ゆきにゃんの東京ミュウミュウ・アニメ感想情報です。
8月17日の東京ミュウミュウは「母の記憶、お姉ちゃんは大変なのだ」でした。
いつものごとくカフェミュウミュウで忙しいいちごたち。
ざくろは仕事らしくお休みです。
厨房でお皿を洗っている歩鈴ですが、突然眩暈がして倒れてしまいます。
風邪を引いてしまった様子。
そんな歩鈴を心配してテキパキと処理をほどこすれたす。
おでこを冷やすために氷を大量に置いたり、鼻にバンソウコウをはったり、ネギをくわえさせたり、首に鞭打ちギブスをはめたり、へその穴に梅干をいれたり、腕にお灸をすえたり、ハラマキをさせてみたり、点滴を打ってみたり。
あげくのはてには、健康サンダルを履かせる始末。
もう何なんだか、わけがわかりません。
一同、唖然。
いちごなんて、目がテンです。
「はやく元気になってもらおうと思って…」
「やりすぎだっちゅーの!!」
ナイスツッコミ。
しかし、無理して動こうとする歩鈴。
「行かないと…迎えに行かないと…」
歩鈴には兄弟がいて、兄弟を迎えにいこうとしていたのです。
歩鈴の状態がひどいので、歩鈴の妹を迎えにいこうとするいちご、れたす、みんとの3人。
そして、歩鈴の妹がいる保育園に。
そこで会った歩鈴の妹の先生に、歩鈴が風邪で寝こんでいると話すいちごたち。
どうでもいいですけど、先生、やたら化粧が濃いです。
歩鈴の家庭の事情を先生に話してもらういちごたち。
歩鈴の母は何年か前に他界しており、父親はストリートファイトで負け無しの中国拳法家で、修行や世界大会でほとんど家にはもどってこないそうです。
なんちゅう設定ですか。
地上最強の生物こと範馬勇次郎でさえ、せがれの情事にすら顔を出すという歪んだ親バカぶりを発揮しているのに、この父親はけしからんです。
ともかく、そんなわけで家事や兄弟の面倒は歩鈴一人でこなしているそうです。
歩鈴が苦労していることを知って、驚くいちごたちなのでした。
今日のところは、歩鈴の妹を家に送り届けようというみんと。
しかし、歩鈴の妹は「知らない人についていっちゃダメなのだー!」といってききません。
「お姉ちゃんはきっとくるのだ!!」
寂しそうに外をながめると、歩鈴がふらふらで無理しながら迎えに来ていたのでした。
なんとか家に帰った歩鈴。
「おかえりー!」
「おかえりー!」
「おかえりー!」
「おかえりー!」
見事に顔が同じな4人の弟が挨拶します。
なんというか…こいつらは、おそ松くんですか。
そんなとき、家のチャイムが。
歩鈴を心配したいちごたちが家に来てくれたのです。
そして、歩鈴のかわりに家事をこなすいちごたち。
さらに、歩鈴にゆっくり寝てもらうためにも、お泊りして家事をこなしてあげようとするのでした。
「みんな…ありがとうなのだ…シェイシェイ…」
喜びの涙を流す歩鈴、友情パワー全開なシーンなのでした。
さて、次の日。
歩鈴には耳栓をさせておいて、自分たちだけで家事をこなそうとする3人。
しかし、山のような家事でもうへとへと。完全にダウンです。
3人がダウンして、おそ松くん弟たちがあばれている音で目を覚ます歩鈴。
「めんぼくない…こんな大変だと思わなくて…」
そういって謝るいちごたち。
それでも「歩鈴の風邪が治るまでは…」と話すのですが、歩鈴は「1日寝たらもう治ったから大丈夫なのだ」と話します。
歩鈴が大丈夫ということで、複雑ながらも帰る3人。
しかし、歩鈴は無理をしていただけで、3人が帰るとダウンしてしまうのでした。
それでも、次の日、妹を保育園に送る歩鈴。
しかし、先生は歩鈴の風邪を心配して、車で歩鈴を家まで送ります。
「無理しちゃダメよ。がんばりすぎてない? つらいことがあったら、わたしにぶつけて」
そう話す先生の姿に、母の姿を重ねる歩鈴。
そして、病院で寝ている母を思い出します。
「笑って、歩鈴。あなたの笑顔はみんなを幸せにすることができるのよ」
寂しそうに、母のことを思い出す歩鈴。
「もし、何かあったらわたしに遠慮無くいってね」
そう話す先生にも、「ありがとうなのだ。でも、ほんとに大丈夫なのだ」と話すのでした。
そして、歩鈴の家にたどりついた先生。
歩鈴が車からおりたそのとき。
「そっか、おばさんはいい人なんだね。弱ってるあの小猿女をやっつけるにはもってこいだね。」
突然、先生の前に現れたタルト。
間違い無いです、こいつもストーカーです。
先生のスピリットを吸出し、エイリアンとフュージョンさせて、キメラアニマを作り出すタルト。
そんなタルトに対抗して、風邪でへろへろ状態で変身する歩鈴。
キメラアニマとの戦いです。
今回は、久々に怪人系のキメラアニマで、見るからに怪しいです。
ベースはなぜかニワトリ。エプロン着用。
口から豆鉄砲を吐き出し攻撃したり、中身が爆弾の卵を生んだりと意味不明ですが、なかなか手ごわいです。
「土曜は特売!!!8個50円!!」
頭は悪そうですが。
ともかくトドメをさせられそうなピンチでしたが、いちごたちが助けに入ります。
そして、力を振り絞って、必殺技をはなつ歩鈴。
歩鈴の攻撃で相手を封じ込め、あとはいちごでトドメ。
タルトは逃げさり、歩鈴は気を失うのでした。
家のベッドで気を取り戻した歩鈴。
起きて様子を見ようとすると、今までワガママ放題だった弟たちが「お姉ちゃん、大丈夫?」と心配します。
「これからはぼくたつもお手伝いするから、みんなでがんばるのだー!」
そして、世話を見てくれていた先生と話す歩鈴。
再び、先生に母の姿を重ねる歩鈴。
「ひとつ、お願いがあるのだ…」
「なあに?」
「今だけ…お母さんになってほしいのだ…」
先生の膝枕で寝て、母を思い出し涙する歩鈴なのでした。
数日後、すっかり元気になった歩鈴は、いつものようにカフェミュウミュウで元気にはたらきます。
そして、空を見上げて心の中でつぶやくのでした。
「お母さん…歩鈴は上手に笑えているよね…」
今回はこれにて終了です。
今回は、ありきたりといえばありきたりなのですが、心温まる話で、普通にいい話でした。
普通に見る分には、かなりいいデキだったと思います。
ゆきは、この手の話には弱いので、かなり感動しちゃいました。
おかげで、あからさまなギャグの場面以外はほとんどツッコミどこがなく、ただ話をなぞるだけになってしまったのですが。
やっぱり、レポートを書くには電波まみれがベストです。
まぁ、結局それは、クソゲーだとレビューしやすいというのと同じなので、まともな話の方がいいのかもしれません。
それにしても、歩鈴役の望月久代さんの声は破壊力バツグンというか、素晴らしく萌え萌えボイスです。
ミュウミュウのキャラソング集「キャラクターソングスコレクターズボックス」が5枚組みで7500円で売っているのですが、歩鈴だけ欲しいとか思っちゃいました。
というか、7500円はさすがに高すぎです(w
次回は、「心の火花、いちごとみんとのすれ違い」。
ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆