ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
さて、相変わらず遅れ気味の肉レビュー。
東京ミュウミュウも加わって、大丈夫なのか疑問過ぎですが、ぼちぼちとやっていきます。
遅れ過ぎで申し訳ないですが、よければお付き合いくださいませ。
先週のキン肉マン2世は、第13話「冷血の騎士 チェックメイト」でした。
「生まれる…生まれるぞ…!」
のっけから妊娠したサンシャインではじまります。
サンシャインってメスだったんでしょうか?
サンシャインの腹をつきやぶってあらわれたナイトメアズNo2は、チェックメイト。
礼儀正しく、とても悪行超人に見えない姿をしています。
彼はチェスの超人で、肩にはルークとナイトを肩につけ、本人がキングとなっています。
ちなみにチェックメイトの声は遠近孝一さん。
「こみっくパーティー」の九品仏大志を演じておられた方です。
大志ファンのゆきは、そのボイスにメロメロです。
新世代超人に対して今までフード姿で失礼しました、というチェックメイト。
そのチェックメイトに好感を抱いたガゼルマンは、彼と握手しようとします。
しかし、握手を知らないチェック。
とりあえず、手を差し出したガゼルに対し、同様に手を差し出すのですが、ガゼルの手をねじまげてしまいます。
「握手というのはこれでいいんでしょうか?」
生粋の悪魔であるチェックにとって、相手に手を差し出されれば潰すのが正しいと思っていたのです。
ちなみにこの場面、原作ではゴージャスマンが腕をねじられる役だったのですが、ガゼルマンの見せ場を増やすためにガゼルマンに変更されたようです。
見せ場といっても、やられる場面ですが。
まぁ、こんな場面でも使ってもらえるだけマシですし、ガゼルマンファンは、「存在すら忘れられた!」と嘆かずにすみそうです。
噛ませ役、バンザイ。
苦しむガゼルマンをキッドがチェックに蹴りをいれて、救出します。
それに対し、本物の蹴りを見せるというチェック。
肩にあるナイトの駒のボタンを押すと、馬の姿に変身します。
そしてその姿でキッドに激しい蹴りをいれ、キッドは倒れてしまいます。
あまりのチェックのおそろしさに逃げる万太郎。
追いかけようとするチェックですが、サンシャインはある事柄でショックを受け、戻ってくるから止めなくていいと言います。
さて、会場の店で隠れてカルビ丼を食べている万太郎。
そこに会場内でギャルの超人人気投票が映し出されます。
1位はキッド。
「キャーーー!!キッドーーーー!!」
2位はケビンマスク、3位はガゼルマン。
ガゼルマンの栄光は今のうちです。
4位はMAXマン、5位はマダムに大受けのサンシャイン、6位はレックスキング。
7位はセイウチン、8位はテルテルボーイ、9位は万太郎で、票数は1票。
それにしても、大阪城をぶっこわしたレックスキングがえらい人気なのは、一体どういうことなのでしょうか。
万太郎に一票入れたのは一体誰なんだろう、趣味が悪いと話す凛子の友達。
凛子は「大阪のポップコーンっておいしい」と話をそらします。
この時点では凛子と万太郎はまだ面識がないのですが、凛子は万太郎のよさをわかっている数少ない人物として描かれています。
そのころ、1人の超人に票が殺到しはじめます。
デビュー直後のチェックメイトが一躍一位に。
ファンもいい加減過ぎです。
ゆでたまごにとって、ギャルのファンというのはこういうものなのでしょうか。
顔を赤らめチェックの魅力を語るギャルたちに、万太郎は「チェックより強い超人がいたらどう?」と聞くと、「その人に乗りかえるかも」と話すギャルたち。
無茶苦茶いい加減です。
まぁ、弱いものを応援するのはそれだけで疲れますし、世の中こんなものなのかもしれません。
勝てないどころか、試合にさえ出してもらえないガゼルマンを応援するのは疲れました。
ともかく、ギャルたちのこの言葉でやる気を出した万太郎。
それを柱の影から眺めて、「計算どおりじゃ、フォーッフォッフォッフォ」と笑うサンシャイン。
端から見たら危ない人…というか、現にまわりの人たちは見てみぬフリをしていました。
このいい加減過ぎる人気投票、ひょっとしたらサンシャインが裏で操作していたのかもしれません。
そうでもないと、あまりにいい加減すぎです。
まぁ、所詮ゆでなんですが。
ともかく、チェック対万太郎の試合の準備がすすめられます。
リングは、チェス盤をイメージしたデザイン。
チェックは大人気、ものすごい盛り上がりです。
場内、完全にデーモンプラント一色。
彼らにとって、破壊された大阪城はどうでもいいようです。
そんな中、万太郎が颯爽と登場。
チェックに対抗して、チェスの駒のかわりに将棋の駒を装着しています。
あまりのバカっぷりにキッドやガゼルも大呆れ。
ともかく、試合開始です。
ギャルの人気のために張り切る万太郎。
とにかくカッコよく決め、オリジナルの間接技「万太郎ストレッチ」をチェックに決めます。
チェックを押しまくる万太郎に大歓声。
これを見て、さっき惨めにやられたガゼルマンは「初登場のチェックに花を持たせてやったのさ」とすまし顔で語ります。
が、今更カッコつけても無駄です。
誰もガゼルマンを相手しません。存在が完全に無視されています。
後ろでラッパをふいたり、角をはずしてみたりと必死にアピールするも、相手にしてもらえずガックリ。
この場面はアニメオリジナルですが、ものすごくいい味を出していてガゼルマンファンにはたまりません。
こんな役でも出してくれてるアニメスタッフに感謝。
万太郎の活躍に、人気投票の票はうなぎのぼり。
やっぱりいい加減すぎです。
大喜びの万太郎。
さっきまでチェックを応援してたギャルたちも、万太郎ファンに鞍替え。
この人たち、強ければ悪魔将軍でも応援しかねません。
「苦しいだろ?」と問い詰める万太郎ですが、チェックは「クルシイ? 何の言葉だ?」と逆に問い返します。
質問を質問で返すなーっといわれそうですが、本当にクルシイという言葉がわからないチェック。
そして、ガッチリ決まってる間接技から、足の間接を外すことにより脱出。
あまりのものすごさに場内唖然です。
しかし、何事もなかったように間接を元に戻すチェック。
「間接なんて外して痛くないの!?」と驚く万太郎に、「イタイ? またわけのわからない言葉を」と返します。
サンシャインが言うには、チェックは言葉がわからないのではなく、苦しい、つらい、痛いなどの概念がないのだというのです。
恐ろしい事実に気が動転する万太郎たち。
「万太郎がどんな技をくりだしても、チェックメイトは何も感じない…」
「つまり…勝つことが…できない!?」
「フォーッフォッフォッフォッフォッフォ!!」
例によって、サンシャインの高笑いで終了。
恐るべき超人、チェックメイト。
万太郎は果たして勝つことが出来るのでしょうか。
さて、「痛みを感じない超人」といえば、真っ先に悪魔将軍を思い出します。
その反則的な強さでスグルを苦しめた悪魔将軍。
サンシャインにとって、チェックはそんな悪魔将軍を思い出させる存在なのかもしれませんね。
次回は、「大ピンチ!万太郎VS悪魔の騎士」です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆