ゆきにゃんのネット情報です。
みなさんは、マサヤの世界というサイトをご存知でしょうか?
今年8月はじめごろに2ちゃんねるで話題になり、一時的に侍魂よりカウンタが回っていたサイトです。
マサヤの世界は、お世辞にも上手いとは言えない絵、その独特のコメント、妙に味わい深いマンガ、そしてマンガ家志望で現在フリーターで修行中という痛さが2ちゃんねるで話題を呼び、いつのまにか専用スレッドまでたつほどになりました。
そして、これを面白がった2ちゃんねらーは、自動でカウンタを回すHTMLを作り、マサヤ祭と称して大勢で一斉にカウンタをはじめます。
その結果、たった1日で50万ヒット。
そのカウンタを見たマサヤ氏の反応。
このネタなのか天然なのかわからないコメントが、更に2ちゃんらーに拍車をかけ、次の日にはもう100万ヒットを超えてしまいます。
そして、マサヤ君ファンサイトが設立され、マサヤキャラのイラストを描く人が現れ、マサヤキャラのAAまで作られてしまいます。
気がつけばキャラの性格やセリフまで勝手に作られ、「うろたえるでない!」「俺じゃダメなのか…」などの名セリフまで生み出されます。
しかし、一番盛りあがっているときにマサヤ氏は帰省。
マサヤの世界は1週間ほど更新できなってしまいます。
これで終わりかと思いきや、マサヤ祭は盛りあがる一方。
「マサヤが戻ってきたときには1000万ヒット」という目標をかかげ、多くの人がカウンタを回しつづけます。
全盛期には1日1スレッドを消費する勢いでした。
しかし、あまりにカウンタに負荷をかけすぎたため、カウンタのレンタル元の森永さんという人からの警告が来ます。
さすがにこれは迷惑だということで、一斉にカウンタを回す遊びは中止。
その後はジオのランキングを一位にしようという方向に切り替わります。
ちなみに、このとき森永さんは、「みなさん、本当のマサヤファンなのでしょうね」という名言を残して行きました。
この頃からでしょうか。
マサヤ氏のマンガや絵を見ているうちに洗脳されてきて、純粋にファンとなったマサラーと呼ばれる方々が増え始めました。
彼らはマサヤ氏のファン活動と銘打って、マサヤキャラの絵を描いたり、マサヤの世界のRPGを作り始めたりします。
最初はからかわれていたマサヤの世界が、いつの間にか熱心なファンを生み出したのです。
しかし、1週間をすぎても一向に更新されないマサヤの世界に対して、さすがに飽き始めた人はどんどんはなれていきます。
それでも、一部の熱狂的なマサラーたちは地道にファン活動を続け、その後もGIFアニメや3DCGなどが創作されつづけます。
そして、そんなときにモヤシさんという方があらわれます。
マサヤの世界に酷似した雰囲気、イラストが似ていることなどから「モヤシ=マサヤ」説が流れ始めます。
が、当のモヤシ氏はこれを否定。
マサヤの世界を見て「自分もあんな風なサイトを作りたいと思った」との発言。
しかし、その後もモヤシ氏に対する疑惑は晴れませんでした。
そして、昨日とうとうモヤシ氏が白状されたようです。
もう今さらごまかしてもしょうがないので、その通りです。
マサヤは、今モヤシワールドに飾ってある紅のT君が元ネタです。
元々は部内で特に同学に嫌われている元副将T君をさらに痛い人物として
仕立て上げて楽しむのが目的だったのですが、まさかスレッドまで立つとは
思いませんでした。
ちなみに当然T君は知りません。もしバレたら170cm90kgに圧死させられますね、、。
モヤシも実は後輩が元ネタだったりするのですが、あまり長くなってもいかんので
この話は省略します。
そのモヤシ君がマサヤの世界に何らかの決着をつけてほしいと願った事もあったので、
今回このような形で決着をつけさせていただきました。
それではこの辺で。
マサヤの世界はネタでした。
2ちゃんねるで大騒ぎになり、「ネタでもいい!俺はマサヤが好きだ!」と言うファンまで出てきたマサヤの世界。
ネタか天然か、マサヤはどうなったのか、2ちゃんねるを見てショックで死んだんじゃないかなどと色々な論議をかもしだしましたが、
結局ネタという結末でした。
人気マンガだった無題も、本人は「もう更新しないと思う」ということだそうで、結構残念です。
実はゆきも続きが読みたかったのですが(笑
ネタだったとはいえ、マサヤ騒動も決着がついてよかったのではないかと思う一方、これでマサヤの世界も本当に終わりかと思うと、なんだか寂しい気分です。