ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
阪神、近鉄ともに開幕戦2連勝とさいさきがよく、ご機嫌な関西人ゆきです。
このままいけば今年の日本シリーズは阪神VS近鉄じゃないか、どっちを応援しようなどと、今から勝手に悩んでいて、まさに脳内が春という状況です。
それにしても、まさか阪神が2連勝するとは思いませんでした。
オープン戦で勝ちすぎたので絶対ダメと思っていたんですが、オープン戦から勝つことを意識したおかげで、今までの負け犬根性が一掃されたのかもしれません。
あと、今日先発していたムーアの変則投法は非常に打ちづらそうです。
球は速いし、急にサイドスローに変えたりするし、あんなの打てるんでしょうか?
これからが楽しみです。
さて、それはそうとキン肉マン2世です。
今週の2世は、第12話「逆転なるか!?キッド捨て身の攻撃」でした。
レックスキングに対しキッドがフィニッシュに行こうとするにも関わらず、不敵に笑うサンシャイン。
テリー一族には地味な技しか持っていないのだ、と余裕しゃくしゃくで語ります。
「地味…過去の遺物!?」
その言葉を聞いたキッドは自らの過去を思い出します。
キン肉バスターをしようとして、テリーに怒られるキッド。
「我がテリーファミリーはキン肉バスターのようなパワーを必要とする投げ技は苦手とする。
そのかわり、テキサスの大自然でつちかった強靭な腕力と脚力の粘り強さがあるんだ。
そこから生まれた技がナックルパートやトラースキック、スピニングトーホールドなどの技だ。
キッド、お前も自分の体格にあった技をするんだ。」
はい、嘘だらけです。
1トンを誇る重量級超人のザ・魔雲天を恐るべき怪力で見事に持ち上げるテリーマン。
余談ですが、ゆきはこの場面はテリーマン屈指の名シーンだと思います。
そのシーンを自分自身で否定しているんだから、少なからずショックです。
100トンの重みの鉄球に対し、持ち前の怪力でこらえているテリーマン。
というか、「ウオオ!なんという重さだ!」だけで片付けられる問題じゃないと思うのですが。
ちなみに、50トンの時は「ぶん投げてやれっ」という無理難題も、「オオッ!」とか言って、難なくこなしていました。
まさにド迫力パワー。
50トンならよくて、100トンならダメというのも、どうかと思うのですが。
そして、キン肉バスターを決めるキン肉マングレート(中身テリーマン)。
タッグ編は、テリー一番の見せ場だったと思います。
そのシーンも自分自身で否定しているとなると、残りは2つの引き分けと相手の反則での勝ちくらいしか残らないんですけど。
もう嘘まみれです。
あまりに嘘まみれで弁護のしようがないので、ジョーカーとも言える言葉を出してきて無視して進めちゃいます。
所詮ゆでです。
さて。脱線しすぎましたが、テリーの言葉に「僕はパパのような地味な超人にはなりたくない!」と返す幼少キッド。
やはり、ミスター引き分けにはなりたくないということでしょうか。
それでも、テリーマンだったらマンモスマン相手でも引き分けられそうと思わせてくれる何かがあったのですが。
勝てる気はしませんけど。
過去を思い出し、「オレはパパとは違う」と言って、無茶苦茶な体勢からスープレックスをかけようとするキッド。
しかし、レックスキングの体重に耐えられず失敗してしまいます。
巨漢キラーのテリーマンなら成功してそうだったのですが。
この失敗でキッド、一気にピンチに。
走馬灯のようにテリーのことを思い出します。
「我がテリーファミリーは非力だが、どんな時もあきらめたりしない!
Go For Broke!! 当たって砕けろの精神を忘れるな!」
その言葉を思い出したキッドはレックスキングの攻撃をテキサス魂で切りぬけ、反撃に入ります。
そして、サンシャインに煽られるも、「何も恥じることはない!」というテリーの言葉を思い出し、スピニングトーホールドを決めます。
更に、テキサスクローバーホールドへ。
苦しみもがくレックスキングに、「ギブアップは絶対に許さんぞ!」とサンシャインは言います。
そういえば、過去に似たようなシーンがありました。
テキサスクローバーホールドでギブアップ寸前のサンシャイン。
自分のことを思いっきり棚に上げています。
まぁ、この人はそういう人ですけど。
「こうなったらあの手を使おう!」というサンシャイン。
「その手があったか…」
レックスキングがキッドに攻撃するも、キッドはよけます。
しかし、その先には万太郎が。
レックスキングの攻撃が万太郎に直撃。
そして、それを見てスキができたキッドにレックスキングが攻撃、クローバーホールドから抜け山します。
ともかく試合再開。
しかし、再びレックスの攻撃が万太郎に誤爆。
もはや正義超人側は大混乱状況で、止血剤と氷を持ちだそうとするミートもこけたりと落ちつきません。
わざと万太郎をねらったんだというキッドにレックスが攻撃。
しかし、後ろに万太郎がいたのを気遣ったせいで、避けることができずにレックスにつかまります。
「殺すなら一思いにやれ」というキッドに対し、じわじわと殺してやるというレックス。
それを聞いた万太郎は「レックスキングはジュラシックハンドを持つだけに、ゆっくりジュラして料理してやるんだね」とくだらないギャグを飛ばします。
仲間のピンチに何をやってる、あんたは。
しかし、ギャグのあまりの寒さにレックスは苦しみだし、キッドをはなしてしまいます。
「そうか!レックスは恐竜の超人。
恐竜は今から6500年前寒さと飢えで全滅した。
…つまり、恐竜超人であるレックスキングは寒さに弱い!」
例によって冴えてるのか冴えてないのかわからない理論に辿り着いたキッド。
MAXマンのときもそうでしたが、この人は異常な現象を素直に受け取る力に長けているのかもしれません。
万太郎にもっと強烈なギャグをヤツに聞かせてくれと言うキッド。
「ふとんがふっとんだ!」「イカが怒った」「サケが避けた」「鯖が裁かれた」という寒いギャグの連発に、足が凍り出すレックス。
無茶苦茶過ぎです。
「さむー」と口をそろえる場内。
インドの超人サムゥまで登場。
「レックスにこれ以上寒いギャグを聞かせるな!」といい、ふと考えるサンシャイン。
「耳で聞いて感じる精神的な寒さにすぎん、これを使え!」と耳栓をレックスに渡します。
「なぜ耳栓なんて持ってやがる!!」
ガゼルマンがナイスツッコミ。
「こう見えてもワシはデリケートでな、寝るときはいつもつけているのだ!!」
驚愕の事実。
「その顔でデリケート…」
露骨にイヤな顔をするガゼルマンとセイウチン。
2人でパンダパジャマを着て、このHPのデザインの如くハートまみれの枕と布団でかわいく寝ているサンシャインを思い浮かべて、オエーー。
というか、この場面のサンシャイン、かわいすぎです。
「クソーッ!!」
そう悔しがるキッドですが、ガゼルマンが勝ち誇った如く言います。
「安心しろ!キッド!!耳栓があってもヤツには使えない!!」
「どうして!?」
「なぜならヤツには、耳の穴がない!!!」
さすが冷静沈着さを買われて東京に赴任したガゼルマン、ナイスツッコミです。
しかし、ミートが呆れ顔でツッコミ。
「…つけてますけど?」
リング上には、耳の穴もないのに無理やり耳栓をしているレックスが。
「なぜだ!!耳の穴もないのに!!しかも、なんて強引な場所に!!」
あなたの怒りはもっともです。
しかし、ミートが一段上でした。
「…ちなみにサンシャインも耳の穴はないですよ?」
哀れ、常識人ガゼルマン。
この場面はアニメオリジナルで、原作のツッコミどころを上手く利用した名場面だと思います。
なんだか、クリリンには鼻がないから匂いが伝わらないというのを思い出しちゃいました。
ともかく、耳栓で万太郎のギャグをシャットアウトしたレックスは体の凍えがとれてしまいます。
そして「万太郎!お前のギャグなんて面白くないんだよ!!」と、露骨に万太郎を攻撃。
どう見ても反則ですが、そもそも万太郎のギャグ攻撃自体が反則なので、今更どうでもいいのかもしれません。
立ち直ったレックスはキッドに反撃。
キッドも反撃するのですがレックスには効かず、レックスの攻撃で空中に投げ出されます。
落ちてきたところを噛み付こうとするレックスですが、キッドは天井の突起物につかまって、なんとか耐えます。
苦しむキッドに、場内を冷やすエアコンの風が当たり、更に凍えそうになるのですが…
「いや…これは使えるのかも知れない…Go For Brokeだ!!オレはこれにかける!!」
キッド、突起物から手を離して落下。
そして落下中に自分の体を激しく回転させます。
その回転で落下速度が減少。
絵にすると、初代ぷよぷよで5連鎖同士をぶつけあったときに、回転させて時間稼ぎをしている状況にそっくりです。
キッドのぷよぷよ大回転はすさまじい風を起こし、エアコンの冷気と重なってブリザードとなり、レックスキングに直撃。
そのブリザードでレックスキングは完全に凍りついてカチコチに。
「くらえ!!テリーファミリーの至宝ナンバー3!!カーフブランディングッ!!」
凍りついたレックスキングの司令塔のジュレシックハンドを完全に粉砕して、キッド、デビュー戦で見事勝利。
そして自宅でテレビを見ていた父テリーマンが映し出され「キッド、すばらしいデビュー戦だったぞ」と祝福の言葉を送るのでした。
悔しがるサンシャインの前に、もう1人のナイトメアズが自分が万太郎を倒します、と諭します。
「さぁ、サンシャインヘッド!どうか今一度あなたさまの悪魔超人魂を注魂してください!」
「ようし!今注魂してやろうぞ!!受け継ぐのだ、ワシの残虐非道、鬼畜無頼の悪魔の魂を!!」
砂になり、ナイトメアズNo2の体を覆うサンシャイン。
「胎動しておるぞ…新しい悪魔が!!」
「なに!?」
驚く万太郎で終了です。
そういえば、この場面も初代で似たような場面がありました。
……サンシャインさん、新しい悪魔の胎動以前にナイトメアズNo2はこのまま苦しみ死んでいっちゃうんじゃないんでしょうか?
まぁ、超人心臓に切りかえれば酸素のない状況でもいくらかは耐えられるそうですが。
今にして思えば、ジェロニモが超人になって性格が悪くなったのも、このときに悪魔超人魂を注魂されてしまっていたのかもしれません。
恐るべし策士、サンシャイン。
さすがとしかいいようがありません。
ゆでのいい加減さが。
ともかく、次回は「冷血の騎士 チェックメイト!」
サンシャインの愛弟子登場です。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆