ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
今回は「新必殺技誕生!マッスルミレニアム! 」
今ごろミレニアムはないだろうと思いますが、気にしちゃいけません。
ゆでですから。
さて、万太郎が背中を頭突きすると、急に苦しみ出したスカー。
「ど、どうしたんだ…?」
不審に思う万太郎。
いや、どうしたんだじゃなくて、あからさまにチャンスなんですけど。
そして、スカーの腰にキズが浮かび上がります。
これは3年前に、スカーがデーモンプラント時代、ケビンの命を救ったときに出来た傷だと話すケビン。
回想シーンで、傷をおってまでケビンを助けるスカーの姿が。
なんかデッドシグナルあたりより、よっぽど友情パワーしてるような気がします。
スカーは、ケビンを助けておけば何かの役に立つかもしれないという理由で助けたと言ってますけど、なんだかんだいっても、一緒に修行してる仲間意識があったんじゃないか、と思ってみたり。
まぁ、それはいいとして。
なんでそんな傷がいまだに残ってるんですか。
しかし、スカーはケビンに「余計なことをしゃべりやがって!」といい、何故だかわかりませんが、どんどん傷がふさがっていきます。
まったく、超人の体はどういう構造してるのか謎過ぎです。
一方、万太郎はこれをキッカケに、新必殺技がおぼろげながら見えてきた様子。
そして、スカーの背中めがけて、ヘッドバッド。
しかし、さっぱり効きません。
ダメすぎ。
まわりからはため息が漏れますが、万太郎は諦めず、新必殺技を考えようとします。
しかし、そんなところに、スカーの猛攻が。
エルボードロップの乱れ打ちをはなつスカー。
「タイミングとスピードに難ありか…」
スカーの攻撃を全く無視して、平気な顔で必殺技を考える万太郎。
なんか、必死にエルボーを放っているスカーがかわいそうになってきました。
そして、再びスカーの背中めがけて頭から突進する万太郎。
ですが、やっぱり効きません。
「アホのひとつおぼえみたいなことしやがって!!」
スカー、万太郎の前髪をつかんで、リング内をひきずりまわします。
そして、フランケンシュタイナーを決められ、さらにスワロウテールを食らってしまう万太郎。
スカーの攻撃を食らいつづけるばかりで、さすがにめげそうになってきちゃいます。
そして、気が遠くなった万太郎。
過去に聞いたスグルの話を思い出します。
いざとなったら親父の話を思い出してパワーアップです。
リングは狭いものだが、コーナーもポストもロープもあり、それらを使っても合法だ、と話すスグル。
回想シーンでは、悪魔将軍相手に猛攻をくわえるスグルの勇姿が。
悪魔将軍、鉄柱に頭をぶつけられ、思わず頭をおさえつけて痛がってます。
ええ、痛がってます、悪魔将軍が。
悪魔将軍は痛みを感じないはずですけど、まぁキン肉バスターがカンペキな技と言ってるスグルの戯言なので、どうでもいいかもしれません。
にしても、頭をおさえつけて痛がる将軍様、めちゃくちゃ情けないです。
もう、その場で六騎士に見放されそうなくらい。
ともかく。リングはロープや鉄柱を使えると考えると、リングが無限の宇宙に思えてくると話すスグル。
スグルのことを思い出していた万太郎、なんとか気を取り戻しますが、スカーは容赦なくアルティメットスカーバスターの体勢に。
例の核爆発を起こす超必殺技です。
スカー、万太郎をつかんで空高くとびあがりますが、万太郎は鉄柱をつかんでスカーのジャンプを防ごうとします。
しかし、スカーのパワーでひきちぎられる鉄柱。
そして、アルティメットスカーバスターの体勢にもっていくスカーですが、スカーが頭を三角締めにしようとするところに、ひきちぎられた鉄柱をはさみ、スカーバスターを防ぎます。
予想外の行動に、技を解いてしまうスカー。
そして、今度は万太郎、空中で反撃です。
キン肉バスターの体勢にもちこんだ万太郎。
キン肉バスター対策は万全で余裕のスカーですが、万太郎、キン肉バスターに極めているスカーの体を前後逆に向けてしまいます。
万太郎の意外な行動に、またもやなすすべのないスカー。
「ターンオーバー・キン肉バスター!!」
万太郎の新必殺技・ターンオーバー・キン肉バスターが見事にきまります。
キン肉バスターをくらい、さすがに悲鳴をあげるスカー。
再び背中の古傷がざっくりとひらきます。
苦しむスカーを見て、今こそチャンスとばかりに、再び新必殺技をはなつべく、頭からつっこんでいく万太郎。
しかし、スカーはこれをスワロウテールで撃退。
やはりダメなのか、と諦めかける万太郎を凛子が激励。
「万太郎のためにたおれていった、セイウチンやガゼルマンはどうなるの!?」
でも、あのヒトたち、クソの役にも立たなかったんですけど。
ともかく、ガゼルマンとセイウチンのことを思いだし、気力をふりしぼって立ちあがります。
そして、額に肉マークが。
「見せてやる…僕のはじめての、オリジナルの必殺技!!」
火事場のクソ力も発動し、気合満々の万太郎。
でも、イロハ地獄めぐりはダメなんですか?
何度もいいますが、イロハ地獄めぐりを無視しちゃうと、散っていったクリオネマンの立場はどうなっちゃうんでしょうか。
今ごろ、あまりの悔しさに血の涙を流していることでしょう。
ともかく。両者、息が上がってるなか、スカーは力を振り絞って万太郎に攻撃をしかけます。
しかし、これを投げ飛ばす万太郎。
そして、ロープめがけてはしり、ロープの反動で矢のようにスカーめがけてつっこんでいきます。
きっと、いつもの2倍のスピードで超人強度が2倍、すなわち火事場のクソ力も2倍に増幅しちゃうんでしょう。
まさに、超必殺技です。
絶対嘘ですけど。
ともかく、スカーの背中に頭からつっこんだ万太郎、そのまま矢のようにロープめがけて突進。
そして、スカーの顔面と太ももにロープが激突。
「マッスル・ミレニアム!!!」
ロープの反動でスカーの顔面と足の骨は粉々に。
万太郎のオリジナルホールド、見事に決まり、スカーはたまらずダウン。
でも残念ながら万太郎さん…
もう散々言われていて、突っ込む気すらしないのですが、マッスルミレニアム…直訳すると「筋肉の千年紀」は、ロビンマスクがマンモスマンに決めたロープワークタワーブリッジとそっくりです。
それなのに、原作では1000年に一度のスペシャルホールドといったことを言われていて、なんだかもう1000年に1人あらわれる超サイヤ人並にありがたみがない状態です。
これじゃ、スペシャルホールドのバーゲンセールです。
まぁ、ウルフマンが100万年に1人の大器な世界ですし、ゆでが忘れてるんだから、この世界の住人は誰も覚えちゃいないんでしょうけど。
ちなみに、アニメでは「1000年に一度の必殺技」というフレーズはカットされてます。
さすがにアニメスタッフも呆れたんでしょうか?
ともかく。
マッスルミレニアムをくらっても、なんとか立ちあがるスカー。
「くっくっく…面白かったぜ、お前との戦い…もっと…もっとお前と戦いたかったぜ…
だが…オレの体力もこれが限界のようだ…」
そして、スカーフェイスことマルス、完全にダウン。
この瞬間、入れ替え戦の1期生の勝利が決定したのでした。
この様子をテレビで見ていたキッド、ガゼルマン、セイウチン、当然おおよろこび。
ガゼルマンは、なんだかものすごい顔で涙を流して喜んでいます。
完全にアホ役。
「アーホ!!アーホ!!アーホ!!アーホ!!アーホ!!」
チームAHOの勝利を祝い、会場からはアホコール。
全然嬉しくないどころか、バカにされているとしか思えません。
一方、担架で運ばれるスカーを見守るケビン。
「マルス…お前もこれを機に悪行超人の世界から足をあらい、オレのように何の旗印も持たず、正当でフェアな方法でマン太郎の首を狙うんだ…」
なんかカッコいいこといってますが、原作ではこの後どんどんDQN化していくケビンマスクでした。
結局、入れ替え戦で勝った1期生4人は、今までどおりの場所で駐屯。
とうぜん、万太郎はビバリー公園。
これに不満の万太郎、アメリカ西海岸とかで水着のギャルと遊びたい、と抗議。
これに呆れ果てた凛子は「リンコ・ミレニアム」といって、中野さんを大砲から発射。
中野さん、とばっちり。
「すぐに入れ替え戦・第二弾をやって!!」
「は、反省してマッスル…許して…」
空に呆れ顔のスグルが浮かび上がって終了です。
今回は、目玉の新必殺技・マッスルミレニアムが登場しました。
マッスルミレニアムはいまいちカッコよくないと良く言われていますが、やはりキン肉バスターで決めるのに比べるとイマイチです。
まぁ、こればっかりは仕方ないのかもしれませんが、やはり主人公の決め技はカッコよくしてもらいたいものです。
ちなみに、ここ数回は、作画がかなり乱れていました。
せっかくのスカー戦なのに、少々残念です。
まぁ、劇場版との並行作業だったみたいなので、仕方ないのかもしれませんが。
次回からは新シリーズ、火事場のクソ力チャレンジ編がはじまります。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆