ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
6月26日のキン肉マン2世は「恐怖の海上デスマッチ」でした。
とうとう始まった入れ替え戦準決勝第1試合・万太郎VSクリオネマン。
こんなことしないで、今残ってる4人を駐屯させればいいとしか思えない、実に非効率的なトーナメント。
万太郎が勝っても、鹿はファクトリー行きにすべきと思えて仕方ないような、理不尽なシステム。
そんな、本末転倒としか思えないトーナメントですが、何事も無かったように準決勝開始です。
試合開始早々、万太郎を秒殺すべく、セイウチンのときのようにゼリーボディ体内に閉じ込めようと万太郎に襲いかかるクリオネマン。
しかし、万太郎は一向に逃げようとしません。
おとなしく自分の軍門に下ったんだと余裕でつっこむクリオネマン。
…だいたいこういうときは、相手の罠というのがわからないのが、ゆで世界の住人たち。
クリオネマンと激突し、ゼリーボディで体内に閉じ込められたかと思われた万太郎ですが、無事というか、クリオネマンと普通に激突しちゃっただけでした。
万太郎は得意げに、クリオネマンは海に住む生き物をゼリーボディに取り込むことが出来ると自分で言っていた、と語ります。
そうです、万太郎は陸上生物、海に住んでいるわけではないので、クリオネマンのボディに取り込まれることはないのです。
クリオネマン、自分の体の性質を忘れるとは重症。
とゆーか、ゆでが設定をきっちり覚えていたことに驚愕。
あまりにも1期生をなめていたせいで、初歩的なミスをしたクリオネマン。
万太郎の猛攻を受けてしまいます。
しかし、クリオネマンも負けてはいません。
万太郎は、クリオネマンのドロップキックで吹っ飛び、海に落ちそうになり、ロープを利用してなんとか難を逃れます。
実は万太郎は泳げないのです。
落ちなかった万太郎を見て悔しがる委員長。
どうやら、チームAHOを蹴落としたい一心で、わざと万太郎に不利な海上を選んだようです。
ともかく。
クリオネマンは、万太郎を海に叩きこみやすいようにロープを切り落としちゃいます。
このあと、凛子を含むレギュラー女性陣3人が、意味も無く脱いで水着姿になるというサービスシーンがありますが、本当に話の流れにはほとんど関係ありません。
関係無くても脱いだもん勝ちです。
結局、クリオネマンに蹴り飛ばされて海に落ちる万太郎。
海でもがいている万太郎ですが、クリオネマンはなぜか引き上げて救出します。
ほっとする万太郎ですが、当然のごとく、この展開はワナ。
海草やプランクトンがいっぱいついた万太郎の体を、大喜びでべとべとさわります。
端から見ると、キン肉フェチの変態超人。
気持ち悪がる万太郎。
クリオネマンからはなれようと体を押すと、なんと万太郎の腕がクリオネマンの体内にとりこまれていきます。
万太郎は海水まみれで、クリオネマンに取り込まれるような体になってしまっていたのです。
強引な展開ですが、結局、完全にクリオネマンのゼリーボディに取り込まれてしまった万太郎。
別にこんなことしなくても、あのまま溺れさせたら終了だったような気もしちゃいますが、確実に倒そうということなのでしょうか。
この様子を見たジェイドは、これで万太郎は終わりなのでしょうかと、ブロッケンJrに聞きます。
それに対しブロッケンは、万太郎の父のキン肉マンは、不思議なパワーで試合をひっくり返してきている、万太郎にもその力があればあるいは…と返答。
結局、ブロッケンの予想通り、万太郎は父親譲りの最終奥義・おもらしを発揮。
汚がったクリオネマンは万太郎を放り出します。
ジェイドとブロッケンも呆然ですが、おもらしをバカにしちゃいけません。
初代キン肉マンは、おもらしでラーメンマンのキャメルクラッチを脱出して逆転したり、アシュラマンの氷漬けをおもらしの熱で脱出したりと、おもらしを立派に使いこなしています。
まさに、父譲りのミラクルパワーといえるのではないでしょうか。
帰れ。
このあと、クリオネマンに反撃、海に沈めてリングアウトさせますが、クリオネマンは巨大イカに変身して万太郎の背後から攻撃。
万太郎は思わずダウンしちゃいます。
なんでまた、イカなのか謎すぎですが、ゆでだからとしか言い様がありません。
万太郎が動けないスキに、クリオネマンはレンズボディーに変身。
「太陽よ、この私に、あなたの強烈無比なパワーをお貸しください。
くらえ!!レインボーシャワー!!ソーラーエナジーヒート!!」
本人曰く、透き通った体で太陽光線を地獄の光に変えるという、プリズマンとだぶって見えて仕方ない技で、万太郎を狙い撃ち。
まともにくらって炎上した万太郎は、思わず海に飛び込みます。
そして泳げずに、沈んでいってしまうのでした。
リングアウトのカウントがなりひびく中、万太郎の意識はすでにお花畑。
ガゼルマン、キッド、セイウチンも来い来いしていて、走っていく万太郎。
勝手に3人を殺してるし。
ですが、そんな万太郎の目の前に、万太郎顔をしたタコが横切って、墨を万太郎に向かって吐き出します。
それで意識を取り戻した万太郎、なんとかリングに戻ることに成功です。
なぜかタコをたくさん体につけて。
泳げないのに、どうやって海から脱出したのか不明ですが、火事場のクソ力ということにしておきましょう。
理由がわからないときは、全部火事場のクソ力か友情パワーということで解決です。
そして、万太郎はクリオネマンに向かって突撃。
熱線で迎撃しようとするクリオネマンですが、そこに万太郎はクリオネマンにタコ墨をあびせます。
クリオネマンの体内に取り込まれていくタコ墨。
この影響で、クリオネマンの透き通ったレンズボディが真っ黒に。
タコ墨を利用して、熱線を放射できないようにするという、万太郎の頭脳プレイでした。
いつもいつも頭の悪いゆで世界の住人ですが、この作戦はなかなか冴えています。
場外からタコを持ち出したのは反則というところ以外は。
ともかく、さぁ反撃開始というところで今回は終了です。
今回は、なんだかやたらと途中にギャグが挿入される話でした。
イカが出てきたときは、凛子がイカの着ぐるみを着てでてきたり、万太郎顔のタコがいい味を出していたりしました。
あと。見ていて思ったのですが、クリオネマンは強いことは強いのですが、どうも自分の得意な環境でないと力が発揮できないタイプに見えちゃいました。
無条件で体を取り込めるという相性バツグンのセイウチン相手でも、結構苦戦していましたし、万太郎戦にいたっては、海上デスマッチでなければ、力を発揮できなさそうな雰囲気ですし。
これで、更に室内で試合をしてしまうと、もはや軟体だけが取り柄の過激派超人というイメージが。
クリオネマンの場合、駐屯させても、いざ悪行超人と戦うときは、不利な環境でコテンパンにやられちゃいそうな感じがします。
それでも、鹿よりは役に立つでしょうけど。
とまぁ、こんなことを考えてみましたが、結局どうでもいいことかもしれません。
次回は、「万太郎復活の友情パワー」です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆