ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
昨日のキン肉マン2世は、「2人の絆!ブロッケン師匠(レーラァ)とジェイド」でした。
翌日にレビューできるなんて、いつ以来なのでしょうか。
このペースで東京ミュウミュウも追いつきたいものです。
さて、入れ替え戦も1回戦が終了し、準決勝の記者会見がはじまろうとしています。
ステージでは、等身大フィギュアを模した4超人の入場シーンが。
しかし、ジェイドの姿が見当たりません。
不満を漏らすスカーフェイス。
「オレの相手のジェイドはどうしたぁ!?」
そんなスカーを柱の影から見守るケビンマスクが。
「スカーフェイス…いや、マルス。
お前が何を企んでいるのか、このケビンマスクがきっと暴いてみせる」
ともかく、スカーの「ジェイドはどこだ?」という呼びかけに「待たせたな」と答える超人が。
それは、ジェイドではなく、なんと伝説超人ブロッケンJrでした。
ブロッケンは、実はファクトリー師範の要請を断り、伝説超人たちの前から姿を消していたのです。
そして彼はジェイドの師匠で、かわりに記者会見に来たのです。
問題のジェイドはスカーとの一戦にかけ、山篭りをして修行中とのこと。
そして、ブロッケンはジェイドとの出会いを語り始めます。
30年前。
王位争奪編が終わり、平和になったものの、戦うことしか出来ないブロッケンは目標を見つけられず、飲んだくれていました。
「オレは…戦うことしか能がないんだ…!!」
そんな、嘆き悲しむブロッケンが家に帰ると、1人の少年が。
「おじさん…昔は無茶苦茶腕の立つ正義超人だったんだろ?
強くなりたいんだ。僕も生まれたときから、不思議な能力があるんだ。見ててよ」
そういい、気合を込める少年。
「はぁ~~~!!」
なんだか体のまわりにオーラが見えて、ドラゴンボールみたいです。
そして、ブロッケンの家の家具を思いきり殴り、バラバラにしてしまいます。
なんというか…どう見ても、人の家にいきなり入ってきて、家具を壊す不良少年。
悪い子だ!悪い子だ!
掃除がたいへんですし、弁償しろと言われたらどうするのでしょう。
しかし、ブロッケンはおおからな性格なのか、そんなことよりも少年の能力に驚愕。
「お前は超人なのか!? 名はなんという?」
「みんなは、ジェイドと呼んでるよ。」
「今日からお前はオレの弟子…シューラァだ!!
これからは、オレのことを師匠…レーラァと呼べ!!」
こうして、ブロッケン師弟が誕生したのです。
今までのもやもやが晴れ、ジェイドに特訓を課すブロッケン。
地獄の特訓に耐えるジェイド。
倒れても、黙々と頑張りつづける姿に、なぜここまで頑張れるのかブロッケンは問います。
「なんなんだ…お前をそこまで奮い立たせる本当の理由はッ!?」
ジェイドは、生まれたときから両親がおらず、超人であるがゆえに厄介がられていました。
そんなジェイドにも、優しくしてくれるおじさんとおばさんがおり、一緒にすんでいました。
しかし、ある日、ジェイドがおつかいから帰ってくると、家は焼かれ、傷つき、虫の息のおじさんとおばさんの姿が。
超人のジェイドを育てたせいで、厄介がったゴロツキに襲われたのです。
そして、2人は「ジェイドや…真っ直ぐに生きるのよ…」という言葉を残し、生き耐えたのでした。
これを聞いたブロッケン。
「それでお前は憎い人間を倒すために格闘術を習っていたのか!?
オレたち超人は人間を上回るパワーを持つが、戦うことしかできない。
しかし、それでもこの力も正しいことに使えば、何億何十億の人間を救うことができるんだッ!!」
激怒するブロッケンに対してジェイドは…
「そんなこと…わかってるっ!!
僕は…おばさんの最後の言葉どおり、真っ直ぐな正しいことにこのパワーを使うために、あんたに格闘技術を習っているんだ!!」
涙を流し、訴えるジェイド。
そしてブロッケンは、そんなジェイドに心をうたれます。
これがこの2人の出会いなのでした。
なんというか…涙なくして語れない、いい話です。
小さい頃からほとんど修行していない万太郎と、地獄の特訓をつづけてきたジェイド。
比較すると、どう考えても万太郎の方がダメっぽいです。
しかし、この話を聞いたスカーは、超人なんて1人で強くなっていくもんだ、とつっぱります。
いがみあう2期生のジェイドとスカー。
とはいえ、クリオネマンを含め、3人の最終目標は万太郎を引きずりおろすことにかわりなく、恐れおののく万太郎なのでした。
そして、決戦当日。
決戦は水上にリングを浮かべた会場で行われます。
しかし、万太郎は試合準備中に恐怖で逃げ出していました。
そんな万太郎ですが、ふと目をやったテレビで、重症をおって昏倒状態のガゼルマンとキッドが写しだされていて動揺します。
更に倒れているセイウチンが写され、妹のドロシーの「万太郎さんが、きっとあんちゃんの分まで戦ってくれるよ!」という言葉を聞き、万太郎は涙を流し立ち止まります。
重症と戦うキッド、ガゼル、セイウチンの姿を見て、万太郎は逃げるのをやめて引き返すのでした。
でも、ガゼルマンってベルリンの赤い雨一発くらっただけですし、担架で運ばれるときも意識ありましたが。
原作のように裂けているわけでもないので、たいして重症にみえません。
ともかく、万太郎はなんとか入場に間に合い、みんなのために戦うことを誓うのでした。
今回はこんなところで終了です。
さて、今回は原作と比べて、大幅カットが多い回でした。
原作では、キッド戦終了後に激しくいがみあうスカーとジェイドの描写や、中継画面からレーラァに失礼なことをするなと怒るジェイド、そんなジェイドに対して中継画面をスカーが手刀で破壊したりといった、2人の確執が深く描かれていたのです。
この辺も好きな場面だっただけに残念ですが、アニメで試合前のやりとりを2週入れてしまうとテンポが悪くなってしまうので、こういう構成になったのでしょうね。
まぁ、おかげでレビューはいつもより短くすんだのですが。
ちなみに、ブロッケンJrの声は、実はレオパルドンと同じだそうです。
まぁ、レオパルドン自体、「次鋒レオパルドン逝きます!」くらいしかまともなセリフがないので、レオパルドンと同じで気になって仕方ないといった事態にはなりませんが。
渋い声ですし、なかなかあっていると思いました。
ともかく、次回は「恐怖の海上デスマッチ!」。
クリオネマンVS万太郎、とうとう開始です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆