ゆきにゃんのネット情報です。
先日、SPAMメールに関する日記を書かせていただきましたが、
対策を教わったので、今日はそれについて書かせていただきます。
多くの方が開封すらせずに削除していると思いますが、最近のSPAMメールの多くは、
「当DMは特定商取引法に関する省令に基づいて作成しています」
というような文で締めくられています。
どうも「法には触れてないですよ。文句ありますか、あ~~~ん?」みたいな主張が感じられて納得いきません。
さて。この特定商取引法、以前から問題になっている迷惑メールに対応するために一部改正されるそうなのですが、
その改正内容はというと…
・メールのSubjectに「!広告!」とすればOK ・通信販売事業者等のメールアドレスを表示。 ・メール本文にも広告である旨を表示。 ・メールの受け取りを希望しない場合の連絡先を表記。 (件名欄に「!連絡方法無!」と表示すればなくてもよい) |
ということだそうです。
この改正、何の解決にもなって無いどころか事態を悪化させているんじゃ無いかとさえ思えてきます。
なにしろ、広告であるとさえ言えば、逆にいくら送ってもかまわないということになりますし。
最近やたらと「!広告! ○○○」といったメールが多くて疑問に思ってたのですが、理由はこれだったようですね。
一応、「!広告!」とつければ中身を見なくても消せるでしょ、ということらしいのですが、
気がつけば広告まみれで遭難みたいなことになると悲惨ですし、
いちいち削除する手間を考えると納得いきません。
そもそも、くだらない広告メールは受信するだけで胸くそ悪いものです。
また、『メールの受け取りを希望しない場合の連絡先を表記』という点も、
『件名欄に「!連絡方法無!」と表示すればなくてもよい』というのは、根本的に何かが間違っていると思います。
何のための法律なのでしょうか。
そもそも、メールというものは、基本的にこちらが受信料を払うものです。
常時接続でないダイヤルアップユーザーや、携帯ユーザーは一方的に受信料を払わされて、いちいち削除しなければいけません。
いってみれば、捨てるだけのために必要の無いものを購入しているようなものです。
こんな理不尽な話はないでしょう。
とはいえ、やる気の感じられない法律に期待できない以上、こちらでなんとかするしかありません。
そんな方法のひとつとして、題名に「!広告!」とあるメールは自動的にサーバーから削除してしまうようにするというのがあります。
Outlookを使っている方は、次の方法でちゃっちゃと対策しましょう。
1.Outlook Express起動後、<ツール>メニュー→<メッセージルール>→<メール>と選択。 2.「ルールの条件を選択してください」欄で、「件名に指定した言葉が含まれている場合」にチェックオン。 3.「ルールのアクションを選択してください」欄で、「サーバーから削除する」にチェックオン。 4.「ルールの説明」欄で、「指定した言葉が含まれる場合」をクリック。 5.フォームに「!広告!」と入力し、<追加>→<OK>とボタンをクリック。 6.「ルール名」欄で「SPAM対策」と入力し、<OK>ボタンをクリック。 7.最後に<OK>ボタンをクリックして設定終了。 |
こうすれば、「!広告!」とついたメールはサーバーから削除されて快適にすごせます。
ザマミロ&スカッとサワヤカです。
今日も明日も逝ってよし。
また、もうひとつとして、HPを持っている方は、mailtoタグを使わないようにする方法があります。
やり方は簡単。
メールはこちらへ→xxx@xxx.xx.xx
といったように、文章だけですませちゃう手抜きな方法です。
メールを送信したい方には、少々面倒ですが、コピペして頂きましょう。
こちらの方法は閲覧者に手間をかけさせてしまうので、あまり誉めれたものではありませんが、
一時期のBadtransのように大量のウィルスメールなどが届いたりする場合は、これで対処してしまうのも手です。
非常に迷惑なSPAMメールですが、ある程度の対策は出来ます。
みなさんも、きっちり対策をして、快適なネットライフを過ごしましょう。