ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
今日のキン肉マン2世は「激突!ジェイドVSスカーフェイス」でした。
万太郎に敗れて担架で運ばれるクリオネマン。
ジェイドはクリオネマンの元に走ろうとしますが、スカーはクリオネは負け犬だと言って、ジェイドを止めます。
試合中、ジェイドが応援しても冷たかったし、義理も無い。
友情ごっこは1期生の時代でおしまいだ、というスカー。
しかし、ジェイドはそんなスカーに「黙れ」といってこぶしを振るいます。
当のクリオネマン。
ジェイドを呼び寄せて、声援を受けてたちあがる万太郎がうらやましく、激しい孤独感に襲われたが、ジェイドの応援でパワーを感じたという旨を伝えます。
そして、試合には負けたが、もっと大きなものを得ることができたと、ジェイドに礼をいうのでした。
やっと、正義超人の皮をかぶった悪行超人のクリオネマンも、正義超人らしいところを見せた場面でした。
それを見たスカー。
2期生内にも友情ゴッコが流行ってるのか、イヤだイヤだ、とバカにします。
お互いの考えを受け入れられないジェイドとスカー、激しく対立しあい、互いに次の試合で決着をつけることを誓うのでした。
さて、さっきまで海上だったリングは、電動式の床が覆っていき、次の試合に向けての準備がはじまります。
重症だったはずのチームAHOの面々、万太郎と漫才をしたり、試合の観戦をしようとしたり、めちゃくちゃ元気です。
クリオネ戦前の生と死のハザマで戦っているような描写はなんだったのでしょうか。
まぁ、万太郎の勝ちが何よりもクスリになったということでしょう。
万太郎が負けてたら、ショック死してたりして。
ともかく、試合開始前。
ジェイドは、ブロッケン相手にウォーミングアップ。
スカーはセコンドをつけずにあくまで一匹狼。
そんなスカーはジェイドに、決着をつけるためにリングを改造したい、と提案。
ジェイドはその提案を飲みこみます。
一体どんなデスマッチなのだろうかと考える凛子たち。
それに対して、万太郎。「僕ならこうするよー」と例によっておバカな提案。
「リングにロープを縦横無尽にはりめぐらせて、クモの巣ロープデスマッチ!」
「相手にたどりつくまでに時間かかりそう…」
「だったら、リングに迷路をつくって、迷路デスマッチ!」
「そんなの戦いにならないよ…」
「そ、それなら…コーナーポストを、郵便ポストに変えちゃって、郵便ポストデスマッチ!!」
「意味不明、ですっ!!」
ミートの激しいツッコミでふっとんでいく万太郎。
郵便ポストデスマッチ、意味不明すぎて最高です。
最後のは別として、最初の2つも明らかにボケなのですが、王位編のラストを考えると、フェニックスならやりかねない気がしちゃったり。
魔方陣リング装着デスマッチとか、見ただけでゲンナリしましたし。
さて。会場にはコンクリートミキサー車が。
それを見たブロッケンJr、突然苦しみ出します。
それを予測していたかの如く、余裕のスカーフェイス。
コンクリートをリングの表面、内部にたんまりと流しこませます。
キャンバスをコンクリートに変え、ひとつひとつの技の威力がすさまじくなってしまうコンクリートデスマッチです。
コンクリートデスマッチと知ったブロッケン、更に症状は悪化、とつぜん震え出して完全に病人。
ブロッケンにとって、コンクリートデスマッチは、超人オリンピックで父の仇敵ラーメンマンに敗北した、悪夢のような試合を思い出してしまうトラウマなのです。
それにしても、この反応はあんまりすぎですが。
ラーメンマンに敗北したことから、その後のヘタレ超人人生がはじまったといえるから、ということかもしれません。
というか、タッグ編で組む相手を間違ったのが一番の悲劇でしたが。
案外、相撲取りを見ても、同じような症状があらわれるのかもしれません。
ともかく、見事にブロッケンは使い物にならなくなり、スカーは狙い通りジェイドの戦力を半減させることに成功し、笑いが止まらないのでした。
それでも、ジェイドはブロッケンがそばにいるだけで心強いといい、リングに向かいます。
こうして、新・テキサスの暴れ馬ことスカーフェイス、ベルリンの緑の矢ことジェイドの対戦がはじまります。
というか、スカーはテキサスと全然関係ないような。
更に「ベルリンの緑の矢」の異名も力づくで手に入れようとして、完全に異名コレクター。
ちなみに、原作では「ベルリンの蒼い矢」で、そちらの方が響きが良かったと思うのですが。
さて、スカーとジェイド、お互いに実力者同士なだけに、白熱した戦いが繰り広げられます。
最初に技に持っていったのはスカー。
オクラオマスタンピートにでますが、ジェイドはブリッジで見事に回避。
そして、逆にジェイドがオクラオマスタンピートをはなち、マウントポジションに。
それでも余裕のスカーは、ジェイドにパンチを打って来るよう誘います。
しかし、ジェイドは試合巧者のスカー相手ということで、足を締めつけ、両腕が上がってきたところに間接技に入ります。
それに対し、スカーは怪力で決められている腕ごとジェイドを持ち上げ、スリーパーホールドに。
意識がかすんでくるジェイド。
そこに、ジェイドを応援する声が。
ドイツから来てくれたソーセージ屋さんのおじさんとおばさんです。
激励するおばさん。
「冗談じゃないよ!うちのソーセージ食べて負けるヤツなんて一人もいないんだからね!」
じゃあ、そのソーセージを食べたもの同士で戦ったらどうなるのかとか、くだらない問い詰めたくなっちゃうのですが。
あ、引き分けか。
おばさんの声援で、昔のことを思い出すジェイド。
勝利のソーセージを「お金はいらない、強くなって世の中平和にしてもらうために、このソーセージ食べてもらわなきゃ」といって、もらった思い出。
それを思い出したジェイド、ここで負けるわけにはいかないと、スリーパーホールドを外し、スカーに反撃です。
よろめくスカー。
そこに、ジャーマンスープレックスで追撃しますが…
「スワローテールシャベル!!」
スカーの背中のトゲトゲが鋼鉄状のシャベルとなり、コンクリートに穴を掘って、リングへの激突を防ぎます。
そして、今度はスワローテールでジェイドの足に攻撃。
更に、お次はスワローテールでコンクリートを繰りぬき、そのコンクリートをジェイドめがけて蹴り飛ばします。
まともに食らったジェイド、勝てる気がしなくなってきます。
そんなとき。
「なんだ、ジェイド!!その弱気な表情は!!」
ジェイドの戦いぶりを見て、トラウマから抜け出したブロッケン。
ジェイドはブロッケンのアドバイスを受け、俄然活気を取り戻し、スカーに立ち向かっていくのでした。
今回はここで終了です。
そして、今回からエンディングテーマが変更に。
「マッチョ マッチョ MY CHOP!」
なんだかすごい歌詞です。
今回のエンディングアニメーションの見所のひとつは、最初に出てくるレジェンドのポスター。
キン肉マン、テリーマン、ロビンマスク、ブロッケン、ウォーズマン、ラーメンマン、バッファローマンが描かれているポスターが、かなりカッコよかったです。
そして、一番の見所は敵キャラ数人が出てくる場面。
スカーフェイス、ハンゾウ、ボーンコールド、ヒカルドが順に出てくるシーン。
ハンゾウとボーンコールドは、入れ替え戦の次のシリーズの「ノーリスペクト編」に登場。
そしてヒカルドは、更に次のシリーズで、現在もプレイボーイで連載中の「超人オリンピック編」に登場です。
これで、おそらく超人オリンピック編までは続きそうということが判明、バンザイです。
次回は「暴かれたスカーフェイスの正体」。
なんだか原作と展開が違いそうな予感です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆