ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
今回のキン肉マン2世は「必殺技が使えない?!畳リングデスマッチ」です。
ハンゾウの御面頂戴を受けてしまい、さらにリングから奈落の底へ転落していくニンジャ。
「さらばじゃ万太郎…いやさ、キン肉マン2世…」
なんか、この人、カッコいいんですけど、その割りには出てくるたび死んでるんですけど。
これで、ザ・ニンジャは初代からあわせて、3戦全敗。
ちょっとあんまりだと思います。
突風でニンジャの襟巻きだけが、万太郎の元へ飛んできます。
ニンジャを助けに行こうとする万太郎。
そのとき、ミートがニンジャの襟巻きに何か書いているのを見つけます。
「闇に生き、闇に死ぬのが忍びの定め
それゆえ 拙者がもしもハンゾウに破れ
憂き目にあっても我が屍探す必要なし
ザ・ニンジャ」
あの高さから落下したらニンジャは助かっていないと話すミート。
でも、スカーは推定40000メートルからスカーバスタ-で落下したんですけど。
4万メートルは言いすぎかもしれませんが、それでも見た目からいって、あきらかに数100メートルはありそうだったんですけど。
超人が死ぬことが信じられず怯える万太郎。
そんな万太郎に、超人レスリングは、死と隣合せの世界だと話すミンチ。
余計びびらせてどうするんですか。
結局、万太郎は、恐怖のあまり逃げ出して寺にこもります。
万太郎を追いかけて、寺の門をあけるように言うミートたち。
しかし、万太郎は「人事だと思って」と、聞く耳持ちません。
死ぬのはこわいと怯える万太郎。
大丈夫です、死んでも超人墓場で働けばすぐ生き返ります。
ウルフマンなんて、4回くらい死んでますし。
注)ウルフマンの死に様
1回目:スプリングマンに瞬殺され、死に役の地位を築く。
このときは、最後にバッファローマンに生きかえらせてもらいます。
2回目:自らの命を捨て、スニゲーターに殺されたキン肉マンに与えて生き絶える。
このときは、黄金のマスクに生きかえらせてもらってます。
3回目:タッグ編で死亡。
1回戦第2試合で乱入コンビに完敗するも、1回戦第3試合でロビンが素顔を暴かれたときは生きていたはず。
しかし、2回戦のマッスルブラザーズVSはぐれ悪魔戦では、ゆでのカンチガイで何故か死んでいたことにされています。
傷が悪化したという説や、ロビンの素顔を撮ろうとするカメラマンに殺されたなどの説がありますが、死因は不明。
4回目:タッグ編で亡霊超人としてキン肉マンを助けますが、ネプチューンマンのマグネットパワーで死んでる状態で再び死亡。
「一度死んで魂だけとなったウルフマンをなおも死にいたらしめるとは、なんというマグネットパワーの恐ろしさ!」(アシュラマン・談)
このときはどうやって生き返ったか不明。おそらく、超人墓場で一生懸命はたらいたのでしょう。
…なんか、めちゃくちゃ話がそれてしまいました。
ともかく、死ぬのは怖いという万太郎に、ニンジャの声が。
万太郎の前に現れるニンジャの幽霊。
ニンジャは、人類の平和のために戦って消えるなら本望と話します。
それでも、死にたくないと話す万太郎に、生きるとか死ぬとかを超えるのだ、と話すニンジャ。
そりゃニンジャは、これで死ぬの3回目ですしねぇ。
生きるとか死ぬとかを超えると言うか、死になれてるんでしょうねぇ。
「あれを見るのだ。」
ニンジャが菩薩を指差すと、スグルが戦っている場面が映し出されます。
「おぬしの父キン肉マンは、何度となく死をかけた戦いを繰り広げたが、そのうち、ただの一度も自らは死に至ることもなく、また対戦相手を1人も殺めたことはない。」
絶句。
スグルが一度も死んだことなく、1人も殺していない、ですか。
なんで今更そんな嘘つきますか。
これについては長くなりそうなので、後日で検証するとして。
ともかく、己を信じよ、己の潜在能力を信じよと話すニンジャ。
でも、万太郎って潜在能力だけでここまで来たようなものなんですけど。
ともかく、そういってニンジャは姿を消します。
ニンジャの言葉で勇気を得た万太郎、自ら寺から出てきます。
「ミート、何をやってる。早くリングにあがる準備を。」
あんたが寺にこもってたから、追いかけて来てるんですけど。
なんというか、こういう風に最終的にはなんとなく爽やかに決めて途中の経緯はなかったことにするのが、ゆで的手法でしょうか。
さて、リングに向かう万太郎。
弁慶と牛若丸コスプレです。
火事場のクソ力修練編は、なんだか登場時のコスチュームがいい感じです。
今回は、自分が望む形式で試合をやりたいと話す万太郎。
ハンゾウが要求をのむと、ヘリコプターがリングに畳をおろします。
名づけて、畳デスマッチ。
一同、なんの意味があるのやらと唖然。
「2世!デスマッチどころかミスマッチですよー!」
呆れるミート。
「いや…よく見ろ!!ミスマッチどころか、あの畳リング、風景と見事に調和している!
これぞ日本の心!日本の雅!!」
畳デスマッチを無意味に評論するガゼルマン。
そして、突然書初めをはじめます。
さすが鹿、意味不明すぎです。
「できたっ!!」
誇らしげに出した書初めの内容は「大売出し」。
しかし「出」が上下逆になっています。
「…出の字がさかさまなんだけど…」
「わざとかなぁ?」
「誰かにつっこんで欲しいのかなぁ…」
「目を合わせない方がいいわ」
凛子たちに、ヒソヒソ声でめちゃくちゃ言われる鹿。
「んん~~~、おのれーーー!!みんなして無視かぁ!!」
つっこんでもらえず不機嫌のガゼルマン。
「悪い子だ!!悪い子だ!!悪い子だ!!悪い子だ!!」
中野さんにヤツあたり。
悪い子なのはあんたです。
その様子を呆れ気味でリングで見守る万太郎とハンゾウ。
「お前の仲間か…?」
「う…うん…」
恥ずかしそうに肯定する万太郎。
さすが、鹿。素晴らしい役どころです。
なんか、このアニメのギャグの大部分はガゼルマンが占めているような気さえしてきました。
ともかく、ガゼルマンはほっといて、試合開始です。
ハンゾウの猛攻を切りぬけ、足場のしっかりした畳リングを利用して投げ技をくりだします。
畳リングは日本古来の格闘技、柔道の投げ技がかかりやいのです。
「そしてなにより!畳デスマッチは、畳の国・日本の超人、ザ・ニンジャの弔い合戦にふさわしい!」
上手くハンゾウを投げつけ、せめまくる万太郎。
畳リングなので、硬くてダメージも倍増です。
ちなみにアニメではカットされてますが、スグルの地球での国籍が日本なのこともあり、万太郎はスグルに柔道だけは教わっており、非常に得意なのです。
ダメージを受けたハンゾウ、反撃で傀儡人形の体勢に入ります。
しかし、万太郎は余裕。
「こいつの傀儡人形は布地のキャンバスを変化させてはじめて成立する技だもんね。
このリングは、布地じゃなく畳。したがって一方は出せない!!」
万太郎の戦略に驚き唸るハンゾウ。
意外といけてます、畳リング。
さてハンゾウ、今度は万太郎に首をしめられますが、余裕の笑い。
うつせみの術で技の受け手が中野さんに交代。
なんか、ガゼルマンにひざ蹴りくらったり、ハンゾウのうつせみの対象になったりと、中野さん受難日です。
「これは序の口、これからがおれさまのショータイムだ。」
そういって、襟巻きを巨大な正方形の板に変化させるハンゾウ。
そして、それを風車の形にし、身にまといます。
そのまま回転して万太郎に体当たり。
かすった万太郎のマスクに切れ目が。
一気に弱気になってギブアップするからと命乞いをする万太郎。
しかし、ハンゾウは御面が欲しいと言って聞きません。
そして、風車の状態で回転し、そこら中を荒らしまくるハンゾウ。
万太郎、なんとか避けますが、とうとう逃げ場がなくなります。
そんなとき、首に巻いたニンジャの襟巻きが光出します。
そして、万太郎の脳裏にニンジャの声が。
「逃げてばかりでは何も生まれはせぬぞ。
彼動けば我微動もせず 彼動かざれば我俊敏す だ」
その言葉で、恐れながらもハンゾウの攻撃をギリギリまでひきつけます。
そして、ギリギリでジャンプ。
鉄柱に激突して動けなくなったハンゾウを投げつけ、マッスルミレニアムの体勢に。
しかし、さきほどハンゾウがリングを荒らしまわったとき、ロープが切断されていました。
おかげで、激突させるロープがなく、マッスルミレニアムが出せません。
「マッスルミレニアム、やぶれたり!!」
なんかえらいあっけないやぶられ方です。
呆然とする万太郎、うまくハンゾウに逃げられ、リングから突き落とされそうになります。
しかし、なんとかリングのへりの部分をつかみ、落下をくいとめます。
マッスルミレニアムが破られて呆然とする万太郎で終了です。
とりあえず、今回の目玉は肉史上最大の歴史の捏造を語るザ・ニンジャでしょうか。
後日検証しようと思いますが、ちょっとあんまりすぎです。
あとは、やはりガゼルマンのバカっぷり。
鹿がでるだけで面白くなるという、素晴らしすぎるキャラになってくれました。
次回は「恐怖の妖腕刀!危うし万太郎マスク!」です。
ネカマアイドルゆきは、そろそろ○○を応援しています、をやめようかとか思ってきちゃいました。