ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
7月17日のキン肉マン2世は「暴かれたスカーフェイスの正体! 」でした。
意見が合わないスカーフェイスとジェイド、両者の意地をかけた戦いがはじまります。
コンクリートデスマッチを提案したスカー。
それを見て昔のトラウマがよみがえったジェイドの師匠・ブロッケンですが、ジェイドの戦いぶりを見て回復。
そして、ジェイドは復活したブロッケンのアドバイスを受けてスカーに立ち向かうのでした。
以上が前回のあらすじです。
さて、一方的に攻撃するスカー。
しかし、攻撃はすべてジェイドにかわされます。
焦るスカーに反撃するジェイド。
猛攻をかけますが、背中のスワロウテールを忘れていて、不注意で思わずくらってしまいます。
「おまえの不注意だ!」
そういって怒るブロッケン。
「レーラァに怒られた…」
動揺するジェイド。
なんだかブロッケンの存在は逆効果のような気がします。
「ダメ師匠に怒られたのがそんなにショックか!?」
ブロッケンをバカにしながら、スワロウテールでコンクリートを掘り、そのコンクリートをジェイドめがけて蹴りとばすスカー。
しかし、ジェイドに直撃したと思われるコンクリートが、どんどん溶け始めます。
「ベルリンの赤い雨!!」
ジェイドの右手が炎に包まれ、コンクリートをブチ破ります。
いつからこの技は、手から炎を出す技になったんでしょうか。
ただのチョップ攻撃だったのに。
まぁ、最初は手から刃物を出す技でしたけど。
ともかく、ブロッケンを侮辱された怒りでベルリンの赤い雨をスカーにはなつジェイド。
しかし、スカーは真剣白刃どりのごとく、ベルリンの赤い雨を受けとめます。
熱くないんでしょうか?
手から炎がでているのだから、受けとめても手が燃えちゃいそうなんですけど。
ジェイドの攻撃を防いだスカーは、ジェイドはブロッケンにだまされていると言い出します。
超人レスリング界でビッグネームになれなかったブロッケンは、ジェイドの才能をみいだし、ジェイドの育ての親をゴロツキに殺させて、行き場を失ったジェイドをひきとったと話すスカー。
否定するブロッケンや、ソーセージ屋のおばさんですが、スカーの「真実だ」という言葉に心がゆれるジェイド。
パニくったジェイド、やけくそでベルリンの赤い雨をスカーに決めます。
とうとうベルリンの赤い雨を食らったスカーですが、ガゼルマンは「俺がくらったときはあんなものじゃなかった」と話します。
ガゼルがあんなものじゃないくらい弱すぎたというのはともかく、ブロッケンも「完璧ではない」と判断。
スカーにパニくらされたジェイドは、冷静な攻撃ができなくなっていたのです。
「もう誰も信じない!!」
スカーの何の根拠もない言葉をなぜか信じて、ヤケクソになるジェイド。
スカーに対して再びベルリンの赤い雨を放ちますが、軽くあしらわれてしまいます。
いったん引けというブロッケンの言葉も無視して、どんどん攻めるジェイドですが、ビーフケークハマーをやぶられ、逆に頭をコンクリートにぶつけられます。
ヘルメットにヒビが入りつつも、ブロッケンの言葉をはねのけ、早く自分の前から消えるように言います。
そんな様子を見たスカー、これからはオレのショータイムだと言って、頭にあるSMチックなマスクのようなものを目の部分まで降ろしてきます。
「マッドネスマスク!!!」
なんだかものすごくカッコ悪くなっちゃいましたが、ともかく、なんだかパワーアップした感じのスカー。
ひるまず攻撃しようとするジェイドですが、さっきの攻撃のショックでめまいを起こしてしまいます。
その隙にスカーはジェイドの右手をつかんで封じます。
苦戦するジェイドに、ブロッケンを信じないからだと叫ぶソーセージ屋のおばさん。
ブロッケンが、ジェイドの育ての親の墓に花をたむけていたことを話します。
それを聞いて、自分が間違っていたと涙を流すジェイド。
やはり、スカーの発言は、ジェイドを混乱させるためのものだったのです。
というか、どうみてもそうとしか思えないし。
ジェイドにとって、命から2番目に大切な二人の師弟関係をズタズタにしたスカー、両足でジェイドの右腕を三角締めにしたまま、自分の体を時計の針のように回転させます。
「ギャーーーーッ!!」
苦痛の悲鳴をあげるジェイド。
右腕がどす黒く変色していきます。
「ふはははははっ!ジェイド!!おまえの右腕は死んだ!!!」
どす黒く変色し、使い物にならなくなってしまったジェイドの右腕。
「うわああああああああ!!」
あまりの出来事に叫びつづけるブロッケン。
「レーラァを信じないばかりに…バチがあたっちゃったね…」
自嘲気味に笑うジェイド。
ちなみにこの場面、原作では右腕がちぎられるのですが、さすがにえぐすぎるからか、アニメでは腕が変色する程度におさめられています。
「おまえはおわりだっ!!」
アルティメットスカーバスターの体勢に入るスカー。
そして、ブロッケンの目の前でスカーバスターが炸裂。
核爆発こそおこりませんが、スカーの着地した部分のコンクリートがこなごなになる威力。
スカーのお尻がやばそうですが、鍛えぬかれた尻の前ではこの程度の衝撃はたいしたことないのでしょう。
そして、ジェイドのヘルメットはこなごなに砕け、中からは綺麗な金髪が。
こっちのままで戦ったほうが受けそうです。
ともかく、見事ジェイドを破ったスカー。
ベルリンの緑の矢の異名を強奪です。
だから、ベルリンでも緑でも無いってのに。
この後、スカーを恐れた万太郎がクリオネマンの格好をして、「万太郎は棄権するそうだぜ、キョーッキョッキョッキョ!!」と、クリオネマンのモノマネをするシーンがあるのですが、異様に似ていてステキすぎでした。
ジェイドはなんとか立ち上がり、スカーに対して同じ2期生として万太郎に勝つように話します。
そして倒れるジェイド。
そんなジェイドに「惨めなもんだぜ」と罵倒を浴びせるスカー。
万太郎、そんな非情なスカーに怒りをぶつけますが、ブロッケンが止めにはいります。
ブロッケンは、涙を流し、一族の絆の証ともいえる髑髏の徽章を万太郎に渡して去っていくのでした。
そして、一夜明けて。
決勝前日のパーティーがひらかれます。
ガゼルマンが、なんとか画面に写ろうとして出て来たりして、ガゼルマンらしさを発揮したりと、まったりムード。
というか、アホムード。
そんな中、スカーはウェイターにジュースをこぼされて、着替えの用意のために別室に案内されます。
しかし、いつまでたっても別室につかず。
「どこにつれていくのか」と尋ねるスカーに、「もう少しですよ、マルスさん」と答えるウェイター。
マルスという名を聞いて、おまえは何者だといってウェイターに襲い掛かるスカー。
「ゾヴァヴァグダ・アラクゥルールン」
「ディンドドグディダ・ギダー」
なぞの言葉で話す二人。
そして、ウェイターの頭をつかむスカー。
しかし、ウェイターの頭は覆面でした。
さらに服を脱いだウェイターの正体はなんとケビンマスク。
ウェイターの正体よりも、ウェイターの口がマスクだったことに愕然。
マスクの上からかぶっている顔の口が動くのはどうかと思います。
しかも、ウェイターの制服の下は、なんと鎧。
もうなんでもありです。
まぁ、父親も同じようなことしてましたけど。
こいつらの一族は、どーなってるんでしょう?
そして、スカーをタワーブリッジに固めるケビン。
「効くだろう、ロビン家の伝家の宝刀、タワーブリッジだからな」
実は、プレイボーイ本誌ではこの後、ロビンとのわだかまりでタワーブリッジをかけるのを嫌がるシーンがあるのですが、この場面のケビンは、うれしそうにタワーブリッジをかけています。
なんかもう、どうにでもしてくださいという感じです。
「さあ、なんでおまえが入れ替え戦に参加しているのかきかせてもらおうか、マルス!」
「おまえはオレのことは絶対にいえねぇ…オレはおまえの命の恩人だからな…」
デーモンプラントの修行で、灼熱の溶岩に落ちそうになるケビンの手をつかんで、命を救ったマルス。
これを思い出したケビン、迷いが生じてタワーブリッジの極めが浅くなってしまい、スカーは技から脱出。
この後、委員長たちがかけつけて、ケビンはその場から逃げていくのでした。
「キン肉万太郎…おまえの命、あと3日で終わりだ!」
不適に笑うスカーで終了です。
今回は、とにかく展開が早く…というか、早すぎでした。
ジェイドとスカーの対戦は、もうちょっとかけて欲しかったのですが。
マッドネスマスクをかぶってからも、原作では残虐非道に変身するスカーの描画があるのですが、それが完全にカットされて、なんでわざわざあんなカッコ悪いマスクつけたのかまったく意味不明な感じになってしまっています。
ちょっと残念でした。
ともかく、次回は「決戦開始!万太郎VSスカーフェイス」です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆