後にハンゾウのお面が割れなかったことでしょうか。
原作では、ハンゾウの面が割れ、なかから火傷でボロボロになって片目がえぐれた顔が出てくるのですが、さすがにきついからか、アニメではカットされていました。
最後に、その顔を恐れる観衆と、ニンジャの襟巻きを顔の片側につけてあげる万太郎のシーンがあったのですが、そこもカットされてしまっていて、少々残念でした。
まぁ、ガゼルマンが面白かったからいいんですけど。
ともかく。次回は、「恐怖の暗殺者!ボーン・コールド登場」です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆