ゆきにゃんの東京ミュウミュウ・アニメ感想情報です。
6月8日の東京ミュウミュウは、「最後の仲間、まぼろしの一匹狼」でした。
いつものようにカフェミュウミュウで準備中のいちご。
そんなときに、れたすが焦って持ってきた週刊誌。
記事の見出しは「都会のミステリー 真夜中にモンスターを退治する謎の美少女出没?」
そして、ロングヘアーの少女のシルエット写真が。
正体がばれたんじゃないかと焦るれたす。
「もし正体がばれちゃったら…またいじめられます~!!」
「いや…怖がられると思う。」
ごもっともで。
焦るいちごとれたすですが、歩鈴は「大丈夫なのだ、この写真のお姉ちゃんはみんなと違うのだ」といって、前に温泉にいったときに撮った写真を取り出します。
いつ撮ったんですか。
そして突然全身の写った写真のを切り取り…
「いちごのお姉ちゃんは、この写真より寸胴だし、れたすのお姉ちゃんはこの写真よりグラマーなのだ。
みんとのお姉ちゃんは背が足りないと。みーんなぜんぜん違うのだ-!!」
なんか写真が上手い具合に週刊誌の写真と同じサイズだったのが謎すぎです。
ともかく、温泉の話のときに、きっちり胸の大きさも描きわけたことが無駄にいかされています。
でも、それ以前に写真のシルエットがロングヘアーって時点で、いちごたちじゃないのは明白なんですが。
いちごたちで無いと知って、5人目の仲間かと考えるいちごとれたす。
そこにあらわれたみんと。
5人目の仲間だと写真を見せられたみんとですが、なんだか様子がおかしいです。
焦って取り乱すみんと。
そして、都合よく、今人気のアイドル「藤原ざくろ」の写真集を落とします。
写真集を見られて恥かしがるみんとですが、それを見た歩鈴がわざわざ写真集を切りとって検証開始。
シルエットはピッタリで、5人目の仲間は藤原ざくろなんじゃないかという疑惑が。
「ざくろお姉さまこそ、最後の仲間だったのですわ!!」
目をハートにして頬を赤らめて話すみんと。
絶対、気があります。
そして藤原ざくろの紹介でざくろのアップ、全身のカットがたくさん挿入されるのですが、やたらと作画が綺麗で素晴らしい出来映え。
なんだかキラキラしてるし、スタッフの偏愛ぶりが感じられちゃいます。
ともかく、ざくろが最後の仲間なんじゃないかと思った4人は、ざくろに会うべくオーディションにいってみます。
そしてオーディションを受けるみんと。
と、受けようとしたとき、歩鈴が「小学生だからって置いていくなんて酷いのだ-!」と乱入。
歩鈴の火吹き芸で会場は大騒ぎ。
よく火事にならないもんです。
歩鈴の乱入でオーディションは無茶苦茶。
演出家は激怒して、オーディションは中止だと言います。
しかし、それをざくろが流暢な英語で説得。
ちなみにざくろは、日英独仏中スペイン語の6カ国語を話せるそうです。
しかも、どう見ても高校生以上、17歳くらいに見えるのに、中学3年生という設定。
いくらマンガだからといっても、あまりに好き勝手すぎる設定です。
ともかく、ざくろが模範演技を見せることを条件に、オーディションを続けることに。
ざくろの演技を見て感動したみんと。
突然ざくろにかけよって…
「ざくろお姉さまっ!!わたくしたち仲間を探しに来たんですの!
どこかに小さなアザがあれば、それがわたくしたちの仲間の印ですわっ!!」
などと、うっとりしながら語り出します。
これじゃ、端から見たら、ただの電波娘。
一瞬、はっとした表情をするざくろですが、関わり合いになりたくないのでしょうか。
「何をいってるの?わたしはただお仕事をスムーズに進めたいだけ。カンチガイしないで。」
と冷たく突き放します。
凍りつくみんと。
なんだかセピア調のラフっぽい止め絵を使った演出が冴えます。
はっきりいって、ほとんど別のアニメです。
どうも、これは作画監督がいつもと違う影響らしく、ちゆちゃんが、キャプチャー画像を紹介しておられますので、作画や演出の違いはそちらを御覧ください。
結局、オーディションを受けずに帰った4人。
みんとはショックで元気が無く、しょんぼり状態なのでした。
さて、その夜。
寝ていたいちごは、マシャに「5人目の仲間が危険!」と起こされます。
みんとやれたす、歩鈴も変身して、教会に集合。
そして、教会には帽子をかぶった一人の女性が。
はっとするみんと。
そんなとき、カラスの大群を引き連れてキッシュ登場。
「ようこそ皆さん、新しい仲間のお葬式に!」
そして5人目の仲間にたいして一斉に襲い掛かるカラスたち。
それに反応するかのように帽子を脱いだ5人目の仲間は、やはりざくろ。
「ミュウミュウザクロ、メタモルフォーゼ!」
テクノ系の音楽や美麗な作画、炎に包まれる演出、後半に出てくる三日月や光の表現などが綺麗で、文句無しでミュウミュウで一番カッコイイ変身シーンです。
やはりここにもスタッフの偏愛ぶりが。
原作ではほとんど背景同様の存在でしたが、アニメ版ではざくろが大ブレイクの予感。
同じく、原作では一番陰の薄い歩鈴も、アニメではキャラが立っており、原作でないがしろにされてたキャラが陽の目を見ることが出来たわけです。
アニメだけ見た人が原作を読んだら、ざくろと歩鈴の陰の薄さにびっくりするんじゃないでしょうか。
変身のパワーで一瞬にしてキメラカラスを元にもどし、すさまじい身のこなしでキッシュと戦うざくろ。
ムチのような必殺技で、見事にキッシュを撃退。
これを見て、やっぱり仲間だというみんとですが、ざくろは「誰ともつるむ気はないわ。仲間なんて必要ない」と言い放ちます。
そして激しい表情で、
「うざいのよ、あなたみたいな子!!」
といって、愕然とする4人を残し去っていくのでした。
今回はこれで終了です。
途中でもふれましたが、今回はとにかく作画や演出がものすごい回でした。
素人目に見ても違いは歴然。
ざくろもすごくいい感じで描かれていて、全キャラ中、一番人気になるんじゃないかと思えるくらいです。
次回は第11話「信じる心、五人そろって東京ミュウミュウ」です。
ネカマアイドルゆきは、東京ミュウミュウを応援しています☆