ゆきにゃんのキン肉マン2世・アニメ感想情報です。
しばらく更新がストップしていたせいで、毎週1週遅れで続けてきた肉レポも、3週分たまるという体たらく。
ここは、今までのことはなかったことにして、今週の分から再びレポートしていきたいと思います。
それまでの3話については、おいおいレビューしていく予定です。
さて、まずこれまでのあらすじです。
テルテルボーイは強かった。
苦戦の末にテルテルボーイを倒すものの、万太郎はダメージが大きくダウン。
そこに、デーモンプラント第2の刺客、MAXマンが容赦無く戦いをはじめようとする。
ダウンしている万太郎のかわりにセイウチンがMAXマンと対戦する。
しかし、スニーカーに変身するMAXマンの必殺技でセイウチンはKO。
万太郎のために敢えてMAXマンの技を受けまくったセイウチンの姿に涙し、友情に目覚めた万太郎。
しかし、突然ミートがおびえ出す。
MAXマンの正体は、かつてキン肉マンが倒した、悪魔六騎士の一人スニゲータの孫だったのだ!
簡単にまとめると、これだけです。
見所はたくさんあったのですが、それはまたの機会に紹介したいと思います。
さて、そんなこんなで、無理やり追いついたので、今回の放送分にうつりたいと思います。
MAXマンの怨念に怯えるミート。
スニゲーターの恐るべし怨念にざわめく会場。
ここでキッドがテリー一族の伝家の宝刀「そういえば聞いたことがある」を用いて、スニゲーターに関する説明をはじめます。
スニーカーにトランスフォームすることが得意な恐竜の足の化身スニゲーター。
悪魔将軍と結託したためにキン肉マンに敗れ去ることになる、と話すキッド。
ビバ、解説役。
MAXマンの話によると、30年前、スニゲーターが初代キン肉マンに倒されたとき、リングサイトにはスニゲーターの息子…すなわちMAXマンの父がおり、死ぬほど悔しがった父は息子に仇をたくすことにしたそうです。
そして、幼児虐待を行い、無理やり息子のMAXマンを鍛えるスニゲーターJr。
スニゲーターは多数のものに変身できたせいで一つの変身の完成度が低くなったとし、MAXマンにはスニーカーの変身一本に絞らせます。
それにしても、似てなさ過ぎる親子です。
父のスニゲーターJrはそのまんまワニなのに比べ、息子のMAXマンはどことなくビジュアル系。
母親に似たのでしょうか?
ワニと結婚した母親の顔が見たい気がします。
とにかく、スニゲーター一族三代の恨みを万太郎を倒すことによって晴らすというMAXマン。
しかし、ここで「あれ?」と引っかかります。
初代キン肉マンとスニゲーターは相打ちで、両方とも死んでいます。
とはいえ、悪魔将軍を倒して悪魔超人を壊滅させたキン肉マンに恨みがあるのは当然かもしれません。
そういうことにしておきます。
それにしても、道連れとはいえ、スニゲーターは自分自身の力だけでキン肉マンを殺した唯一人の超人ということになります。
ウルフマンのせいでせっかくの手柄が台無しでしたが、もう少し評価されてもよい気がします。
というか、ウルフマンが自分の命を投げうってキン肉マンを生き返らせた時点で、何度殺しても誰かが代わりに死んで生き返ることになってしまうので、正義超人との戦い自体が無駄のような気がするのですが。
さすがにこれ以後は、すべてを台無しにしかねないこの設定は、無かったことにされています。
ともかく、MAXマンの怨念パワーの恐怖でなにもできなくなる万太郎。
そんな情けない万太郎に怒り攻撃を続けるMAXマン。
あまりにつらさに「なんでも言う事を聞くから許して」と懇願する万太郎に、「スニーカーを舐めたら許してやる」といいます。
スニーカーを舐めようとする万太郎に場内大ブーイング。
座布団、枕、掛け布団、二段ベッド(?)が投げ込まれます。
それでもスニーカーを舐めようとする万太郎。
「でも、この部分汚そう」といって、別の部分に変えようとするとき、何かに足をすくわれ転倒し、MAXマンのスニーカーのカカト部分にダイブ。
足にひっかかったのは、セイウチンのしていたハチマキでした。
万太郎のために技をくらい続けたセイウチンの生き様を思い出し、涙を流し、「もう弱音は吐かない!」と立ち上がる万太郎。
感動のシーンです。
そんなシーンに水を差して台無しにしたのがMAXマン。
「てめー、俺の話聞いてねーなっ!スニーカーにとってカカトの部分をつぶされるのは大問題なんだぞッ!!」
駄々っ子のように叫ぶMAXマン。
オマケに、スニーカーオタクに囲まれ「これなら高く売れそう!」などといわれる始末。
「ったく、汚い手でさわりやがって!俺はこの体にわずかのチリはホコリがつくのが嫌な極度の潔癖症なんだぞ!あ~、気持ちわりぃ。」といい、ボディのスニーカーを綺麗に拭きます。
いつのまにやら、ただのギャグキャラになりさがり、もうスニゲーター一族の威厳も何もあったもんじゃないです。
この時点でMAXマンの運命が決まったといえるでしょう、南無。
そして、MAXマン打倒の策を思いついた万太郎。
体の力が抜けたといって突然倒れます。
そこに、容赦無くMAXマンが必殺技のビックブーツインパクトを繰り出します。
それをギリギリでよける万太郎。
そこにはうんちょが。
MAXマン、万太郎のクソに直撃。
ちなみに、「ウンチ」だと放送禁止なのか、「うんちょ」という表現で、アラレちゃんに出てくるような感じでかわいく描かれていました。
やけにリアルな原作に比べてマイルドな表現でよかったと思います。
うんちょに直撃したMAXマンはとにかく苦しみます。
万太郎曰く、MAXマンは子供の頃からリアルなスニーカーに変身することだけを考えていたせいで、肉体も精神も靴そのものになり、靴にとってダメージになることがそのままダメージになるようになった、ということです。
「新品の靴にとって一番のダメージは!!道端に落ちているうんちょを踏みつけることだ!!」
アホらしい…アホらしすぎる展開です。
ここでキッドの回想。
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やたらと気合満々で力説するキッドが素敵すぎです。
というか、マジメに戦え。
これで完全に流れが変わり、今度は万太郎のスープレックスでカカトにうんちょが炸裂。
「うんちょまみれの怨念なんてもう怖くないです!」と言ってミートも復活。
もだえ苦しむMAXマンの頭をつかみ、肩にかつぎあげ、上空に飛び上がります。
脱出しようとするMAXマンの手足をつかみ、必殺技の体勢に。
「逃げようとしたってダメだよ!この技は絶対脱出不可能なんだッ!」
「ついにだしたな、あの技を!」
「いっけー!」
「初代キン肉マンの必殺技のひとつ…」
「五所蹂躙絡み(ごどころじゅうりんがらみ)! またの名を…」
「キン肉バスターーーーッ!!
キン肉バスターの炸裂でキャンバスに倒れるMAXマン。
「君のおかげで勝つことができたよ…セイウチン!」
万太郎の勝利を見て、病院で涙を流すセイウチン。
キン肉バスターをしたら、万太郎もうんちょまみれじゃないのかとか、キン肉バスターは脱出可能だとか、色々つっこみどころはあるのですが、前者はそれを言ったらせっかくのキン肉バスターが台無しですし、後者はこの後の展開への伏線でもあるので、敢えてつっこまないようにしておきます。
ともかく、キン肉バスターのカッコよさが強調された場面でした。
勝利に歓喜し、カルビ丼音頭を歌う万太郎を、ケビンが呼び止めます。
万太郎は消耗していて戦うのは無理だ、とキッドとガゼルマンがたちはだかりますが、ケビンが呼び止めた理由は万太郎との勝負ではありませんでした。
デーモンプラントのTシャツを脱ぎ、それを破るケビン。
「気づいたのさ。俺はこんなくだらないヤツらといっしょに戦ってる場合じゃなかったんだ。」
ごもっともな意見です。
「デーモンプラントを捨てたが、新世代超人に入る気もないぜ。
どうやら俺には一匹狼が向いてるようだ。
俺は技術的にも精神的にも磨きをかけ、再びおまえたちの前に姿をあらわす。
そのときは万太郎…おまえももっと強くなっているんだな。あばよ。」
そう言い残し、ケビンはカッコよく去っていくのでした。
そしてケビンが去った会場に、大阪から連絡が。
万太郎の助っ人にかけつけたキッドが留守にしている間、大阪はデーモンプラントに襲われ、かけつけた新世代超人のゴージャスマンとバーバリアンが返り討ちにあっていたのです。
なんて役立たずなんですか、新世代超人。
そして、そこには二人の悪行超人をしたがえた一人の年老いた超人の姿が。
「あ、あいつは…悪魔超人界の重鎮、サンシャイン!!」
サンシャイン、キタ━━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━━ !!!!
「フォーッフォッフォッフォッ!喜ぶのは早い!喜びたければ、わしが手塩にかけて育てたここにいる二人の悪魔を破ってからにしなッ!フォーッフォッフォッフォッ!」
不気味に笑うサンシャイン。
更なる強敵の登場で終了です。
サンシャインはネプチューンマンに殺されたはずというツッコミもありますが、やはり超人墓場ではたらいて生き返ったのでしょうか。
その割にはスニゲーターは死んだままというのも釈然としませんが、ブロッケンマンなんてずっと死んだままでしたし、あまり気にしてはいけないのかもしれません。
所詮、ゆでですし。
ともかく、来週はエンディングアニメでも使用されている名場面、串カツを食べるサンシャインも見られそうで楽しみです。
ちなみに、サンシャインの声は佐藤正治さん。
初代キン肉マンのときと同じ方です。
まさにファン感涙ものといえるでしょう。
ネカマアイドルゆきは、キン肉マン2世を応援しています☆